※こちらの記事には未確認事項も含まれています
※2018年12月14日に内容を追加しました
※2019年1月10日、正式にリリースされたことを確認しました(iOSのみ)
2018年12月6日時点、Instagramに新機能がテスト中である可能性が浮上しました。それは「複数アカウントへの同時投稿ができる」というもの。
Instagramは、現在1人で最大5つのアカウントに同時ログインすることができます。
これまではあるアカウントにログインし、そこから投稿をした場合にそのアカウントへのシェアのみが可能でした。
しかし、今回新たにテスト中だと思われる機能では、あるアカウントにログインしてフィード投稿をする際、その他にログイン中の複数アカウントにも同じ内容で同時投稿ができるようになります。
Instagramで複数アカウントに同時投稿する方法
複数アカウントへの同時投稿を行う方法はいたってシンプルです。
通常通り、フィード投稿を行う手順で作業をすると以下の画面のように「他のアカウントに投稿」という表示が出るので、同時投稿したいアカウントを選択して投稿をシェアすれば完了です。
今回はテテマーチ社員のアカウント「@nappippi_」にて試験的に投稿を行なったところ、同時に選択したもう一方のアカウントにも同じ画像がシェアされました。
ストーリーズに関しては現在のところ複数アカウントの同時投稿機能は確認できておりませんが、今後ストーリーズに関してもフィード投稿のように複数アカウントへの同時投稿ができるようになる可能性があります。
Instagramアカウントの運用も簡単に
複数アカウントへの同時投稿が可能になったことで、企業のInstagramご担当者の方にとって朗報があります。
それは、アカウントAにログインしたままでアカウントBのフィードに投稿することが可能になった点です。
これまでは、Aのアカウントにログイン中はAのフィードにのみ投稿することができ、Bのアカウントのフィードに投稿する場合はアカウントを切り替えなければなりませんでした。
しかし、今回の機能が実装されたことでその手間を省くことができ、Instagramのアカウント運用が容易になります。
たとえば以下の画像のように、「nappippi_」にログインした状態で、そのほかのアカウント(ここでは上から2つ目)のみを選択してフィードに投稿します。
その結果、その別のアカウントのみにフィード投稿が反映され、nappippi_のアカウントとしてのフィード投稿は行われません。
このほか、複数アカウントへの同時投稿ができるようになったことでどのように使い方の幅が拡がるのか、調査ができ次第追ってご紹介します。
Instagramの狙いとは?
Instagramは、親しい友達のみにストーリーズを投稿することができる機能を先日実装したばかりです。
ーーInstagramに「親しい友達リスト」が登場。機能や設定方法とは?
今回はそれに反する形で、フォロワーの中の一部のユーザーに情報発信をするのではなく、複数のアカウントのフォロワーに対して横断的に同時投稿ができる機能となります。
これは、Instagramがより「コミュニティ」に重きを置き始めた表れではないかと考えられます。というのも、投稿内容によっては一部のフォロワーにのみ発信したいものもあれば、自分が持つ複数のアカウントのフォロワーに対して発信したいものもあるためで、つまり小さなコミュニティと大きなコミュニティのどちらに対しても適切に投稿を届けるための機能とも考えられるのではないでしょうか。
Instagramは快適なユーザー体験を提供できるよう試行錯誤を続けているため、今回の複数アカウントへの同時投稿に関してもユーザーニーズに応えた形ではないかと考えられますが、今後この機能に関しても新たな情報が分かり次第、追ってご紹介します。