インスタグラムの新機能!ブランドコンテンツツールとは?

基本機能紹介

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インフルエンサーを活用したインスタグラム広告を展開したいマーケティング担当者必見。インスタグラムの新機能、ブランドコンテンツツールについて分かりやすく説明します。

目次

1.インスタグラムにブランドコンテンツツールが導入!

2017年11月7日にインスタグラムは新たな機能を追加しました。

それが「ブランドコンテンツツール」です。

ブランドコンテンツツールとは、簡単にいうと「この投稿は広告です」という表示を出す仕組みのことです。

一見、広告だという表示を出してしまうことでユーザーと広告主にはデメリットが生まれてしまうのではないかと思われるかもしれませんが、実はそれ以上に大きなメリットもあるようです。

このアップデートにより企業とインフルエンサーのタイアップ投稿に高い透明性が保たれます。

その為、インスタグラムを使ったビジネスを変える大きな鍵となるのではないかと予想されています。

今回はそのブランドコンテンツツールについて詳しく解説していきます。

2.ブランドコンテンツツールとは?

前述のとおりブランドコンテンツツールは企業とインフルエンサーのタイアップ投稿に高い透明性を発揮するものです。

ブランドコンテンツツールが導入により「ブランドコンテンツのタグ付け」が可能になりました。

このタグ付けによりインフルエンサーと企業の宣伝活動に統一性をもたらし、タイアップ投稿は今までよりも増えることになるでしょう。

2-1.PR活動がブランドコンテンツのタグ付けで劇的に変化する

従来の投稿では、インフルエンサーはハッシュタグで「#PR」と入れたり、「〜さんからいただきました。」などと表記する程度しかタイアップ広告であることを認知させることは出来ませんでした。

しかし、ブランドコンテンツのタグ付けが可能になったため、どの企業とのタイアップかがひと目で分かるようになり、インフルエンサーのタイアップ投稿に信頼性をもたらします。

ブランドコンテンツのタグ付けを行うと下の画像のように名前のすぐ下に「~とのタイアップ投稿」と表示されます。

🇱🇺 #visitluxembourg

Takashi Yasuiさん(@_tuck4)がシェアした投稿 –

もし、企業がインフルエンサーに宣伝を頼んだ時に不適切なタグ付けが行われるとインスタグラムの運営側がその投稿を削除してしまいます。

タグ付けによるタイアップ投稿に高い信頼性や透明性が現れるのはそのためです。

3.ブランドコンテンツツールでアクセス解析もできる

このブランドコンテンツツールは企業がタグ付けをしたインフルエンサーのインサイトにアクセスすることが出来ます。インフルエンサー自体へのインサイトの解析ができるのは企業にとっても嬉しい情報なのではないでしょうか?

3-1.Facebookからインフルエンサーのインサイトにアクセス

インサイトへのアクセスは「Facebookページインサイト」から行います。出来る事としては主に

  • インフルエンサーの投稿のリーチやエンゲージメントの確認(いいねやコメント等)
  • ビジネスパートナー(インフルエンサー)の承認

などが挙げられます。

リーチやエンゲージメントの確認

企業は自分のFacebookページインサイトでインフルエンサーのフィード投稿のリーチやエンゲージメント(「いいね!」、コメントなど)を確認できます。

インスタグラムのストーリーは、タグ付けされた企業は14日間分の指標(リーチ、次へのタップ、前へのタップ、返信、ストーリーズからの移動)を確認できます。

インフルエンサーは今までと同様にアプリ側のインサイトを確認できます。

3-2.インフルエンサーが企業をタグ付けする方法

まずは通常の投稿画面に進み、詳細設定を開きます。

ビジネスパートナー1

詳細設定の中からビジネスパートナー(企業)のタグ付けを選択します。

ビジネスパートナー2

そうすると次のような検索画面になるので、タグ付けしたい企業を検索します。

ビジネスパートナー3

目当ての企業が出てきたら選択します。

ビジネスパートナー4

下記のように灰色で企業名が表示されれば成功です。

ビジネスパートナー5

パートナーの承認

また、パートナーの承認も導入されました。企業がインフルエンサーの投稿にタグ付けされる前に、企業がインフルエンサーを承認できる機能が導入されます。

デフォルトの設定ではインフルエンサーの承認がオフになっているため、インフルエンサーは規制などなく企業をタグ付けできます。

しかし、企業側はいつでもインフルエンサーの承認をオンにして、企業をタグ付けする前にインフルエンサーを承認することができます。

この機能があることでインフルエンサーが勝手に企業をタグ付けすることを防げます。

4.まとめ

  • ブランドコンテンツツールにより企業とインフルエンサーの信頼度が上がった
  • 企業側もインフルエンサーのエンゲージメントが確認できるようになった
  • 企業にもインフルエンサーにもブランドコンテンツツールはメリットがある

ブランドコンテンツツールは広告主(企業側)にインフルエンサーの投稿が一般ユーザーにどのような影響を与えているのかを数字で確認できるというメリットがあります。

一方投稿主(インフルエンサー)側には「ステルスマーケティングなのではないか」などのユーザーの疑いもなくなり、以前よりもタイアップ投稿がしやすくなりました。

ブランドコンテンツツールはタイアップ投稿に大きな効果を発揮するはずです。インフルエンサーとのタイアップを検討している企業は使ってみてはいかがでしょうか。

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