Instagramから公式に、長編動画を投稿するためのアプリ「IGTV」がリリースされました。
【参考】「IGTVへようこそ(Instagram INFO CENTER)」
今回は、IGTVでなにができるのか、今後Instagramのトレンドはどのように変化をしていく可能性があるのかをまとめました。
目次
目次
1.Instagramの長時間動画サービス「IGTV」とは
IGTVとは、Instagramが公式に発表した長編動画共有サービスで、その名の通り「IGTV」という名でInstagramとは別にアプリがリリースされています。

これまでInstagramに投稿できる動画は1分間まででしたが、IGTVがリリースされたことで最大60分間の動画をシェアできるようになりました。
1-1.IGTVの動画を視聴する方法
まずIGTVアプリをインストールします。
IGTV(https://itunes.apple.com/jp/app/igtv/id1394351700?mt=8)
IGTVアプリを立ち上げると以下の画面が表示されるので、指示に従い進めていきます。


通知を許可すれば、自分の投稿に他のユーザーがアクションをしてくれた際に通知が来るようになります。

IGTVアプリを起動すると、すでに投稿されている他のユーザーの動画が自動的に再生されます。
「おすすめ」「フォロー中」「人気」「視聴を再開」のタブを切り替えることで、自分が見たいチャンネルを切り替えることができます。

「おすすめ」タブには人気投稿(いいねやコメント、視聴数が多い投稿)の他、自分がフォローしているアカウントの動画など、Instagramが独自のアルゴリズムで自分に関係があると判断された動画がレコメンドされるようです。
「フォロー中」タブには自分がフォローしているアカウントの動画が、「人気」タブには前述の通り多くのInstagramユーザーから人気を集めている動画が、そして「視聴を再開」タブは視聴を中断している動画が表示されます。
1-2.IGTVに動画を投稿する方法
IGTVに長時間動画を投稿するためには、まずチャンネルを開設する必要があります。
画面内のプロフィールアイコンもしくはその隣の設定アイコンをタップしましょう。

あとは設定画面の「チャンネルを作成」ボタンから指示に従って進めていくだけです。




これでチャンネルが作成できました。
次に、画面下部の「動画をアップロード」というところをタップします。

再び指示が出てきますので、写真へのアクセスを許可します。

投稿したい動画を選択します。

動画にはカバー画像を設定できます。
ここで設定されたカバー画像が、その動画の顔になります。


あとは、タイトルなど必要な情報を入力し、「投稿する」ボタンからシェアして完了です。

IGTVに投稿した動画は、Instagram内のストーリーズハイライト部分に表示されるようになります。

また、InstagramからもIGTVを視聴・投稿することができます。
Instagramアプリの画面上部にオレンジ色のIGTVボタンが設置され、そこからIGTVの視聴、投稿が可能です。

そして、ビジネスプロフィールに設定しているInstagramユーザーは、IGTVでもインサイトを確認することができます。

IGTVでいいねやコメントがついた場合はInstagramアプリにも通知が届く仕様になっているので、ユーザーからのリアクションを見逃すことは無いでしょう。

2.IGTVのさまざまなルールや機能
ここまでIGTVの基本機能について紹介をしましたが、長時間動画を投稿するにはいくつかのルールや注意点があります。
- IGTVのさまざまなルールや機能
 - 15秒〜10分間の動画限定である。
 - 動画を投稿するにはチャンネルを作成する必要がある。
 - フォロワーが多く、かつ認証アカウントであれば60分間の動画投稿が可能になる(ただしPCからのみ)。
 - 動画のフォーマットはMP4のみ。
 - アスペクト比は4:5から最大9:16で、スマートフォンに最適化された縦型のサイズに対応。
 - データ容量は、10分以内の動画であれば650MBまで、60分以内の動画であれば5.4GBまで。
 - IGTVでフォローしたチャンネルは、Instagramのアカウントも同時にフォローされる。
 - IGTVの動画にいいねやコメントがつくと、同時にInstagramにも通知が反映される。
 - IGTVの動画についたコメントをInstagramアプリで返信することができる。
 
その他、詳細についてはこちらの公式ヘルプセンターをご確認ください。
IGTV(https://help.instagram.com/381435875695118)
3.IGTVに見る、Instagramの今後の可能性とは
IGTVはまだ生まれたばかりのサービスです。
そのため、これから何ができるようになるのか、どのように機能が追加されどのようにユーザーに使われていくのかという可能性は無限に考えられます。
今後IGTVがどのような展開をするのかということは常に注目しておきたいところですが、たとえばYoutubeを始めとした他の動画投稿サービスのユーザーがIGTVに流れてくる可能性や、現在Instagramでも通常の投稿やストーリーズにおいて広告が配信できるように、今後IGTV内に広告配信できるようになる可能性は否定できないでしょう。
特にYoutubeとは違い、スマートフォンに最適化された「縦型動画」であるという点は、スマートフォンが生活に馴染んでいる層において支持を得られる強みではないでしょうか。
また、先日日本国内でもリリースされたショッピング機能との連携も気になるところです。
いずれにせよ、企業としても一般ユーザーとしても、「縦型で、Instagramと連携され、長時間の動画を投稿できるIGTVには目が離せません。
Instagramマーケティング支援を行っているテテマーチも、引き続きInstagramのビジネス活用方法についてさまざまな視点からアプローチをしてまいります。




