昨年行われた「クリスマスマーケットin横浜赤レンガ倉庫」に合わせ初めてインスタグラムキャンペーンを開催した横浜赤レンガ倉庫さん。キャンペーン開催と同時にテテマーチが提供するキャンペーン管理、分析ツールのCAMPiNを導入していただいています。そこで、なぜCAMPiNを導入したのか、そして実際に利用した感想などを担当者さんに伺いました!
目次
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1.企業ご紹介
昨年開館15周年を迎え、ショッピングやグルメのみならず、季節に合わせたイベントを開催している横浜赤レンガ倉庫。
昨年12月には、「クリスマスマーケットin横浜赤レンガ倉庫」に合わせインスタグラムキャンペーンを開催し、そこでCAMPiNを導入していただきました。
(HP:https://www.yokohama-akarenga.jp)
公式インスタグラム:@yokohamaredbrick
今回はインスタグラムの運用を担当している、株式会社横浜赤レンガ イベント事業部・広報担当の本多さんにお話を伺いました!
2.インスタグラムキャンペーンについて
2-1.#赤レンガクリスマス キャンペーン概要
Haruka:
昨年12月に初めてインスタグラムキャンペーンを開催されたとのことですが、その概要を教えてください。
本多さん:
フォトジェニックで話題性のあるクリスマスマーケットに合わせ、フォトコンテストを実施しました。
クリスマスマーケット開催期間中である11月24日から12月25日までの1か月間、イベントに訪れた方に対し、その日の思い出についてハッシュタグ#赤レンガクリスマス を付けた写真をインスタグラムに投稿していただくよう促しました。その際、横浜赤レンガ倉庫の公式インスタグラム(@yokohamaredbrick)をフォローしていただくことも条件としました。
HP上やインスタグラムやTwitter等でもキャンペーンについて告知をしていました。また、それと同時に、来場していただいた方にキャンペーンの存在を認知していただくため、イベント時に設置していたテーブルにキャンペーンについてのステッカーを用意しました。このステッカーが大きく投稿数に貢献したのではないかと考えています。
投稿していただいた方の中から、『ベストフォトジェニック賞』と『ベストフレンド・カップル賞』、『ベストファミリー賞』を決定し、プレゼントをお送りしました。
2-2.インスタグラムキャンペーンスタートの理由
Haruka:
インスタグラムでキャンペーンを実施しようと考えた理由はどういったものでしたか?
本多さん:
インスタグラムキャンペーンは今回が初めてでしたが、過去はイベントに合わせTwitterでのリツイートキャンペーンを実施していました。2月に開催の『ヨコハマストロベリーフェスティバル2018』でもリツイートキャンペーンを開催しています。
Twitterにおけるキャンペーンの利点としては、ユーザーにとって参加のハードルが低いために、拡散がされやすいのでインプレッション数が高いということにあると考えています。
しかし、情報中心の媒体であるTwitterでは、ツイートを流し見している人も多いですし、懸賞アカウント等も多いですので、一体どのくらいのユーザーの方に情報が認知されているのか、可視化することが難しいと感じていました。
そこで、すでに2015年にアカウントを開設していたインスタグラムでキャンペーンを行うことを考えました。インスタグラムはTwitterと比べると、比較的フォロワーの投稿を定期的に見る人が多い媒体、つまりアクティブユーザーの多いSNSなのではないかと思います。
また、エンゲージメント率も高いため、ある程度、情報の浸透性が数値化できることもインスタグラムの特徴です。
以上の経緯から、インスタグラムにおけるキャンペーン開催を決定しました。
2-3.キャンペーンの効果・反響
Haruka:
キャンペーン開催にあたり設定したKPIを伺いたいです!
本多さん:
他の商業施設のインスタグラムでのキャンペーンに対する応募数を考慮して、当初は、投稿数が2,000を超えることを目標としました。
それに対し、結果は2,961件とKPIに対して約1.5倍で、予想を上回ることができました。
上記のグラフのように開催期間当初から投稿数は伸びており、イベントへの来場者数が多い休日に特に件数が多かったです。ピークは12月24日と、これも来場者数に比例する結果となりました。
Haruka:
他にインスタグラムキャンペーンでの効果や反響は何かございましたか。
本多さん:
まず大きな部分として、フォロワーがキャンペーン開催中には、月に2,000人も増加しました。これは、通常の4倍程度の伸び率です。
キャンペーンを実施したことで、参加者の方がフォローしてくれたことを始めとして、公式アカウントの存在について認知していただくきっかけにもなったと思います。
また、明確に測定できない部分ではありますが、例年に比べると、イベントの開催初期から来場者数が多かったという印象があります。クリスマスマーケットというイベントが日本にだんだんと定着してきたことなど、複数の理由が考えられますが、その1つとして、インスタグラムにおける告知の効果も発揮されたのではないかと考えています。
公式アカウントだけのイベントの告知だけではなく、キャンペーンの開催によって多くのユーザーさんがイベントの様子を投稿してくださり、そこで他のフォロワーさんに情報を発信できたのだと思います。
アンケートをとったわけではないので確かには分かりませんが、インスタグラムを見て来場して下さった方も増加したのではないでしょうか。
3.CAMPiNについて
(参考;http://camp-in.jp)
3-1.CAMPiN導入の理由
Haruka:
インスタグラムキャンペーンを行うにあたり、CAMPiNを導入していただいた理由は何でしたか。
本多さん:
キャンペーンを実施することは、CAMPiNなどのインスタグラムのキャンペーンツールを使用せずともできます。しかし、継続的にキャンペーンを開催して効果を得るためには、その効果測定や分析が重要な部分となります。ですので、まず、そういったリーチ数やキャンペーンにご応募いただいた各投稿に対してのエンゲージメント率等の情報の開示がスムーズにできるという点に魅力を感じました。
また、結果分析ができるだけでなく、同時にキャンペーン作成ツールであることも、CAMPiN導入の決め手となりました。
3-2.実際の使用感
Haruka:
実際の使用感はいかがでしたか。
本多さん:
実際にキャンペーン時に使用してみて、効果測定が簡便であり、使いやすいと感じました。フォーマットに伝えたい情報を書き込むだけでキャンペーンサイトも完成しますし、操作が簡単でした。
3-3.CAMPiNに今後求めるものとは?
Haruka:
今後CAMPiNに備わったら良いと感じる機能はございますか。
本多さん:
1つ目はデザインのテンプレートがもう少し幅広く種類があると、キャンペーンの色ごとに対応できるので良いと思います。
また、日々のインスタグラムの投稿において、いかに人気投稿欄に載せることができるかを考えていますので、その目的に合ったハッシュタグを選定できるツールがあれば非常に助かります。それぞれのハッシュタグにおける投稿数の幅が分かれば、投稿に際して設定するハッシュタグを手早く決定でき、戦略的にアプローチできると思います。
Haruka:
デザインのテンプレートは近々増える予定です。
貴重なご意見をありがとうございました!
4.まとめ
インスタグラムキャンペーンの開催を決定した理由からもわかるように、インスタグラムにおけるキャンペーンでは、アクティブユーザーからのインプレッション数を測ることができ、その結果としてイベントへの集客に結びつけることが可能です。
フォロワー数の伸び率も普段の4倍、また、来場者数も伸ばすことができ、キャンペーンの効果を伺えました。
キャンペーンを継続する上で重要な情報の管理、効果測定、分析。キャンペーンツールCAMPiNを利用し、魅力的なキャンペーン実施をしてみてはいかがでしょうか。