インスタグラムの最新トレンドをNYから発信!吉田優華子が公式派遣員に就任

ニューヨークトレンド

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ティーンマーケティングのご意見番として、MarkeZine(マーケジン)や日本テレビ「SENSORS」などに取り上げられた吉田優華子(以下、YUKAKO)が、このたびインスタアンテナを運営するテテマーチの公式ニューヨーク派遣員として参画することになりました。

そこで、彼女が現在の日本の若者文化をどう捉えているのか、NYでどのような活動を展開するのか、そして今後の展望などについて伺うべく、テテマーチ取締役COOの松重と対談を行いました。

目次

メディアに多数出演の吉田優華子について

吉田優華子

ーー松重:もうすぐニューヨークへ旅立ってしまうらしいので、その前に話を聞けるだけ聞いておこうと思います。まずは自己紹介からお願いしてもいいですか?

ーーYUKAKO:今はフリーでティーンマーケティングのご意見番のような活動をしていますが、私はもともとドリコムというゲーム会社に居て、若者をターゲットにしたスマートフォンアプリのディレクターを担当していました。いろんな失敗をしてきたけど、その経験の中で若い人たちの生の声を聞く機会がたくさんあって、その時の知見が今でも生きています。

ーー松重:具体的にはどのような活動をしてきたんでしたっけ?たしかドリコムの子会社の社長を務めていたこともありましたよね。

ーーYUKAKO:そうですね。ドリコムに新卒入社2年目で音楽配信アプリの事業を任されて、そこから少しずつティーンマーケティングの世界に入っていきました。

ーー松重:けっこう泥臭いマーケティングをしてたんですよね。
吉田優華子のマーケティング

ーーYUKAKO:原宿に行って女子高生に直接インタビューをしたり、渋谷のクラブで若い子たちの声を聞いたり、とにかく直接若い人たちからヒアリングをする機会を多く作っていました。

ーー松重:そこから様々なメディアに出るようになったのはどうしてですか?

ーーYUKAKO:私をティーンマーケティングの世界により引き込んだ一番のきっかけは「SXSW 2016 JAPAN HOUSE」というアメリカのテキサス州で行われた世界最大級のビジネスとコンテンツの祭典での講演ですね。それを知った人たちの間で「ドリコムの吉田がティーンマーケティングに詳しいらしいぞ」と噂が広まって、それからはテレビやラジオ、WEBメディアなどさまざまな場所で若者文化について情報発信する機会をいただくようになりました。

ーー松重:ラジオは1年ほど担当してましたよね。

ーーYUKAKO:音楽業界でお世話になっている方と「何か面白いことしたいですね」という会話の中で、軽いノリで「ラジオやってみる?」と声をかけてもらったんですが、意外としゃべれちゃって。それから1時間の生番組を1年間やらせてもらってました。毎回若い人たちをゲストに呼んで、そこでもティーンマーケティングに関する話をしてました。

若者と直接コミュニケーションを取って分かったインスタグラムの現在

吉田優華子とテテマーチ松重

ーー松重:自身でもSNSを活用してますよね。

ーーYUKAKO:インスタグラムのフォロワーは今2300人くらい居ますね(@yukako_julia)。インスタグラムはただの画像加工アプリだった2011年の頃からなんとなく使っていたんですが、2015年の10月頃からは自分をブランディングしていこうと思って、ちゃんとインスタグラムと向き合うようになりました。ちょうどドリコムの子会社の社長を任された時期です。

ーー松重:今はインスタグラムをどのように捉えてますか?

ーーYUKAKO:私自身はフォロワーが1000人を超えたあたりから、いいねをもらう喜びや嬉しさが徐々に分かってきました。それを踏まえた上での考えですが、今の若い人たちってセカンドライフ(=オンライン上の仮想空間で自身のアバターを作り、その仮想空間の中でもう一つの生活を営むゲーム)のようにSNSを使っていると思うんです。

ーー松重:それはとてもよく分かります。SNSの中にもう一人の自分を作る感覚ですよね。

ーーYUKAKO:今の若い人たちは、それぞれのSNSの特徴に応じて自分の世界観を表現してるんです。特にインスタグラムに関しては、キラキラしている自分の理想の世界が頭の中にあって、それを具現化する場所になっているのではないかと考えています

ーー松重:たしかに、表現したい世界観が複数あるユーザーは、その数に応じてインスタグラムアカウントを開設しますよね。他に今のインスタグラムユーザーの特徴はありますか?

テテマーチ松重

ーーYUKAKO:実際の数値は把握していませんが、インスタグラム上の鍵アカウント(投稿を非公開設定にしているユーザー)の人口は増えてきているんじゃないかと感じています。数年前まではTwitterのアカウントを3〜5個くらい持っているユーザーが多かったんですが、今はインスタグラムにもその流れが来てると思うんですよね。投稿を見せたい人別、カテゴリ別にアカウントを使い分けてるんです。
あとは、インスタグラムってその他のSNSのまとめ先になってる印象が強いですね。

ーー松重:まとめ先、というと?

ーーYUKAKO:たとえば、今Tik Tokは流行ってると思いますが、結局はそこでの投稿もインスタグラムに再投稿されてますよね。だからこそ、よりインスタグラムでの居心地を良くしたいユーザー、世界観を維持したいユーザーは複数アカウントを使いこなしているのではないかと思います。

ニューヨークとインスタグラム

ニューヨークとインスタグラム

ーー松重:1週間だけニューヨークに行ってきたみたいですが、現地はどのような様子でした?

ーーYUKAKO:最初は「スケールでかいな」くらいの印象でした。街も人も、全てにおいて。そこから少しずつ、現地の人に話を聞いて、現地の人から見たNYはどのような印象なのかを調べました。NYでネイリストをしている日本人の方からは、ここでは自己主張をちゃんとしなさいって言われましたね。
あとは、日本で話題になってることって意外とアメリカでは話題になっていないことが多くて、やっぱり国によって文化って全然違うのかもしれないってあらためて思いました。

ーー松重:たしかにそうかもしれませんね。ニューヨークの人たちのトレンドについては、なにか気になる点はありましたか?

ーーYUKAKO:徐々にヘルシー路線になってきているんだと思いました。日本で流行っているエクササイズも、もともとはNYから生まれていることが多いですよね。

ーー松重:日本人はインスタ映えをけっこう意識してると思いますが、ニューヨークは?

ーーYUKAKO:それでいうと、日本人よりもインスタグラムを使いこなしていると思いました。インスタ映えへの意識だけではなくて、日常での活用方法に関しても。
友達と遊びに行く時にお店の情報をシェアするのもインスタグラムだし、日本の「食べログ」や「ぐるなび」のような感覚でインスタグラムを使いこなしていました。
NYの街っていろんな国籍や文化が混ざってるじゃないですか。でも今って、みんなの共通言語がインスタグラムになってるので、とにかくインスタグラム上でのコミュニケーションが活発になってるんですよね。

ーー松重:そう言われてみると、たしかに日本の場合はインスタグラム上で見つけた情報をLINEなどで共有することが多いですよね。

ーーYUKAKO:そうですよね。日本人はインスタグラム上で気になる情報を見つけたら、そのスクショを撮ってLINEで共有するような文化ができていると思うんですが、NYの人たちの場合はインスタグラム内のダイレクトメッセージでさまざまなコミュニケーションを完結させてるんです。お店のWEBサイトのリンクから位置情報から、あらゆることをインスタグラム上でシェアしていました。

ーー松重:インスタグラマーについては、日本とニューヨークでなにか違いはありました?

ーーYUKAKO:NY在住のインスタグラマーはセルフブランディングがしっかりしてる印象がありました。飲食やアパレルなどの新店舗がオープンすると、そこに独自取材して記事を書いている方も居たんですよ。
日本だとインスタグラム内での活動で完結させているインスタグラマーが大多数だと思うので、その違いは興味深かったです。

今後の活動について

吉田優華子の今後

ーー松重:ニューヨークに行ってもインスタグラムの更新は続けますか?

ーーYUKAKO:もちろんです。ただ、これから自分のインスタグラムアカウントでNYのトレンドを発信する時には、どうカラーを持たせるかを今は考えています。
NYって、実はビビットなカラーだけじゃなくてナチュラル志向のインスタグラマーもたくさん居るんですよ。どちらかを選ばないとファンがつかないのは分かっているからこそ、昔に比べてアカウントの色の出し方の難易度は徐々に上がってきている気がします。

ーー松重:インスタグラムでは、自分の色や世界観を統一させることがファン獲得に繋がりますよね。投稿ジャンルについては幅広く扱う予定ですか?

ーーYUKAKO:ジャンルに関しては、やっぱり自分が興味のある「ファッション」「メイク」「ショッピング」あたりの情報発信はしていきたいと思ってます。となると、やはりアカウントのカラーはビビット寄りになるのかなとは思ってます。

ーー松重:最後になりますが、これからテテマーチの公式ニューヨーク派遣員として活動するにあたって、どのようなことに力を入れていきたいですか?

YUKAKOの今後

ーーYUKAKO:今後は、インスタアンテナを通じて日本とNYの若者文化の違いやNYの最新SNSトレンドなどの情報を発信していけたらと考えてます。
トピックとしては、たとえばNYの企業のインスタグラム活用事例だけじゃなくて、NYのインスタ映えスポットやトレンドのグルメ紹介、イベントの参加レポートも発信していきたいです。
他にも、インスタグラムとはちょっとズレてしまうかもしれないけど、単純にNYと日本の若者文化の違いについても触れていきたいと思ってます。NYの人たちって、よくわからないけどみんなイヤホンを付けて誰かとずっと電話してるんですよ。でも日本だと一人で黙々と画面を見て街中を歩くじゃないですか。そういう比較もしていけたらと思ってます。
とにかく、NYのティーンズマーケットについてはどんどん深掘りしていきたいので、日本に居る時と同じようにNYでも潜入取材をしていきたいです。そのために、実はニューヨーク大学の日本語教室のアシスタントになれないかと企んでいます。

ーー松重:テテマーチとしても、やはり海外の最新トレンドを日本国内で発信していけるのは楽しみなので、とても期待してます。これからよろしくお願いします!

YUKAKOポーズ

吉田優華子(Yukako Yoshida):
2013年新卒でドリコムに入社後、2年目で子会社社長に就任。 800万DLを突破した10代女子から絶大な人気を誇る音楽アプリを担当したことをキッカケに、ティーンマーケティングの”ご意見番”的存在に。 「SXSW 2016 JAPAN HOUSE」にて”日本におけるティーンのユーザー行動”と題して、講演を行うほか、10代の現役女子学生をゲストに招き、ティーンの流行りを紹介するラジオのMCを担当するなど、ティーンの最新事情に精通している。

  • SXSW2016 JAPAN HOUSEにて「日本におけるティーンのユーザー行動」と題して講演。
  • 楽天FMにてティーントレンドを発信するラジオ「放課後トーーク ラジオ」のメインMCに就任。
  • 日経ビジネスの特集「若者消費のウソ」にて「ステマは絶対に見破れる」をテーマにモデレーター。
  • Tokyo Dance Music Event(TDME)2017にて「ティーン世代に向けた音楽マーケティングとは?」をテーマに登壇。
  • 日テレSENSORSにて「女子マーケティングの極意」をテーマに出演。
  • そのほか数多くのインタビュー記事や、企業へのマーケティングアドバイスなどを行う。
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