【インスタレポート】ポイントは『ブレない軸づくり』川西市のインスタグラム活用法!

インスタレポート

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兵庫県の南東部で、大阪府との県境に位置する川西市。「かわにしさんぽ」をキーワードに、若い女性をターゲットにしたインスタグラム活用法を聞いてきました。

目次

1.ご紹介

1-1.川西市ご紹介

人口約16万人。
川西市は兵庫県の南東部に位置し、東は大阪府池田市と箕面市に、西は宝塚市と猪名川町、南は伊丹市、北は大阪府能勢町と豊能町に隣接しています。

市の魅力の市内外への発信や子育て支援の充実などによる転入・定住の促進、健康施策を積極的に展開し、
「あんばい ええまち かわにし」=『住むのにちょうどいい街』をキャッチフレーズにシティプロモーションに取り組んでいます。

川西市HP:http://www.city.kawanishi.hyogo.jp/
川西市シティプロモーションサイト:http://promotion.city.kawanishi.hyogo.jp/

1-2.インスタグラムアカウントご紹介

インスタグラム公式アカウント@kawanishi.sampo
フォロワー数:620人(2017年9月時点)
アカウント開設時期:2017年4月24日

今回は、川西市役所 総合政策部 かわにし魅力推進室の上垣さんにお話を伺いました!

2.投稿手法について

2-1.ターゲットは若い女性

 
なぎさ:アカウント開設の経緯を教えてください。

上垣さん:川西市デジタル観光ガイドブック 「かわにしさんぽ」の作成から始まりました。
本を持たず、携帯の情報だけで観光する若い人が増えています。
また、最近は、「写真を撮るためだけにどこかへ出かける」という方が増えています。

『川西市へ写真を撮りに遊びに来てほしい』『携帯を片手に川西市に来てほしい』
という思いから、ターゲットを若い女性に絞り込み、デジタル観光ガイドブックをつくりました。

そのデジタル観光ガイドブックに、インスタグラムのデザインで写真を掲載すれば、
ターゲットの女性が実際に川西市で写真を撮り、インスタグラムに投稿したときのイメージが湧きやすいのではないか?実際にインスタグラムを作り、デジタル観光ガイドブックの写真と連動させれば面白いのではないか?
と思い、インスタグラムをスタートしました。

なぎさ:デジタル観光ガイドブックが最初だったのですね。
インスタグラムも女性をターゲットにしているということですか?

上垣さん:そうです。ターゲットは女性です。
インサイトを見ても、半分以上は女性がフォロワーです。

なぎさ:実際の投稿には、女性のモデルさんが時々登場し、
ハッシュタグに#高梨さくら#早川楓と書かれていますが、どういう目的で登場されているのでしょうか?

上垣さん:その女性は、ガイドブックに出てくる架空の人物です。
年齢を24~26歳に設定し、その子たちが本当にinstagramに写真を投稿しているように見せています。

川西市に来た時に、イメージが沸きやすいようにしたいので、ターゲット層と同じ目線で発信しています。
コメント欄も、その登場人物になりきって、絵文字を使い、明るく返信しています。

2-2. 「市役所感」を出さないキャプションの使い方

なぎさ:キャプションについて、気を付けていることはありますか?

上垣さん:「市役所感」を出さないようにしています。
堅くなりすぎないように、ハートや顔など、絵文字をたくさん使っています。

なぎさ:若い女性により親しみを与えますね。
投稿時間は決めていらっしゃいますか?

上垣さん:インサイトでどの時間帯が多くみられているのかがわかるので、
それを見て投稿しています。
平日の18~19時に投稿すると、19~22時に見てもらえます。
インサイトで見ている人が多い時間帯より少し早めに投稿することで、
会社帰りの方などに見てもらえると思います。

なぎさ:若い女性の働き方に合わせた投稿の仕方をしているのですね。

3.投稿コンテンツについて

3-1.写真の題材の決め方

なぎさ:写真の題材はどうやって決めていますか?

上垣さん:デジタル観光ガイドブックがメインなので、
そちらのストーリーを組んでから撮影に臨んでいます。
題材については、市役所内で、ターゲットの女性と同じような年代の職員が集まり、検討会を実施し、
デジタル観光ガイドブックのデザインやコンテンツを決めます。
そこでヒアリングした情報をもとに題材を決めています。

そして、インスタグラムは視覚がメインのコンテンツなので、写真うつりや画質にはこだわっています。

なぎさ:職員の方も、ターゲットの女性と同じ年齢の方が、関わっているのですね。

3-2花火大会企画で認知度アップ!

なぎさ:何かインスタグラムで企画をしたことはありますか?

上垣さん:#川西から見る花火」のイベントをしました。

なぎさ:なぜそのイベントを企画したのですか?

上垣さん:川西市と池田市の主催で、猪名川花火大会が開催され、毎年多くの観客でにぎわっているのですが、
「川西」が花火大会の名前に入っていないのです。

猪名川花火大会が、川西市で実施されているという印象をつけたかったのと、
花火大会は、やはり川西市以外からも若い人が多く集まるので、
川西市の知名度向上につながる
と思い、
このハッシュタグイベントを企画しました。

なぎさ:イベントの認知度はいかがでしたか?

上垣さん:せっかく花火大会に来ていただいていても、イベントを知らない方もいらっしゃいました。
そこで、#猪名川花火大会 などで投稿されている写真をすべてチェックし、いいねをしました。

すると、いいねした後にフォローをしてくださったり、「#川西から見る花火」をつけてくださったりした方もいました。
いいねがインスタグラムイベントの告知になっていると感じました。

なぎさ:景品が三ツ矢サイダーなんですね。

上垣さん:はい。実は、三ツ矢サイダーは、川西市が発祥の地なんです。
景品でも川西市の魅力をアピールできればと思っています。

3-3.市内の方々にも新たな一面を

なぎさ:市内の方々からの反応はいかがですか?

上垣さん:コメントやDMで、
「普段歩いている道が取り上げられていて嬉しい」や、「こんなお店があるなんて知らなかった」
という意見をいただくことがあります。
広報誌にかわにしさんぽのことを掲載したときも、アンケートで、
「本当におさんぽしたくなりました」などと評価していただきました。
市内の方々にも新たな一面を紹介できてよかったなと思います。

4.プロモーション

4-1.フォロワーを増やすための取り組み

なぎさ:フォロワーを増やすための取り組みはされていますか?

上垣さん:投稿すると人の目に触れるため、フォロワーが増えるので、コンスタントに投稿していきたいです。

また、インスタグラムのイベントをすると、認知度が上がっていくと思うので、
今後も開催していきたいです。
そして、#川西市とついている投稿には、いいねをしたり、情報収集していこうと思っています。

4-2.インスタグラムを見て来ました!が聞きたい

なぎさ:インスタグラムに期待することはありますか?

上垣さん:「インスタグラムを見て川西市に来ました!」
という方が増えてほしいです。
もっと川西市を知ってほしいです。
インスタグラムのイベントの参加者も増やし、シティプロモーションにつなげていきたいです。
 
市のPRや情報は、雑誌などに載せても反響がつかみにくいです。
一生懸命アピールしても、どれだけ届いたか把握するのは難しい。
でも、インスタグラムをはじめとするSNSでは、反響がダイレクトにつかめるのが長所だと思います。

4-3.地方自治体がインスタグラムをするときのポイントとは

なぎさ:日本全国で、これからインスタグラムを活用していきたいと考えている地方自治体も多いと思うのですが、ポイントは何だと考えますか?

上垣さん:コンセプトと、ターゲットをしっかりと決めることだと思います。

『かわにしさんぽ』は、川西市を散歩したくなるように、というコンセプトで、若い女性に向けてインスタグラムを動かしてきました。
そこの軸をぶらさないことが大事だと思います。

あとは、インスタグラムは視覚に訴えかけるものなので、
写真のクオリティを保つことと、市役所感が出ないようにして、見ていて楽しいインスタグラムにすることではないでしょうか。

5.まとめ

川西市は、若い女性というターゲットを確実にさだめ、
軸をぶらさないインスタグラムの活用術をしていました。

同年代の架空の人物を登場させるというのは、非常に親近感を持ちましたし、
フォトジェニックなスポットに行ってみたいと思いました。

観光に来た時のイメージを具体的にもってもらえると、観光客は、よりその場に足を運びたくなるのではないでしょうか。

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