ファンタの公式インスタグラムに紹介されたYUKINAさんに直撃インタビュー!NYのインスタ事情とは?

ニューヨークトレンド

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インスタアンテナ公式ニューヨーク派遣員のYUKAKOです。
今回は、ファンタの公式インスタグラムに紹介されている日本人の方にニューヨークでお会いすることができました。彼女の名前はYUKINA(@truecolors_nyc)さん。彼女のインスタグラムではニューヨークのふとした街並みやお店を彼女らしい鮮やかな色合いで切り取り紹介しています。毎日投稿されるストーリーは、見ているだけでニューヨーク気分を味わえます。
そんな彼女がファンタの公式インスタグラムに紹介されるまでの裏話や、ニューヨークのインスタグラム事情について聞いてみたので紹介します。

目次

YUKINAさんとニューヨーク

ーーYUKINAさんはなぜニューヨークに?

YUKINA:日本にいた頃は、大学に行く必要性を感じず、大学には行かずに、大阪でショップ店員をしていました。実家暮らしだったためお金がたまったので、「世界一周旅行をしよう!」と思いついたんです。ただ、世界一周旅行をするならば英語を喋れたほうが楽しいだろうなと思い、留学をしようと決意しました。また、どうせ留学するなら大都市に行きたいな、ということで選んだのがニューヨークです。なので、本来は1年で帰国する予定だったんです。でも楽しくて結局4年間住んでいます。(笑)
yukina

ーーニューヨークのどこに惚れ込んだのですか?

YUKINA:人ですね。ニューヨーカーってみんないい人なんです。
実は私、昔は髪の色がピンクだったりして今よりももっと奇抜系だったんです。日本だと変な視線を浴びるのに対して、ニューヨークだとすごく褒めてもらえるんです!
街を歩いていても「Oh my god!」って言いながら近づいてきて、インスタグラムのアカウント名を聞かれたりとかもします。
そういう人懐っこいニューヨーカーが大好きです。

ーー今はニューヨークで何をしているんですか?

YUKINA:今はデザイン学校に通っています。
ニューヨークに来て古着の魅力にハマってしまい、将来は自分で古着の販売をしていきたいと思っています。まずはDepopという、日本でいうメルカリのようなフリマアプリがあるので、そのアプリで古着を売って行きつつ、将来は自分のサイトを持ちたいです。
そのために今はデザイン学校でフォトショップを勉強しています。次はイラストレーターも勉強予定です。お店の名前は、インスタグラムのアカウント名でもある、true colors の予定です!

ファンタから届いた突然の連絡

fantaとyukina
(↑ファンタの公式アカウントに紹介されているYUKINAさん)

ーーファンタのプレゼント企画ってどんなものだったの?

YUKINA:ファンタの企画なんですけど、キャンペーンでもなんでもなくて、いきなりファンタからインスタグラムで連絡がきたんです。
私の写真にはファンタに関するハッシュタグはなにもつけてなくて、#newyork 関連のハッシュタグくらいしかつけていなかったんです。
ただ、ある日いきなりファンタのアカウントから「あなたのインスタグラムがとても気に入ったので使わせてもらえませんか?DMください。」と写真にコメントがついたのです。
はじめはスパムかな?と疑ったのですが、アカウント名の横に公式マークが付いていたので安心して、メッセージを送りました。

ーーいいなと思ったインスタグラマーにいきなりコメントしてくるんですね。アグレッシブですね!

YUKINA:そうなんですよ。
そしたら、ファンタから返事が届き、まずは個人情報保護に関するURLが送られて来ました。URLを読んで同意してください、と。大企業だからそこらへんはちゃんとしてるんですね。(笑)
その後もメッセージ上で、「好きなフレーバーを一つ選んでください。」と質問されたので、アメリカ人の友達に相談しながら、一つフレーバーをピックアップしました。
そしたら、「そのフレーバーに関する感想を教えてください」と引き続きメッセージで言われたので、写真と合わせてコメントを送りました。全てインスタグラムメッセージでのやりとりです。

yukina_fanta
(↑YUKINAさんのインスタグラム:@truecolors_nyc

ーーそれで、ファンタっぽいあの写真を提供したのですか?

YUKINA:いえ、あの写真もファンタが勝手に選んだんですよ。たくさんある中で、あの写真がファンタ的によかったのだと思います。(笑)
どの写真が使われるかも知らなかったので、自分が投稿にタグ付けされた時の通知で気づきました。

ーーファンタのインスタグラム上では公式インスタグラマーの様に紹介されていますね!

YUKINA:「YUKINA」ってアニメーションまでつけてくださって。(笑)
ファンタの公式アカウントに掲載された画像には、#Flavoroutloud というハッシュタグがつけられているので、そういう企画が同時進行で走っていたのかもしれません。わたし以外にもファンタの公式インスタグラムに、同じ様に紹介されている他のインスタグラマーもいるみたいなので、おそらく私の時と似たような手段で連絡がきたのだと思います。

ーー紹介された後は何かありましたか?

YUKINA:ファンタボックスというものが届きました。中にはファンタのジュースやオリジナルTシャツなどが入っていました。とても可愛くて嬉しかったです!思わず写真やストーリーを撮っちゃいました。ストーリーだと尺が短すぎるので、IGTVを使ってボックスの開封の様子と、ボックスの中身紹介をしちゃいました。

YUKINA_IGTV
(↑IGTVでファンタボックスを紹介するYUKINAさん)

ニューヨークと日本で異なるインスタグラム事情

ーーこういう企業アカウントのアグレッシブな使い方ってNYだと普通ですか?

YUKINA:よく企業や店舗アカウントから連絡がくることがありますよ。
カフェやシェフから連絡がくることもあります。「お店にきてご飯を食べて写真とコメントをインスタグラムに発信してくれませんか?」と。多分、ほかのインスタグラマーにも複数人に声をかけているみたいで、お店の受付で「インスタグラムで来ました。」と伝えたら通してくれました。

ーー日本と比べてNYはどのお店(カフェやレストラン)もほぼインスタグラムを運用していますよね。

YUKINA:そうですね!
ニューヨークではインスタグラムの運用がとても大事なんだと思います。
みんなインスタグラムを見てお店にくるからです。
インスタグラムはユーザーを飽きさせない様に定期的に新しい機能をアップデートしてくれるので、若い子はみんなインスタグラムを使っているんじゃないかな、って友達と話していました。
スナップチャットも更新が少ないのでだんだんみんな使わなくなりましたね。特にインスタグラムに個人メッセージ機能が追加され、テキストや写真で「今何しているか」を友達に送れる機能がついてからスナップチャットを使わなくなりましたね。
10代の子はまだスナップチャットを使っていると思いますけど。スナップチャットにしかない犬の顔のフィルターとかがあるので。

ーー企業のインスタグラムの使い方で日本とニューヨークで違いってあると思いますか?

YUKINA:日本はインスタグラムの使い方が少しかしこまっていると思います。
アメリカは、カフェに行って、写真を載せると、「次回来店時はディスカウントするよー」とインスタグラムで直接連絡がきますね。
そこらへんがすごくカジュアルです。

インスタグラムは情報収集に欠かせない

ーーYUKINAさんの投稿はいつもオシャレですが、どうやって撮影場所を見つけていますか?

YUKINA:ニューヨーク文化の一つ、ポップアップへよく行きますよ。
ニューヨークでは、新作のお披露目といえばポップアップなのです!
毎日のようにいたるところで開催されていて、そこで体験した様子の写真などをインスタグラムで配信すると一気に情報が拡散されますよ。

ーーポップアップ情報はどうやって見つけていますか?

YUKINA:ポップアップによく行くインスタグラマーを何人かフォローしていて、そこから情報を得ています。後は、「YUKINAが好きそうなイベントだから」って勝手にタグつけされて、そのイベントを知ったりもします。NYだと意外と勝手にタグつけされることありますよ。

ーーポップアップ以外だとどうやってオシャレスポットを見つけていますか?

YUKINA:全部インスタグラムです。
オシャレなスポットを紹介していたり、ライフスタイルアカウントを持っているインスタグラマーが沢山いるのでフォローしています。

NYのオシャレスポット情報が知れる!YUKINAさんオススメのインスタグラム
YUKINAオススメインスタグラム
(左から @fomofeed@colormecourtney@timeoutnewyork

ーーちなみに、ピンタレストはどういう時に使いますか?

YUKINA:ピンタレストは旅行行くときにすごく使いますよ。
インスタグラムと違うのは、写真の詳細を開くとブログがすぐ読める、ということです。
また、自分の好きな写真をピンしておくと、その後、自分のフィードに自分好みの写真がリコメンドされていくので、みていて楽しいです。
例えばマイアミに旅行に行くときは、「miami cafe」で調べて、好きな画像が出てきたら画像をタップするんです。タップすると、そのお店が紹介されている記事やブログのリンクがわかるので、そのままお店のサイトへ飛べるのがインスタグラムよりも楽です。
旅行以外だとデザインの参考にする時に使ったりします。
ピンタレストには自分では投稿はしません。見るだけです。

インタビューを終えて

いままでファンタの飲料をそこまで飲んだことがなかったというYUKINAさん。しかし今回のファンタのアカウントからの連絡がきっかけで、最終的には彼女自身のファンタへのイメージやロイヤリティが向上していた様に見受けられました。
実際に、彼女のインスタグラムでは、ストーリーだけではなくIGTVでもファンタボックスの開封式を配信し、「I love FANTA!!」と発信しており、彼女だけではなく、彼女の周りの友達をも自然にファンタムーブメントへと巻き込んでいたのが印象的でした。
企業の公式アカウント運営はかしこまりすぎず、ユーザーと同じ目線で気軽にコミュニケーションをしていくほうが、彼女らのコミュニティーに入り込めて良いのかもしれません。
勝手にタグ付する文化などはアメリカならではかなと思いますが、少しアグレッシブに、「あなたに自社商品を試してほしい!」と素直にアピールするのも良いかもしれません。

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