新しい機能が追加され活用の幅が広がり続けているインスタグラム。
今回は、海外で導入されている一方で日本に未上陸の機能、そしてこれから実装されると海外で話題になっている新機能を4つご紹介します!
目次
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1.ショッピング投稿の広告化
まずはじめにご紹介するのは、インスタグラムのショッピング投稿が広告として掲載できるサービス。既に一部の事業者が利用できるようテストが始まっているショッピング投稿の広告化ですが、これによって潜在顧客への大規模なリーチを生むことができそうです。
昨年、投稿された商品の写真をタッチするとそのままインスタグラム上で商品購入ができるショッピング機能が導入されました。商品の認知から購入までをインスタグラムの中で完結できるようにし、シームレスな購買行動をユーザーに可能にしています。
今回は、この投稿が広告として出現するサービスの提供です。
掲載された広告としてのショッピング投稿に、興味を示したユーザーが写真をタップすると、まず、インスタグラム内の商品説明ページに導かれます。その後ショッピング機能と同様にその事業者のサイトでの商品購入ページに誘導されます。
多くのインスタグラムユーザーが既にショッピング機能の付随した投稿に慣れていることから、この広告機能は浸透しやすい上、潜在的な顧客層へのリーチを拡大することができるのではないでしょうか。
参考:
https://business.instagram.com/blog/testing-instagram-shopping-posts-as-ads/
2.PC上でDM送信が可能に
続いてご紹介するのは、ダイレクトメッセージをパソコン上からも送信可能にする機能です。
スマートフォンなどのモバイル機器のインターフェイスではお馴染みのダイレクトメッセージ機能ですが、未だパソコンからはそれを利用することができません。
まだ公表されていない隠れた新機能と結びつくようなコードの発見を得意としているJane Manchun Wongが、10月10日、インスタグラムがダイレクトメッセージ機能をPCのユーザインタフェースでも使用できるように動いていると報告しています。それはFacebookのチャットアプリであるMessenger と似た構図になると予想されています。
企業やインフルエンサーが運用するインスタグラムアカウントでは、多数のダイレクトメッセージのやりとりが日々発生することもしばしばあるでしょう。PC上でのダイレクトメッセージの送信が可能になれば、アカウント運用者の負担も軽減されるのではないでしょうか。
参考:
3.ストーリーの新フィーチャー 『Throwback Thursday 』
多くのユーザーがデイリーで利用しているインスタグラムストーリー。その新しいフィーチャーとして『Throwback Thursday 』が海外で導入されています!
これは過去の同じ日に投稿された写真や動画、それがない場合は過去の同日にアップロードされたストーリーがランダムに選ばれ、ストーリー上に掲載されるというものです。
自身でどの写真にするかを選ぶことができないということが1つのポイント。しかし、シャッフルをすることができるため、上に表示されるサイコロ型のボタンを押せばインスタグラムが別の写真を提案します。
参考:
https://thenextweb.com/apps/2019/10/09/instagram-turns-throwback-tuesday-into-a-stories-feature/
4.フィッシング詐欺メールの対策機能が導入
最後にご紹介するのは、海外では既に利用が始まっているフィッシング詐欺メールを発見することのできる機能です。公式のサイトを装いユーザーを偽サイトに誘導、その後個人情報などを盗み悪用するフィッシング詐欺は、インスタグラムを始めSNS上で多く発生しています。
そこで今回公式インスタグラムから送られてきたメールかを確認できる機能が実装されました。
インスタグラム上の自身のプロフィール画面から【設定】を選び、【セキュリティ】を選択したのちに表示される、【E-mails from Instagram 】から操作ができます。
もし、インスタグラムを名乗るメールが届きその中でパスワードの変更を求められた場合には、それが本当にインスタグラムから送られたものか、あるいはインスタグラムを装った偽のユーザーから送られたものかをこの機能により確かめることができるのです。
2段階認証など、こういったサイバー犯罪への対策を行ってきたインスタグラムですが、こういった自社が送ったメールか否かを確かめるサービスを付随し、さらにそのセキュリティ強化を強めています。
参考:
5.まとめ
今回は新たに海外で導入されている機能、そして導入間近だと噂をされている機能をご紹介しました。
ショッピング機能の広告化、PC上でのDM送信機能、ストーリーの新フィーチャー『Throwback Thursday』、フィッシング詐欺メールへの対策機能、どれも今まで以上にインスタグラムの活用を拡大する鍵となりそうです。