【ソーシャルリスニング】情報収集のためのInstagramマーケティング活用法

インスタビジネス活用

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4月から新年度となりました。プロモーション予算の再編成が行われた法人も多く、企業だけでなく、自治体まで様々な法人のInstagram活用がさらに加速しているように感じます。
Instagram活用と言えばアカウントの育成やインフルエンサーとのコラボなど情報発信を目的に活用されることが多いですが、情報収集の場としてマーケティング活用を行う企業も増えてきました。

今回は情報収集の場としてのInstagram活用の可能性についてご紹介します。

目次

1.ソーシャルリスニングとは?情報収集のためのInstagram活用法

ソーシャルリスニングとは、InstagramやTwitterなどSNSを活用して消費者の声を収集し、市場調査することです。サービスや商品の品質改善だけでなく、商品開発やプロモーションのヒントを得ることもできます。

Instagramには自然発生的に多くのビジュアル投稿が常に集まってくるため、そのユーザー投稿から流行をキャッチし商品開発やプロモーション企画を行うことで、タイムリーにユーザーに響く施策を打つことができます。

2.Instagramのソーシャルリスニング活用事例

では実際に、ソーシャルリスニングを活用している事例を紹介します。
ここではジャンルの異なる「H.I.S」「無印良品」「ワタベウェディング」の3社を取り上げさせていただきました。

2-1.H.I.S コンテンツ収集から商品化

参照:https://www.his-j.com/girls_trip/tabi_jyo/tour/index.html

若者を中心に人気の旅行代理店H.I.Sでは、旅行が好きな若い女性を#タビジョというハッシュタグでコミュニティ化し、多くのインスタ映えする旅先写真の投稿をユーザーに促しています。
#タビジョをInstagramで探してみると、素敵なビーチやカフェ、世界の絶景など誰もが行きたくなるような旅先写真が溢れています。

そんな素敵な写真を投稿してくれる#タビジョのコミュニティからアンバサダーを任命したり、コンテンツメディアを運営するだけではなく「タビジョツアー(Tabijyo TOUR)」という、旅する女子「タビジョ」に向けた、フォトジェニックなツアーの商品開発まで行っています。
素敵な写真を撮りに行くことを目的に旅行を企画する若者たちが増えてきている中で、逆にユーザーからインスタ映えスポットの情報を集め商品化することで支持されやすい商品開発につながります。

【H.I.SのInstagramアカウント運用方法(過去の記事)】

2-2.無印良品 Instagram内の流行をキャンペーン化

参照:https://www.instagram.com/explore/tags/mujipenart/?hl=ja

生活雑貨から、衣服、食品まで幅広い商品展開をグローバルに進める無印良品。もともと無印良品では、モノづくりプロジェクトという消費者の声から商品開発や、商品改良を行う取り組みを行っています。

そんな無印良品のソーシャルリスニング事例は、「#mujipenart」という無印良品のペンを使ったアート作品を募るプロモーション企画です。
この企画は、「#mujipen」というハッシュタグで海外を中心に無印良品のペンの品質の高さを称賛し多くの方がイラストやアート作品を投稿する動きをキャッチアップして企画された取り組みでした。

「#mujipenart」には多くの投稿が集まり、集まった作品をニューヨークで展示するという取り組みまで行ったこの企画は、商品認知だけでなく商品の高品質さのアピールやmujipenユーザーのモチベーションアップも期待できます。

【無印良品のInstagramアカウント運用方法(過去の記事)】

2-3.ワタベウエディング キャンペーン実施でモニター発掘

参照:https://www.watabe-wedding.co.jp/easy/campaign_hawaiilovers/

国内国外でリゾートウェディングを展開するワタベウエディングでは、新サービスのプロモーション企画にソーシャルリスニングを取り入れています。
籍は入れるが、挙式はなしといういわゆる「ナシ婚層」が増える中、ワタベウエディングが新たにはじめたEASYという低予算プラン。業界でも驚きの価格設定になっている本プランは、ユーザーの不安払拭のためモニターを募り体験談を作るというプロモーションを実施しました。

このモニターには体験しているウェディングの準備期間や実際の挙式の様子をInstagramでも発信してもらうという企画となっていたため、モニター募集の座組にInstagramのフォトコンテストを盛り込むことで、どのような写真を投稿される方なのかも加味してモニターをアサインしました。

フォトコンテストという企画からソーシャルリスニングを行うことで、企業のブランドと世界観があう方、ターゲットユーザーに共感されやすい方を見つけることもできます。

【ワタベウエディングのInstagramキャンペーン(過去の記事)】

3.Instagramから情報収集するためのポイント

ここまで、いくつかのソーシャルリスニング事例を紹介してきましたが、Instagramでソーシャルリスニングするためのポイントをいくつかご紹介します。

3-1.ユーザーをベンチマークする

1つ目は、ユーザーをベンチマークすることです。ハッシュタグで自ブランドについて、頻繫に発信してくれているファンユーザーをベンチマークすることで、熱量の高いファンになりえるユーザーの傾向を追えます。また、まだ自ブランドの発信はしていないがターゲットの顧客層に人気のあるユーザー(フォロワーの多い方)をベンチマークすれば、ターゲット層に響きやすいものが見えてくるかもしれません。

3-2.ハッシュタグをベンチマークする

2つ目に、ハッシュタグのベンチマークです。自ブランドのハッシュタグ投稿がすでにあれば、そのハッシュタグ投稿は必ず確認しましょう。利用者から上がる声は大きなヒントになります。また、「#〇〇部」や、「#〇〇グラム」「#〇〇好きさんと繋がりたい」など特定ジャンルでハッシュタグのコミュニティができているケースもあります。

自分たちの会社に近いハッシュタグコミュニティがあればベンチマークすることで、ユーザー傾向が見えてくるでしょう。ハッシュタグはフォローすることができるようになったので、気になったハッシュタグはフォローすると情報のキャッチアップが楽になります。

3-3.コミュニティを構築する

3つ目は、少し高度で時間もかかりますが自分たちでコミュニティを構築することです。事例でも紹介したH.I.Sさんの#タビジョは、関西タビジョ会や、茨城タビジョ会など地域別のコミュニティまでできるくらい旅好き女性のコミュニティができています。
自分たちのブランドや活動への熱量の高いファンユーザーをコミュニティとして繋げ、応援することでよりスムーズに情報のキャッチアップができます。

4.まとめ

今回は、ソーシャルリスニングを題材に情報収集の場としてのInstagram活用法についてご紹介しました。SNSが盛り上がる昨今、流行はメディア発信ではなくユーザー発信で起こるケースが多く、インスタ映えで話題がマスメディアに取り上げられます。

いかにユーザーの声を傾聴し、スピーディーに情報をキャッチアップすることで、商品開発やプロモーション企画に活かすか。ユーザーが共感しやすい取り組みができるかが、商品開発とプロモーション成功の鍵ではないでしょうか?

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