インスタグラムで他のユーザーの投稿を自分のアカウントのフィードに掲載できる「リポスト」。
手軽に投稿を増やせる方法ですが、しっかり戦略を立てて利用しないとオリジナリティが感じられないフィードになってしまうかもしれません。
写真の統一感がない、テーマがバラバラ、結局何を伝えたいのかわからない…。
そんな事態を避け、リポストの効果を高めるための戦略をご紹介します。
目次
- 1.リポストアプリとは?
- 2.リポスト活用でフォロワー増加したアカウント
- 3.インスタグラムのリポスト戦略の立て方
- 3-1.独自のハッシュタグを作る
- 3-2.リポストルールを決める
- 3-3.アンバサダーを起用する
- 3-4.事業内容と絡める
- 3-5.企業アカウント→個人アカウントの導線を作る
- 3-6.ユーザー同士のコミュニティを作る
- 3-7.ストーリーのアンケートで反応を調査
- 4.まとめ
1.リポストアプリとは?
インスタグラムには他のユーザーの投稿をシェアする機能がありません。
その代わりに使うのがリポストアプリです。
リポストアプリを利用することで、他のユーザーの投稿を自分のコメントや元の投稿者のアカウント名付きでシェアすることができます。
リポストアプリについての記事はこちらを参考にしてみてください。
Instagramの投稿をシェアするアプリ『Repost』を活用して画像を共有しよう!
2.リポスト活用でフォロワー増加したアカウント
インスタグラムの企業アカウントの中には、リポストを上手に活用してフォロワー増加した国内アカウントも!
それぞれのアカウントの特徴と活用法をまとめました。
2-1.世界観を統一した古着女子アカウント(@furuzyo)
こちらは古着を使ったファッションコーデを紹介するアカウント「古着女子(@furuzyo)」。
古着が好きな女性たちの投稿をリポストしています。
ただむやみにリポストするのではなく「くすんだ雰囲気」「顔が写っていないもの」などのルールを決め、世界観を統一しました。
「顔が写っていると服よりも顔の可愛さに注目される」という点から、服を主役にするため顔が写っていない投稿を選んでいるようです。
2-2.美女を集めて男女から注目された美女アカウント(@b_b_j.j)
こちらは美女ばかりを集めたリポストアカウント「美女美容情報(@b_b_j.j)」。
運営者はマイクロインフルエンサーのキャスティング等を行なっている株式会社レゾラムです。
美女ユーザーの投稿をリポストし、古着女子とは反対に「顔」を見せるアカウントになっています。
美女が好きな人は男女問わず多いので、多くの注目を集めフォロワー32万人超えしました。
2-3.コミュニティ作りで仲間を増やせるアカウント(@vege_bu)
有機野菜を使った料理やオーガニックコスメを紹介しているアカウント「ベジ部(@vege_bu)」。
野菜をたっぷり使った料理やシンプルかわいいコスメはインスタ映えし、色鮮やかなフィードになっています。
また、ベジ部はFacebook上でコミュニティを運営しており、ユーザー同士がつながれる場所を提供しているのが特徴です。
3.インスタグラムのリポスト戦略の立て方
リポストを上手に使っているアカウントに共通しているのは、しっかりと戦略を立て独自ルールを決めてリポストしていること。
だからこそ、リポストメインのフィードでも多くのフォロワーを獲得しているのです。
それでは、インスタグラムのリポスト戦略の立て方を具体的に解説します。
3-1.独自のハッシュタグを作る
リポストしたい投稿を探すために、ユーザーにハッシュタグを付けてもらうと効率的です。
オリジナルのハッシュタグを作り「リポスト希望の方は#○○をつけて投稿してください!」と呼びかけてみてください。
一度ハッシュタグを作ると、いつの間にかハッシュタグが広がって、あなたのアカウントを知らない人でもハッシュタグを付けてくれることがあります。
多くの投稿の中から選んでリポストし、リポストされたユーザーの口コミが広がってあなたのアカウントが有名になっていくでしょう。
3-2.リポストルールを決める
どんな投稿も無差別にリポストしていると、自分のフィードがごちゃごちゃした印象になってしまいます。
インスタグラムでフォローされるには世界観の演出が大切なため、独自のリポストルールを決めるのもポイント。
- 顔が写っていない投稿
- 色鮮やかな写真
- 同じような加工
- 画質の良さ
など、フィードに写真が並んだときどのように見せたいかを考えてみてください。
3-3.アンバサダーを起用する
効率的に質の高い投稿をリポストをしていくためには、アンバサダーを起用するという方法もあります。
アンバサダーに「こんな感じの投稿をしてください」とお願いすることで、すぐにリポストできそうな投稿を見つけることができるのです。
また、アンバサダーはストーリーや投稿などであなたのアカウントを宣伝してくれる役割もあり、広報として活躍してくれることも。
お礼として限定イベントに招待したり、商品サンプルを送ったりすると親切ですね。
3-4.事業内容と絡める
ブランドの服を売りたいなら、ブランドの服を使ったおしゃれなコーディネートの投稿を。
インフルエンサーのキャスティングを依頼されたいなら、提携インフルエンサーのとっておきの投稿をリポスト。
このように運営者の事業内容と絡めたリポストを行うことで、あなたのアカウントを見た人が「購入しようかな」「依頼しようかな」と思ったとき、スムーズにコンバージョンにつなげることができます。
3-5.企業アカウント→個人アカウントの導線を作る
企業アカウントで個人アカウントがリポストされると、それを見た他のユーザーは「この人はどんな人かな?」と気になって個人アカウントを見に行きます。
その結果リポストされた側のフォロワーが増えれば、相手も悪い気はしません。
また、リポストされたユーザーが「○○さんにリポストされました!」と宣伝をしてくれることも。
リポストは企業とユーザーに良い循環を作ることができるのです。
企業アカウント→個人アカウントの導線を作るためには、おしゃれな1枚を選んだり、キャプションでその個人アカウントの魅力やお礼を伝えたりするのがおすすめです。
3-6.ユーザー同士のコミュニティを作る
インスタグラムをきっかけにしてユーザー同士をつなげるため、コミュニティを作るという方法があります。
誰でも自分がリポストされればその投稿を見に行くもの。
ついでにアカウント情報も見るため「こんなコミュニティを運営しています」と宣伝すると集まりやすいです。
そのコミュニティ内でイベントを開催し、自分のストーリーで実況したり、ユーザーに投稿してもらってさらにリポストしたりと、どんどんネタを見つけることができます。
3-7.ストーリーのアンケートで反応を調査
リポスト内容が良かったのかどうか気になる場合は、ストーリーのアンケート機能でユーザーの反応を調査してみましょう。
投稿のスクショと共に「参考になった?YES/NO」のアンケートや「次はどんな投稿が良いですか?」などの質問を投げかけると、リアルなユーザーの声を聞くことができます。
ユーザーの意見を参考に、次のリポスト戦略を立てられるのです。
4.まとめ
リポストだけでアカウントを運用する場合、自分で写真を用意する必要はありません。
ただし、ただのパクリアカウントにならないよう、しっかりとした戦略を立てて運用することが大切です。
独自ルールを決める、事業内容と絡める、ユーザー同士のつながりを手助けするなどで、リポストだけでもオリジナリティのあるアカウント運用をしてみてください!