フォトジェニックな観光スポットとは?グアムに学ぶインスタ映えのつくり方

インスタのイマドキ

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グアムに関するインスタグラムの投稿数は爆発的に増えています。そこで今回私はガイドブックを使わず、インスタグラムだけを参考に旅行してみました。
旅行を通して感じたフォトジェニックの生み出し方・フォトスポットの生み出し方をご紹介します。

目次

1.グアムはフォトスポットの宝庫。

グアムの中にある観光スポットは、写真映えするいわゆる「フォトジェニック」がたくさんあります。#guamのハッシュタグとともに多くつけられてるハッシュタグの観光地を実際にまわってみました。

1-1.#タモントレードセンター


一度はSNSで目にしたことがあるであろうこの鮮やかなピンク色の建物。これはグアムの中心部、タモンにある #タモントレードセンター という建物です。写真を撮るたくさんの女の子たちで溢れていました。

1-2.#フィズアンドコー


大型商業施設の中の一角にある小さな飲食店、それがフィズアンドコーです。鮮やかな水色と赤で彩られた店内がとても可愛いですよね。さらに壁一面には巨大なボードがあり、マジックで好きなことを書けるようになっているんです。思わずインスタに載せたくなるスポットです。

Fiz &Co.インスタグラムアカウント @fizzsodashop

1-3.#恋人岬

現地では通称 #two lovers point とも言われています。恋人の聖地として有名ですが、もちろん友達同士でいっても楽しめます。
恋人岬にあるお土産屋さんで、ハート形の鍵を販売しています。そのハートの鍵を近くの柵に恋の願いとともに鍵をかけていくのですが、その光景がカラフルでとても可愛いいので、写真を撮らずにはいられません。

2.観光客によって付けられる付加価値

「インスタで話題に」という宣伝文句で有名になる観光スポットは、すなわち「ユーザー投稿によって有名になった」と換言できます。観光客によって、既存の観光スポットに付加価値がつけられる仕組みについて見ていきましょう。

2-1. ユーザーの投稿で人気に

タモントレードセンター自体は、さほど大きなお店ではありません。しかし、なぜこのように有名になったのでしょうか?
実は以前、モデルさんがここで撮影した写真がインスタグラム上で話題となりました。それ真似した写真が、多くのユーザーから投稿されるようになり、このように有名になったのです。タモントレードセンターは今では女子旅には必須のフォトスポットです。

撮り方にもポイントがあります。

  1. 柵の上に座って横向きに座る
  2. 日本語の看板をうつさないようにとる


というのが綺麗な写真を撮るポイントだそうです。

2-2.どれだけ穴場スポットを見つけられるか

例え観光スポットでなくても、「インスタ映えする」という要件さえあればインスタグラムユーザーは集まります。今回のグアム旅行を例にあげると、例えばバス停。グアムの街では、至るところにとても可愛いデザインのバス停が設置されています。私も用はなくてもわざわざ降りて写真を撮ってしまいました。

このように、観光スポットでなくてもインスタグラムユーザーの心さえ掴んでしまえば、インスタグラムに投稿され、拡散してもらえるのです。

2-3.現地の人もフォトスポットに理解がある

グアムに行って感じたのは、現地の人たちは国外の人々がインスタで話題にしているスポットに関して、充分に理解があるということです。
拙い英語でしたがI’m looking for pink…と言っただけでタモントレードセンターまで連れて行ってくれたり、柵に登るよう指示をしてくれたり、とても対応が俊敏でした。

3.フォトジェニックになり得る要素

ここまで、「インスタで話題に」なることによって付加価値のつけられた観光スポットについて見て来ました。では続いて、「インスタで話題に」してもらうために必要なフォトジェニックになり得る要素とはどんなものがあるのでしょうか?さっそく見ていきましょう。

3-1.背景から浮くほどの「ビビットカラー」

最初に挙げるのは、「ビビットカラー」です。
冒頭で挙げたタモントレードセンター、フィズアンドコー、恋人岬の3つに共通して言えるのは、背景から浮くほどのビビットカラーを基調としているということです。特にインスタグラマーは印象にも残りやすく、写真映えしやすいカラフルなビビットカラーを好みます。グアムにはこのようなビビットカラーが多く見られました。

3-2.オシャレに彩られた「地名」

次にあげるのは、ズバリ「オシャレな地名の表記」です。
旅行の写真のアルバムをインスタにアップするのだとすれば、やはり1番最初のページに持ってきたいのは「グアムに来た」というのが1発でわかる写真。とすれば、このようなグアムという文字のモニュメントは必須アイテムです。

two lovers pointと呼ばれている恋人岬にも、この要素を取り入れた、素敵なフォトスポットがありました。

3-3.自分が訪れた「証」

フォトジェニックの要素、最後にあげるのは「自分が訪れた証を残せる」ということです。
冒頭で挙げたフィズアンドコーは店内に自由に書ける黒板がありますし、恋人岬は願い事を書いて絵馬のような形でつるしておけるようになっています。自分が来た証を残せるというのは魅力的ですし、写真にもおさめたいですよね。さらに、訪れた観光客の多さが可視化できますので、客観的に見ても「このスポットが盛り上がっている」という印象を発信することができます。

4.まとめ

今回のインスタグラムを使ったグアム旅行で感じたことは以下の3点です。

4-1.フォトジェニックは生み出せる

グアムはもちろん海も綺麗でフォトジェニックではありますが、今回とりあげたのはあげたのは、写真映えする人工物が中心でした。フォトジェニックと呼ばれる写真スポットは、生み出すことができるのです。

4-2.既存の物に付加価値をつけられる

インスタグラムで話題になるということは、既存の物に付加価値をつけるということです。新しいものをゼロから生み出すのではなく、今あるものに付加価値をつけるようインスタ映えするコンテンツを考えるのも一つの案かもしれません。

4-3.「宣伝する」のではなく「宣伝させる」

広告臭のする投稿や宣伝はインスタのユーザーからあまり好まれませんし、拡散しようという気持ちにもなれません。反対に、自分が訪れたとても綺麗なところの写真はやはり誰かに自慢したり共有したりしたいものです。大切なのはユーザーの心をいかにつかんで「投稿したい」と思わせることなのではないでしょうか。

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