7ヶ月でフォロワー14万!メイクマイルームのインスタグラム運用について

インスタレポート

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フォロワーを増やすだけではなく、エンゲージメント率が高いインスタグラムアカウントを作るのは中々大変ですよね。そんな中、2018年7月末にアカウントの開設をしてから、2019年2月現在までの約半年間でフォロワーが14万に達し、高いエンゲージメント率を維持しているメイクマイルームというアカウントがあります。今回は、そのアカウントを運用している株式会社andさんに、インスタグラム運用についてのお話しを伺いしました。今すぐに真似できるコツがたくさんあるので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

1.アカウント紹介

まずはインスタグラムアカウントのご紹介です。
アカウント:@make_my_room.me
フォロワー数:14万(2019年2月現在)

姉妹アカウント:@in_my_room.me
フォロワー数:2.7万人(2019年2月現在)

株式会社andさんは、現在2個のアカウントを運用されています。@make_my_room.me では主に部屋全体を写した写真を、姉妹アカウントの @in_my_room.me では、部屋の一部やおうちカフェ、家での過ごし方についての紹介をする写真を載せています。また、どちらのアカウントも一般ユーザーの投稿をリポストをしており、主に10代後半から30代の女性がターゲットです。

今回はそんな株式会社andさんに、インスタグラムアカウントについてお話をお伺いしました。

アカウント紹介   アカウント紹介

2.ひとりで過ごす中での“小さな幸せ”という新しい価値観を形にしたい

——アカウント運用を始めたのはなぜですか?

平さん:「ひとりで過ごす中での“小さな幸せ”」という価値観を形にしたいという思いがあるからです。
一人暮らしをしていて仕事が忙しい時でも、自分の時間を大切に、狭い部屋でも小さな幸せを見つけながら過ごせる環境を作れたら、それだけで毎日はすごく幸せなものになるのではないかな、と考えています。その価値観を形にして、提案したかったというのがきっかけの1つです。今、女性の社会進出が進んでいて、仕事で疲れている女性が多いですよね。そのような人たちが、働いて帰ってきてホッとできる空間を作り、家をまた明日も頑張れるような拠点にしてほしいという思いがあります。
なので、このインスタグラムを通して、そのような価値観を形にしたいと考えています。近々インテリア雑貨の販売やWEBメディアへの展開の販売も視野に入れています。今はこのマイルームの価値観を形にし、言語化して広めている段階で、カルチャー作りを行っている最中と言えますね。

ひとりで過ごす中での“小さな幸せ”という新しい価値観を形にしたい

 

3.投稿が「なぜ伸びたのか」を分析する

——今でこそフォロワーがとても多いですが、一気に伸びたきっかけなどはありますか?

平さん:あります。ある時投稿したワンルームの間取りに近い写真が伸びて、1日でフォロワーが1000人増えたことがありました。そこで、関連するジャンルの他社アカウントやコンテンツに目を向けると、当時は主婦向けのインテリアや暮らしを中心にしたアカウントしかなく、単身世帯向けのコンテンツを載せているアカウントがないということに気が付いたのです。実は、アカウントを開設したての時期は、家の中ということにフォーカスを置き、主婦向けのインテリアや生活小物なども紹介していました。しかし、伸びた投稿の後、もう一度ワンルームの間取りの画像を投稿してみて反応が良かったことから、これはニーズがありそうだということで、メインターゲットを単身世帯の方に絞ることにしました。

投稿が「なぜ伸びたのか」を分析する

↑ 1日でフォロワーが1000人増えた投稿

——なるほど。伸びた投稿が「なぜ伸びたのか」を分析することの大切さが伺えますね。

平さん:はい。ニーズがあると分かってからは1日の投稿数を2投稿から4投稿にし、とにかくリーチ数を増やし、フォロワーの獲得を狙っていました。1日にたくさん投稿するとフォロワーが離れるかもしれないと思っていたのですが、服などと違い、そもそもインスタグラム上に投稿されている部屋に関するコンテンツが少ないことや、世界観に強く共感している方がフォローしてくださっていることなどから、フォロワー離れはありませんでした。

4.アカウント運用のコツ

——ここまでフォロワーを伸ばすには、たくさん試行錯誤をされてきたと思うのですが、アカウント運用のコツなどを教えていただきたいです。

平さん:主に4つあります。「インスタグラマーとの協力体制を作る」「ストーリーズを活用する」「思想を伝える」「保存を狙う」です。

4-1.インスタグラマーとの協力体制を作る

インスタグラマーさんとの協力体制作りは、まだアカウントを開設したばかりの時期に、フォロワーの増加を加速させるために行いました。主なキーワードは、「口説く」「特集を組む」の2つです。
「口説く」に関しては、事前にインテリアや暮らし関連のインスタグラマーの方を何人かリストアップし、これからどのような世界観のアカウントを作りたいのか、何月までにフォロワー何人を目指しているのか、最初にその人を選んだ理由は何かというのを、協力してほしいというメッセージとともにDMで送っていました。感覚としては口説いている感じに近いです。笑
そうすることで、インスタグラマーの方も応援してくれますし、「自分が最初からこのアカウント運用に関わっていた」という当事者意識を持ってくださり、積極的にシェアをしてもらうことに繋がりました。

——インスタグラマーの方を巻き込んで応援してもらえる仕組みを作ると、インスタグラム運用が円滑に進むようになるのですね。

平さん:その通りです。また、すでにライフスタイルやインテリアを支持されているインスタグラマーの方に「あなたの部屋の特集を組みたい」と伝え、複数投稿でお部屋を紹介する「#インスタお宅訪問」という特集企画を行っていました。そうすることで、インスタグラマーの方がその特集をシェアしてくださりますし、露出が増え、自然とフォロワーを増やすことができました。

4-2.ユーザーコミュニケーションとしてのストーリーズ活用

——かなり積極的にインスタグラマーの方を巻き込んでいてすごいですね。やはり初期の頃は、影響力のある方たちに協力してもらうことが大切だということが分かりますね。

平さん:はい。また、アカウントを一緒に作り上げているという意識を、インスタグラマーの方だけでなく、フォロワーさんにも持っていただき、一緒にカルチャーを作っていきたいと思っています。その為、ストーリーズを活用し、フォロワーさんと頻繁にコミュニケーションを取るというのを、とても大切にしています。
「1週間ごとに会う友達と、毎日会う友達だったらどちらの方がより仲が良いだろうか?」というのと同じで、なるべく頻繁にコミュニケーションを取るようにしています。

——友達のようなフレンドリーさで、フォロワーさんとコミュニケーションを取るようにしているのですね。

平さん:そうです。例えば、「今年の抱負は何ですか?」や「今日は何をして過ごしますか?」など、インテリアに関係ないことでも聞いてしまっています。笑 そのようにフランクにコミュニケーションを取ることで、フォロワーさんもいろいろな質問や意見を言いやすいコミュニティができ、熱量の高さに繋がっています。

ユーザーコミュニケーションとしてのストーリーズ活用

また、ストーリーズでフォロワーさんの質問に答える「お悩み相談室」という企画をしたり、フォロワーさんからDMでいただいたお部屋に関する質問を、ほかのフォロワーさんにシェアし、回答を募ったりしました。

「お悩み相談室」の様子

↑ 「お悩み相談室」の様子

質問の回答をフォロワーさんから募る様子

↑ 質問の回答をフォロワーさんから募る様子 (※2018年11月に@and__homeから@make_my_room.me にアカウント名を変更)

このようにコミュニケーションを取り続けた結果として、一度ストーリーズに一人暮らしに関する18問のWEBアンケートを投稿したときに、無報酬にも関わらずアクセスした人の50%が最後まで回答してくれたことがありました。この回答率にエンゲージメントの高さを感じ、これまでコミュニケーションを取り続けてきたことが結果として表れたように思いました。

一人暮らしに関するアンケートを募る様子   一人暮らしに関するアンケートを募る様子

↑一人暮らしに関するアンケートを募る様子

回答率が高かったアンケートの結果をシェアしている様子

↑ 回答率が高かったアンケートの結果をシェアしている様子

4-3.メディアとしての思想を体温を持って伝える

——そのほかに大切にしていることはありますか?

平さん:メディアとしての思想を、積極的に外部に伝えるというのも大事です。私達の場合だったら、「お部屋の中で、一人で過ごす時間や空間をより良いものにしたい」という思いがあります。これらの思いを、インスタグラマーの方やフォロワーさんに素直に伝えることによって、自然に応援してくださる方が増えたように思います。

——なるほど。メイクマイルームさんのほかにも、インテリア関係のアカウントを見かけますが、それらよりも圧倒的にフォロワーが多いのはなぜだと思いますか?

平さん:やはりそれも、裏側にある編集部の思いが伝わっていて、応援したいと思ってくれている方がたくさんいるからだと思います。応援したいと思ってくれている人がひとり、ふたりと増え、その方たちがさらにシェアをしてくれることによって圧倒的なフォロワー数や熱量につながっていると考えます。この情報過多の時代に必要な情報として選ばれるには、発信している側の思想に共感してもらうことが大切だと思うのです。ただ一方的に便利で無機質な情報を発信しているだけだと、受け手に「便利な情報だ」とは思ってもらえても「好き」だと思ってもらうのは難しいと思います。たくさんある他の情報の中の1つとして埋もれてしまいますよね。なので、ただ無機質なロボットにならないように、ちゃんと思いを伝えたり、それぞれのフォロワーと対話をすることを意識しています。

4-4.保存を狙う

——ストーリーズなどのほかに、いいね数なども気にしていますか?

平さん:いいね数より保存数を気にするようにしています。これは、保存数の方がいいね数よりも動機が分かりやすく、狙いやすいからです。現在、姉妹アカウントの @in_my_room.me の方では6回に一度、ストーリー仕立ての複数枚投稿の特集を組んでおり、その投稿はとても保存数が多いです。おそらく、後で読み返そうと思う方が多いのだと思います。このように、「いいね」に繋がった動機を推測するのは難しいですが、「保存」に関しては真似したい、後で見返したいという意図がはっきりと分かり、狙って伸ばしやすい方法だと思っています。

ストーリー仕立ての複数枚投稿

↑ ストーリー仕立ての複数枚投稿

5.インスタライブ

——今まで、インスタライブは行ったことがありますか?

平さん:はい。今まで「お宅訪問ライブ」と「東京の一人暮らし事情」というテーマで行ったことがあります。「お宅訪問ライブ」に関しては、既に3、4回行っており、写真だけでは紹介できないインテリアのアイテムや値段、部屋全体の様子などを映しながら、インスタグラマーさんの部屋を紹介しました。実際にインスタグラマーさんのお宅にお邪魔することもあれば、画面を上下2分割したコラボ配信を行うこともあります。

 「お宅訪問ライブ」の様子

↑ 「お宅訪問ライブ」の様子

また、「東京の一人暮らし事情」をテーマにしたライブでは、バーチャル座談会のような形で、フォロワーさんの質問を聞いてそれに答えました。目的としては、既存のフォロワーさんにより濃い情報を届けて喜んでいただき、エンゲージメント率を高めるためです。

「東京の一人暮らし事情」のライブ配信の様子

↑ 「東京の一人暮らしの部屋事情」のライブ配信の様子

——ストーリーズの活用もインスタライブも、フォロワーさんと積極的にコミュニケーションを取るためというのが軸にあるのが分かりますね。

平さん:はい。また最近では、フランフランさんとのコラボライブもさせていただき、フォロワーさんから大好評でした。内容としては、フランフランさんの店舗で店員さんに出演いただき、新商品の紹介やインテリアの組み合わせ方のアドバイスなどを生で見せていただきました。このような企画は初めてだったのですが、ライブ配信中に「買います!」というコメントが殺到し、実際ライブの翌日に「ライブを見て早速購入しました」とタグ付けしてくださった方もいました。また、壁紙の貼り方などをライブ中に実演してもらったのですが、それが分かりやすくて良かったというようなコメントもいただきました。満足度が高かった理由として、動画だからこそ、インテリアのリアルな使い方やシーンを伝えられたこと、いただいた質問はほぼスルーすることなくその場で答えていったことなどが挙げられます。

壁紙を貼る実演をしている様子

↑ 壁紙を貼る実演をしている様子

「買います!」というコメントが殺到している様子

↑「買います!」というコメントが殺到している様子

——ライブ配信の翌日に、実際に購買にいたったフォロワーさんがいるというのは凄いですね。そのような新しい取り組みもされている中、今後目指すフォロワー数や強化していきたいことはありますか?

平さん:フォロワー数に関しては、新しいフォロワーさんを増やすというよりは、エンゲージメントを高めることに重きを置いて運用していきたいです。
また、今後の予定としては、インスタグラマーさんと朝ごはんを作って食べるワークショップを開催したり、韓国で流行っている「Vlog」のような形で素敵な暮らしを紹介するような動画コンテンツを制作したり、ストーリーズをもっとコンテンツの1つとして使ったりしていきたいと思っています。
あとは、協力的なフォロワーさんやインスタグラマーインフルエンサーさんとのネットワークができているのが強みなので、それを他社さんにも活用いただけるように、タイアップコンテンツやイベントなども増やしていきたいですね。

6.まとめ

いかがだったでしょうか。メイクマイルームさんのお話を聞いていると、とにかくフォロワーさんとの交流を大切にしながら、丁寧にアカウントを運用している印象を受けますよね。またそのほかにも、フォロワーを増やすコツなども教えてくださり、今すぐにでも真似できるアイディアがたくさんあったと思います。ぜひ、今後のインスタグラム運用に活かしてみてはいかがでしょうか。

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