【インスタレポート】#たはら暮らし とオフ会開催でコミュニケーションづくり!愛知県田原市のインスタグラム活用法

インスタレポート

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フォロワー約8900人を獲得し、インスタ映えする写真や日常の暮らしの写真からフォロワーに魅力を伝えている田原市。オフ会はじめとするユーザーコミュニケーションを含むインスタグラム活用法を伺いました!

目次

1.ご紹介

1-1.田原市ご紹介

(HP: http://www.city.tahara.aichi.jp/)

愛知県南端、渥美半島に位置する田原市。菜の花を始めとする四季折々の景色や、いちご、メロン等の季節の果物や花き、野菜の施設園芸農業で知られています。

今回はインスタグラムの運用を担当する田原市役所企画部広報秘書課広報広聴係の下村さんにお話を伺いました!

1-2.インスタグラムアカウントご紹介

インスタグラムアカウント:@tahara_kurashi
開始時期:2016年7月20日
フォロワー数:8907人(2017年9月時点)

2.投稿手法について

2-1.インスタグラムで地域ブランド化を!

Haruka:
インスタグラムを始めたのはちょうど1年ほど前ですが、そのきっかけはどういったものでしたか?

下村さん:
田原市も他の地方都市と同様に、少子高齢化の影響を受けてきています。

そんな中で、「地方創生」「シティセールス」「地域ブランド化」の視点から、定住人口、交流人口を増加させるため、若い世代に田原市に興味を持ってもらう必要があります。

そのきっかけづくりとしてインスタグラムの活用をすることに決定しました。情報の受け手を考えた際に、より若い世代に市の情報を伝えたいと考え、SNSの中でも20から30歳代にユーザー年齢層のボリュームゾーンがあるインスタグラムに行き着きました。

Haruka:
他にインスタグラムを選んだ理由はございますか?

下村さん:
田原市が写真で魅力を伝えやすい場所であるということと、ハッシュタグにおける検索機能を活用し、市内だけでなく、市外の田原市に興味を持っている方にもファンになっていただきたいと考えました。

また、同時にハッシュタグを使いインスタグラムユーザー自身が、情報発信者になってもらえる点も利点と捉えています。

2-2.こまめな投稿とユーザーとのコミュニケーション

Haruka:
フォロワー数は1年2か月でおよそ8900人と数多いですが、その増加の推移について教えてください。

下村さん:
アカウント開設以降、徐々にフォロワー数は増加していましたが、今年の2月、3月に増加数のペースが速まりました。

フォロワーさんを飽きさせないように1日1投稿しています。
その際には、写真を撮影した時間帯とのタイミングがずれないように意識しています。

投稿に対して寄せられるコメントに対しては原則返信をし、ユーザーとのコミュニケーションを取るようにしています。キャプションに関してもそうですが、良い意味で行政感を出さず、親しみやすい、友人と話すようなテイストで行っています。

また、ハッシュタグ#たはら暮らし などの田原市との関連付けのあるハッシュタグを付けて投稿してくれているユーザーさんの投稿にいいね!をつけにいくこともしています。

3.投稿コンテンツについて

3-1.日常の風景を組み入れた写真

Haruka:
どのように投稿する写真の選定を行っていますか?

下村さん:
広報紙とは異なる、いわゆるインスタ映えする撮り方を心がけています。基本的に海などの自然が魅力の街なので、天気が良く水平線が綺麗な日を狙って撮影しています。

海の写真はやはり、いいね!数も伸び率が良く、その特長を生かしています。

また、日常の街の人々の表情を撮影した写真も私たちのインスタグラムの特徴の1つです
あらかじめモデルを依頼したりして人物の映る写真を撮ることもありますが、実際に街でお声をかけさせていただき撮影させていただくことも多々あります。

このような写真を投稿することで、写真を見てくださった方が、田原市での暮らしぶりを容易に想像していただけるのではないかと思います。

3-2.#たはら暮らし とは?

Haruka:
ユーザー投稿でハッシュタグ#たはら暮らし を集めていらっしゃいますが、どのようにオリジナルハッシュタグを決定したのですか?

下村さん:
この#たはら暮らし の意味としては、田原市の日常や風景はじめ、スローライフをイメージさせる造語です。この言葉は、市勢要覧を作成時に採用いたしました。

田原市のインスタグラム上でハッシュタグをつけてもらえるように呼び掛けるほか、HPでも紹介しています。

田原市に関するハッシュタグ付けがされた投稿へ地道にいいね!を付けていくことで、だんだんと投稿数も増加し、現在、約13,300件もの投稿が集まっています。

ハッシュタグ付けされた投稿が増えることで、田原市を知る機会が多くなっていくと思いますし、実際に田原市で暮らしている方や観光に訪れた方からの情報発信は身近なものになると考えています。

3-3.定期的なオフ会で交流を!

Haruka:
田原市独自の取り組みは何かございますか?

下村さん:
インスタグラムのフォロワーとのオフ会を定期的に実施しています。

過去、1月には「星空撮影会」を、3月には「はるいろさんぽ」を開催しました。

「はるいろさんぽ」では田原市福江町の菜の花・桜まつりに合わせ撮影会、交流会を行いましたが、約60名もの方がご参加くださいました。

インスタグラム上で参加者を募集し、コメントやDMを利用し申し込みの受付をしました。

このようなオフ会開催のメリットとして、そこで交流を深めることによって「たはら暮らし」に愛着を持ってもらい投稿に繋がる点が挙げられます。

実際に、市外から参加して下さった方が再び田原市に来てくださり撮影を行う等、リピーター化しているという効果があります。

また市や市内でのイベントと連携して、フォトコンテストや写真展を開催しています。このようなイベントを通じて、田原市へ足を運んでもらう仕掛けづくりになればと考えています。

Haruka:
今後の目標をお聞かせください。

下村さん:
フォロワー1万人を突破したいというところが現在の目標の1つです!

4.まとめ

#たはら暮らし や「たはら暮らしミート」等のオフ会を通じてユーザーとのコミュニケーションを大切にしている田原市。インスタ映えする海等の景色だけでなく、地域の方の暮らしぶりが伝わる写真を多く投稿することで、定住人口や交流人口の増加が見込めそうです。

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