大手のようなブランディングではなく、もっと直接的な集客にインスタグラムを結び付けたい!と、お考えの方は多いのではないでしょうか?利用者は増え続ける一方で、先日始まったインスタグラム広告の反応は賛否両論の中で、今回は6つのアカウントから学ぶインスタグラムのビジネス活用方法についてご紹介いたします。
目次
目次
- 1.飲食業界の活用事例
- 2.アパレル業界の活用事例
- 3.美容業界の活用事例
- 4.まとめ
1.飲食業界の活用事例
1-1.CAFE&GALLERY HOBITTO
フォロワー 2137人
https://instagram.com/cafe_hobitto/
奈良県の小さなカフェHOBITTOではスイーツの写真を中心とした一貫性のある投稿で素敵なアカウントを運用しています。HOBITTOの投稿には、ハッシュタグと位置情報がつけられておりこの2つの組み合わせが集客効果に繋がるのではないでしょうか。
POINT.1フォロワー獲得
投稿につけられたスイーツに関係性の高いハッシュタグで新規ユーザーへのアプローチが可能です。実際、投稿のコメントでも「素敵なケーキなのでフォローさせてください」というような内容が寄せられています。
POINT.2来店促進
おいしそうなケーキの写真に興味を持ったユーザーは、写真につけられた位置情報からお店の場所を確認することができます。
POINT.3リピーター獲得
たくさんのフォロワーに対し旬なスイーツの写真を流すことでメルマガのようなリマインド効果が見込めリピーター獲得も狙えます。
1-2.Jean-Georges Tokyo
フォロワー 1177人
https://instagram.com/jean_georges_tokyo/
ミシュランの三ツ星を10年連続獲得したジャン・ジョルジュの日本1号店レストランJean-Georges Tokyoでは素敵な料理の写真はもちろん、素材の写真やワインなどレストランの雰囲気やセンスを発信しています。その投稿される写真にはHOBITTOさん同様に、たくさんのハッシュタグと、位置情報がつけられています。また、ハッシュタグの多くは英語も用いられており、海外ユーザーへのアプローチも見込んでいるのかもしれません。
2. アパレル業界の活用事例
2-1.one way
フォロワー数 15500人
https://instagram.com/oneway_press/
渋谷109など全国にショップを展開するone wayは、新作アイテムの紹介を中心に、コーディネート例やおすすめアイテムの紹介などファンユーザーへの情報発信としてインスタグラムを活用しています。
毎日利用するユーザーが全体の8割と利用頻度が高く、1日の利用時間が全世界平均21分もあるインスタグラムは、過去のDMやメルマガよりも効果を見込みやすいかもしれませんね。
one wayの場合、投稿アイテムに金額も付いているため、気に入ったアイテムが予算感と合えば、購入に結びつきやすいのではないでしょうか。
2-2.カフェと暮らしの道具 acht8
フォロワー 1756人
https://instagram.com/acht8_/
入間でカフェと雑貨を販売するacht8さんは、料理・雑貨・アパレルと3つのジャンルの投稿を同じ世界観で写真を投稿し、ファンを集めています。一般的にフォロワーを獲得しているアカウントは投稿するジャンルに一貫性があるアカウントが多いですが、acht8さんは写真の雰囲気に統一性を出すことで、世界観を作っています。
写真には他のアカウント同様にハッシュタグと位置情報がつけられていますが、他のアカウントと少し異なるのが、ハッシュタグの付け方が不特定多数を狙うようなものよりも、扱っているアイテムの作者名をつけており、特定の作品を探している方に届きやすい点です。リーチできる数よりも、情報を届ける方の質にこだわった運用ではないでしょうか。
3.美容業界の活用事例
3-1.NAIL PARTNER
フォロワー数 42900人
https://instagram.com/nailpartner/
会員制のネイル商品販売店ネイルパートナーでは、最新のオシャレなネイルデザインをインスタグラムで発信しています。1投稿あたりのいいね数も500~1000程とかなりエンゲージメント率は高く、ユーザーも積極的にこのアカウントから情報を得ているようです。ネイルパートナーには既に4万人以上フォロワーもいるため、高いCRM効果も見込めます。ネイルのような流行の移り変わりが早い業界では、最新情報をファンユーザーに流すことでリピーター獲得に役立つのではないでしょうか。
3-2.FAVOR
フォロワー数 11500人
https://instagram.com/favor_official/
キレイになれる情報がいっぱい詰まったコスメサイトFAVORでは、インスタグラムでも新作や人気のコスメアイテムを紹介しています。投稿には、たくさんのハッシュタグがつけられており、新規ユーザーへのアプローチも考えられています。
また、プロフィールページからはFAVORのウェブサイトへ誘導できるため、すべての投稿に「@Favor_offcial」というプロフィールページへの導線が貼られており、インスタグラムから自社メディアへの流入を増やしているようです。
4.まとめ
今回は、飲食・アパレル・美容の3つのジャンルでインスタグラムを有効活用している事例を紹介しましたが、この事例から見えてきたインスタグラムをビジネス利用する際に見込める効果は新規集客と、リピーター獲得です。
今回紹介したアカウントから見えてきた成功のポイントは
・アカウントテーマに一貫性を持つ
・ハッシュタグや位置情報などの機能を有効活用する
・フォロワーとのコミュニケーションを丁寧に行う
以上の3点です。今回ご紹介した事例を参考にアカウントのテーマを決め、ハッシュタグと位置情報を利用し、ユーザーとのコミュニケーションを楽しみながら魅力的なアカウント運用を目指してみてはいかがでしょうか?