テテマーチが提供するInstagramキャンペーンツール「CAMPiN」では2018年724件のキャンペーンがありました。
今回は、この724件のキャンペーンデータを分析した調査結果をご紹介します。
目次
目次
- 【概要】
- 【キャンペーン開催総数】
- 【キャンペーン総投稿数・平均投稿数】
- 【キャンペーン投稿数別開催件数】
- 【キャンペーン投稿数ランキング】
- 【キャンペーン開催日数】
- 【キャンペーン月別開催回数】
- 【キャンペーン投稿に対する平均ハッシュタグ数】
- 【キャンペーン投稿に対する平均エンゲージメント数】
- 【まとめ】
【概要】
テテマーチで運営しているInstagramキャンペーンツール「CAMPiN」を使って2018年に実施された全724回のSNSキャンペーンを分析し、SNSキャンペーンの実績から見るキャンペーンの傾向を考察していきます。
【キャンペーン開催総数】
※CAMPiNはTwitterのキャンペーン機能を2018年7月より対応しました。
2018年、CAMPiNではInstagram、Twitter含めて724件のキャンペーンを実施しました。
CAMPiNは2015年12月よりInstagramに特化したキャンペーンツールとしてリリースされ、2016年は約100件、2017年は約500件のキャンペーンを実施してきましたが、毎年Instagramキャンペーンの開催件数は増えています。
【キャンペーン総投稿数・平均投稿数】
※投稿数は、1ユーザーの複数投稿もカウントしています
724件のキャンペーンで総勢24万件以上のキャンペーン参加投稿がありました。
キャンペーン1件の平均投稿数は332件となっており、Instagram/Twitter共に参加投稿数に大きな差はありませんでした。
【キャンペーン投稿数別開催件数】
キャンペーンの平均投稿数300件ほどになっていましたが、投稿数レンジごとに見てみると約350件と半数近いキャンペーンが100件未満の投稿数となっていました。一方で1,000件以上投稿されるキャンペーンや、10,000件以上投稿されるキャンペーンもありました。
【キャンペーン投稿数ランキング】
上記は、CAMPiNで実施したキャンペーンの中で投稿数が多いキャンペーンのTOP10です。
ペット、飲料、観光の3ジャンルは投稿数の多いキャンペーンが多く1万件以上投稿を集めるキャンペーンも見受けられました。
【キャンペーン開催日数】
キャンペーンの平均開催期間は58日間と約2ヶ月程度ですが、開催期間として最も多いのは約1ヶ月間という結果になりました。一方で、12ヶ月以上常設的に開催されているキャンペーンも一定数あるようです。
【キャンペーン月別開催回数】
2018年、キャンペーン開催が最も多い月は7月という結果となりました。次いで11月12月と年末に多く開催されていました。その他、1月~6月は7月~12月に比較すると開催件数が多くはありませんでしたが、その中でも3月の開催は多い傾向が見られました。
【キャンペーン投稿に対する平均ハッシュタグ数】
キャンペーン参加投稿についていたハッシュタグはInstagramが18.2個、Twitterは3.6個とキャンペーン参加者のハッシュタグ数ではInstagramとTwitterで大きな違いが見られました。
【キャンペーン投稿に対する平均エンゲージメント数】
※いいねとコメント数の合計値をエンゲージメントと定義しています。
エンゲージメント数について、Instagramのキャンペーン投稿はTwitterのキャンペーン投稿より10倍以上ついていることがわかりました。
【まとめ】
- 投稿数100件未満のキャンペーンが全体の約半数程度。
- キャンペーンの開催期間は1ヶ月程度が多いが、12ヶ月以上の常設キャンペーンもあり平均すると約2ヶ月間。
- キャンペーン投稿でもInstagramユーザーはハッシュタグを多くつけており、つけるハッシュタグはTwitterと比較すると約5倍。
- キャンペーン投稿の場合でもInstagramはエンゲージメントが多く得られ、Twitterと比較すると10倍以上。
- ペット・飲料・観光などが投稿を集めやすいキャンペーンとなっている。