インスタグラムの勢いは留まることを知らず、スポーツ業界でも活用事例が増えています。
今回はプロバスケットボールリーグの「Bリーグ」に所属するチームの中から、投稿頻度の多さや新機能活用の観点において特徴のあるインスタグラムアカウントをいくつかご紹介します。
目次
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1 はじめに
2016年から開幕した日本のプロバスケットボールリーグ「Bリーグ」。Bリーグでは全36チームが公式インスタグラムを運用しています。
今回は、その中から特徴的なインスタグラムアカウントをご紹介します。
インスタグラムに実装された最新機能をさっそく取り入れたアカウント運用や、そのほかユニークなインスタグラム活用をしているアカウントなど必見です。
2. アカウント紹介
2-1. Bリーグ公式アカウント
こちらのアカウントはBリーグ全体の公式アカウントで、その投稿内容は試合中の選手の写真が中心です。
このアカウントでは複数枚投稿(カルーセル投稿)を有効に利用しています。
サムネイルで見える1枚目は、選手たちの真剣な様子や爽やかな表情を浮かべた、スポーツマンらしい彼らの写真が多いです。
その後、2枚目以降も選手の写真が続き、最後にそれまでの写真で取り上げていた選手が出場している試合のハイライト動画を載せています。
これにより、バスケットボール自体に興味が無いような方でも、選手個人の魅力に惹きつけられてスワイプすることで、自然とバスケットボールに興味を持たせることができるのではないでしょうか。
–出典@b.league_official
2-2. アルバルク東京
こちらのアカウントでは、ハイライト機能や2018年6月にリリースされたばかりの長尺動画配信機能「IGTV」を取り入れ、イベントの様子を投稿しています。
配信機能に応じたコンテンツを投稿することで、ユーザーのエンゲージメントを高めることができるのではないでしょうか。
また、フィード投稿で印象的なのは選手紹介です。
選手それぞれの魅力的な写真が投稿されることで、選手のビジュアルをきっかけにチームに興味を持ってもらえる可能性があるのではないでしょうか。
–出典@alvalk_tokyo
2-3. 横浜ビー・コロセアーズ
こちらのアカウントは、バスケットボールのオフシーズンでも頻繁に投稿されています。
オフシーズンの練習風景が動画で見られるので、バスケットボールをやっている人たちにとって、大変参考になるコンテンツになっているのではないでしょうか。もちろん、普段は試合でしか見ることができない選手の裏側を見ることができるという特別感も演出できます。
2-4. レバンガ北海道
こちらのアカウントでは、選手の素の表情をたくさん見ることができます。例えば体育館ではしゃぐシーンや私服姿の選手など。このような写真を見るとなんだか親近感が湧いてきますね。
ほかにも、以下のようなユニークな投稿もあります。
こちらは、ギャルであることを証明すれば観戦チケットが安く買えるキャンペーンの紹介です。この投稿が突然自分のインスタグラムに出てきたら、ついつい笑ってしまいますよね。
2-5. 三遠ネオフェニックス
このアカウントではシーズン中、試合結果をリアルタイムで報告しています。
また、オフシーズンには選手と地元のバスケットボールプレーヤーが一緒に練習できるバスケットボール・クリニックの様子を投稿しています。これにより、インスタグラムからも地域密着のチームだということが伺えます。
2-6. サンロッカーズ渋谷
こちらのチームは、他のチームが運用しているようなバスケットボール関連のインスタグラムアカウントとは別に、チームのオリジナルマスコットのアカウントも運用しています。
これはキャラクターアカウントと言われ、最近少しずつ増えているインスタグラム運用方法です。マスコットキャラクターがインスタグラムアカウントを自ら運用しているような投稿をすることで、より親近感を与えることができるのではないでしょうか。
–出典@36sundy
3. まとめ
ここで紹介させていただいたインスタグラムアカウントのように、同じBリーグに属するチームであっても、各チームさまざまなインスタグラムアカウント運用を実践していました。中には、バスケットボールに関する情報を直接伝えず、選手やマスコットキャラクターへの興味付けからファンの獲得を図っている運用方法もありました。
バスケットボールをはじめとしたスポーツ関連組織でインスタグラムアカウントを運用する場合、これらを参考にしてみてはいかがでしょうか。