これからインスタグラムでのキャンペーンを企画している人は、一体どんなキャンペーンなら多くのユーザーが参加してくれるのか頭を悩ませているのではないでしょうか?
キャンペーンを開催するためにオリジナルのハッシュタグを作成し、ユーザーにそのハッシュタグを使って投稿してもらうという方法があります。この方法は参加のハードルが高めだからこそ、キャンペーンの内容を考えるのが難しいのです。
そこで本記事では、過去にインスタグラムでハッシュタグを使ったキャンペーンを開催し、認知度拡大やコンバージョンアップした企業の成功事例をご紹介します。
目次
目次
- 1.思わずインスタに投稿したくなる!ヒゲストローキャンペーン
- 2.バリエーション豊かなハッシュタグ!選べるハーベストキャンペーン
- 3.写真のアイデアを提供!平塚の手をつなぎたくなる街キャンペーン
- 4.特定のユーザー層にアプローチ!こどもちゃれんじのキャンペーン
- 5.ユーザーのハッシュタグを企業公認に!ハーゲンダッツキャンペーン
- 6.過去のキャンペーン事例から自社オリジナルのアイデアを
1.思わずインスタに投稿したくなる!ヒゲストローキャンペーン
アメリカのセブンイレブンでは「Slurpee」というフローズンドリンクを販売しており、インスタグラムでヒゲストローキャンペーンを開催しました。
新商品として販売するヒゲストローを宣伝する目的でしたが、ドリンクを持って自撮りする人が多く、一気に認知拡大になったのです。
思わずインスタグラムに投稿したくなるようなネタとしてヒゲストローを販売し、「#SlurpeeStache」というハッシュタグを作って広めたのが成功要因となりました。
2.バリエーション豊かなハッシュタグ!選べるハーベストキャンペーン
キャンペーンを開催する際にオリジナルハッシュタグを作ることが多いのですが、株式会社東ハトは自社商品「ハーベスト」を使って複数のハッシュタグを用意しました。
食べている写真なら「#スマイルハーベスト」、創作メニューなら「#アレンジハーベスト」、似顔絵を描いたら「#らくがきハーベスト」の3種類。
このハッシュタグの中からユーザーにチャレンジするハッシュタグを選ばせ、それぞれが盛り上がりを見せたのです。
3.写真のアイデアを提供!平塚の手をつなぎたくなる街キャンペーン
平塚市は市のプロモーション素材集めのために「手をつなぎたくなる街」というキャッチコピーでキャンペーンを開催しました。
「#hiratsukagood」というハッシュタグをつけて投稿すると、その写真がシティプロモーションに選ばれるかもしれないというものです。
具体的なキャッチコピーを打ち出すことでユーザーはどんな写真を撮れば良いのかイメージでき、平塚市を舞台に実際に手を繋いでいる人々の写真がたくさんアップされました。
4.特定のユーザー層にアプローチ!こどもちゃれんじのキャンペーン
インスタグラムは若い独身世代だけでなく、ママ世代にも大人気。そんなママ世代をターゲットにしたのがこどもちゃれんじのキャンペーンです。
「#しまじろうできた」というハッシュタグをつけて投稿すると、入賞者にはオリジナルグッズが贈られます。
0才〜6才までの子供を持つママ層に徹底してアプローチし、「我が子の成長を見てほしい」という気持ちを上手に引き出して成功したキャンペーンだと言えます。
5.ユーザーのハッシュタグを企業公認に!ハーゲンダッツキャンペーン
ハーゲンダッツでは、フタを開けたときにハート型が浮き出るという製品の特徴を活かしてキャンペーンを開催しました。綺麗なハートを見つけたときに「#ハーゲンハート」というハッシュタグをつけて投稿するとプレゼントがもらえるというものです。
もともと「#ハーゲンハート」のハッシュタグは一般ユーザーが作って広まったものなのだとか。それを企業が公認ハッシュタグにして、盛り上がったんですね。
このキャンペーンはユーザーにハーゲンダッツを購入するきっかけを与え、売上アップに繋がったキャンペーンだと言えます。
6.過去のキャンペーン事例から自社オリジナルのアイデアを
これまでにさまざまな企業でインスタグラムを活用したキャンペーンが開催されてきました。ユーザーが「写真を撮って投稿する」という手間をかけてでも参加する理由は、そのキャンペーンに魅力があるからだと言えるでしょう。
そのキャンペーンが成功した要因や魅力は何だったのか?過去のキャンペーン事例を参考にして、自社オリジナルのキャンペーンアイデアを考えてみてはいかがでしょうか。