「インスタ映え」が2017年の流行語大賞にも選ばれ、衰えることを知らないインスタフィーバー。
今回は、そんなインスタグラムの激動の1年間で流行ったものを振り返ってみます。
目次
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1.2017年のインスタトレンド【ツール編】
2017年にインスタグラムは非常に多くの機能を追加しました。
その中でも特に反響の大きかった機能、そしてアプリをご紹介します。
1-1.アルバム機能
今までインスタグラムでは1回の投稿につき1枚しか写真が投稿できなかったのが、10枚まで同時に投稿できるようになったのがアルバム機能。
今や複数枚の投稿のほうが主流になりましたが、実はこの機能が使えるようになったのは2017年なんですね。もうみなさんお馴染みの機能になっています。
参考:
スワイプでアルバムがめくれる!最大10枚のインスタグラムアルバム機能
1-2.ストーリーズ機能
ストーリーズ関連機能が充実した2017年でした。
まず追加されたのがライブ動画機能。ユーチューバーが人気を集める中でそれに似た配信が手軽にできるということで使う人も多いようです。
参考:
時代はSNS?インスタグラムライブ動画の活用方法とは?
次にアンケート機能。ストーリーズ上で手軽にアンケートが取れるようになり、今やすっかり定着しました。
参考:
ストーリーズに新機能!インスタグラムに導入されたアンケート機能を徹底調査!
最近では、ハイライト機能も付きましたね。これによって24時間経つと消えてしまうストーリーズが保存可能になりました。
参考:
インスタグラムストーリーズが保存可能に、ハイライトとアーカイブ新機能の使い方と今後のユーザー動向を考察!
1-3.インスタグリッド
2017年の初頭に出てきたのがインスタグリッドアプリです。1枚の写真を3~9枚に分割して投稿することで、自分のホーム画面上に大きく写真が表示されます。とてもインパクトが強いので、企業のアカウントにも使われることもあります。
参考:
インスタグラムで画像を分割するグリッド投稿。効果的な使用法は?
2.2017年のインスタトレンド【フード・ドリンク編】
インスタ映えする飲食店だけをピックアップした飲食アプリまで登場したほど、写真映えにこだわったフード・ドリンクが続々登場しましたね。
2-1.チーズタッカルビ
圧倒的にインスタで流行したものといえば#チーズタッカルビでしょう。
韓国文化が根付いている新大久保には多くのチーズタッカルビの店が軒を連ねていました。
とろとろに溶けるチーズはインスタ映え抜群のため、#ラクレットチーズや#シカゴピザといったチーズ料理もインスタグラムでは流行りました。
参考:
【飲食店必見!】インスタグラムでシェアされやすいのは動画映えする商品!?
2-2.ストロベリーボンボン
#ストロベリーボンボンという名前に聞き覚えはないけど見たことはあるという人も多いのではないでしょうか?
ストロベリーボンボンとはフルーツをベースにしたスムージーの上に大粒のいちごとホイップクリームをのせた新感覚のスイーツです。
エルカフェというカフェのストロベリーボンボンが大きく注目されました。
かなりの人気だったためか、クックパッドにもストロベリーボンボンのレシピがたくさん掲載されるようになりました。
また、いちごビュッフエを中心にいちごを使ったスイーツにもかなりの人気が集まりました。
もうすぐいちごの季節を迎えますが、今年はどんないちごスイーツが登場するのでしょうか?
とても楽しみですね。
参考:
インスタグラムとレシピ動画は相性抜群!レシピ動画アカウントが流行る5つの理由と参考にすべき人気アカウント5選
2-3.電球ソーダ
台湾発祥の#電球ソーダが爆発的な人気を集め、お祭りの定番の屋台になりました。
手軽に作れることから、学園祭でも販売している店舗がありました。
韓国や台湾発祥のフードやドリンクは常に注目が集まっています。
参考:
今熱い!親日台湾のインスタグラム事情とは?
韓国で人気のスイーツ店から見る、インスタ映えの5つのポイント
3.2017年のインスタトレンド【スポット編】
3-1.カラフルな神社
インスタで話題になって爆発的人気を誇ったのが八坂庚申堂。
カラフルな背景が可愛いと話題になりました。
三光稲荷神社も可愛らしい絵馬がかけることで話題に。
圓満寺も同じようにインスタスポットとして話題になりました。
一つの画面にさまざまな写真が大量に表示されるインスタグラムでは、派手な画像の方が目に止まりやすいため、このようなコンテンツはインパクトが大きいです。
だから人々は、カラフルだったり可愛い絵馬に魅了されるんですね。
どこかグアムの恋人岬を彷彿とさせます。
参考:
グアムの観光スポットに学ぶ!フォトジェニックの生み出し方
今や寺社もインスタを利用する時代?寺社だからこそできるインスタの世界観!
3-2.ウォールアート
ウォールアートも2017年にかなり流行りました。
羽の絵が印象的な横浜のマリン&ウォークは話題になりましたね。
制作者が意図せずインスタで話題になったのは、ディズニーランドの工事中の壁です。
ディズニーにはフォトスポットがいくつかありますが、今は編集技術というのも進歩しています。
パステルカラーという可愛いけれどシンプルな背景で写真が撮れれば、あとは編集で素敵な写真にすることができるのです。
また、「誰でも手軽に真似ができる写真の撮り方が確立されたこと」も、流行の要因だと思われます。
このようにインスタで突然話題になるケースもあるのです。
参考:
ウォールアート×Instagramで宣伝効果を生み出せる?!宣伝方法も流行に乗る時代へ!
ウォールアートで人を呼ぶ! 宣伝・情報発信に効果的なウォールアート事例
3-3.外国風の街並み
“外国風“の街並みが人気を集めました。
SNSのホーム画面にする人も多いようです。
三重県の志摩スペイン村はスペイン風の街並みが写真映えするとインスタに数多く投稿されました。
東京では自由が丘にもベネチアの街並みを再現したラヴィータという場所がありますし、
都内にも意外とインスタ映えする外国風の街並みが存在します。
参考:
イケてる流行は海外から!インスタグラムを通じた海外からの影響
4.まとめ
2017年は、インスタグラムがかつてないほど盛り上がった1年になりました。
今まで何も価値のなかったものに対しても”インスタ映えする”という理由があれば、それだけで価値が生み出されることもありました。
インスタグラムにおいて価値が生み出されるとは、言い換えると影響力があるということ、もっというと他のユーザーにも投稿を真似されるネタであることだと考えられます。
つまり、インスタ映えする投稿は真似されやすいということです。
このような背景から、企業がインスタグラムを活用するためにはインスタ映え投稿の連鎖を生み出せる”フォトコンテストキャンペーン”のような施策を打つことが重要になってくるのではないでしょうか。