今回はインスタアンテナを運用するテテマーチの持つキャンペーンサービスツール、CAMPiNの考案者インタビューを行いました!
目次
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1.CAMPiN紹介
(参考;https://camp-in.jp/)
CAMPiNとは、オリジナルCMSで簡単にキャンペーンページを作成、キャンペーンの当選者管理や獲得したエンゲージメントの計測などができる、インスタグラムにおけるキャンペーンツールです。実施したすべてのキャンペーン結果から項目ごとの比較が行えるなどの機能も持っています。API審査も通過しています。
2.考案者インタビュー
CAMPiNを考案した松重さんにその経緯やサービスの強みを伺いました。
2-1.インスタグラムの市場拡大を捉えビジネス活用ツールを考案
Haruka:
はじめに、CAMPiNはインスタグラムにおけるキャンペーン制作ツールですが、インスタグラムに目を付けたのはなぜですか。
松重さん:
3年ほど前にCAMPiNをリリースしましたが、その当時、ビジュアルのコンテンツマーケティングの時代が来ると騒がれていました。従来のテキストベースの情報媒体ではなく、ビジュアルベースでの発信が主流となっていくのではないかと考えられていました。
その中でも、インスタグラムがメディアでも取り上げられるようになっており、インスタグラムユーザー数は海外で約3億人であるのに対し、国内では約400万人と日本における市場は拡大しつつある状態でした。
(参考;http://blog.members.co.jp/article/26137)
また、当時インスタグラムは若い女性に人気のSNSとして取り上げられていましたが、その後男性ユーザーや幅広い年代層にまで拡大されることが十分に見込めましたので、可能性を感じました。
インスタグラムは無料で初期費用が不要なので、当時も多くの企業が目をつけていましたが、販促に繋げるという部分ではなかなか難しい面もあり、インスタグラムにおけるビジネスツールも、数はそこまで多くありませんでした。
そこで、キャンペーンツールを制作することで企業におけるインスタグラム運用の手助けをすることを思いつきました。
Haruka:
当時、キャンペーンツールを持っている他の競合企業はありましたか。
松重さん:
はい、当時、キャンペーンツールを提供している他企業はいくつかありました。しかし、どこも1回のキャンペーンでいくらという費用設定で、かつ高額であったため、未だ効果を見出しにくいインスタグラムにおける投資のハードルが高いのではないかと感じていました。
また、そういった過去の事例を見ていても、キャンペーンの応募件数が多いものもあれば、極端に少ないものもあり、上手に活用することで可能性は拡大されると感じていました。
そのため、私たちは比較的安価に何度でも使えるCMSを提供しよう!と考案しました。
2-2.CAMPiNの3つの強み、安価・キャンペーン作り放題・簡単管理
Haruka:
CAMPiNの強みは何でしょうか?
松重さん:
ポイントの1つ目は先ほどもお話したように比較的安価であること、2つ目は導入期間中において、何度でもキャンペーンが行い放題であることです。
キャンペーンは1度行ったきりではなく、継続的に行うべきものだと考えています。何度もキャンペーンを開催しその都度、結果や要因を分析・検証することで、改善に繋がり、その企業のインスタグラムキャンペーンにおける独自のこだわりが見いだせると思います。
そのため、導入していただいた期間中は何度でもキャンペーンが行えるようにしました。インスタアンテナでも「CAMPiN利用事例」でご紹介しているように、青山フラワーマーケット様やFOインターナショナル様、白鶴酒造様などは、CAMPiNを使い定期的にキャンペーンを開催しています。
Haruka:
他にポイントはありますか。
松重さん:
他にこだわったポイントとしては、とにかく誰でも使えるようなCMSにすることですね。
せっかくツールを利用していただいていても、ややこしいような設定が多いと面倒だと思いますので、誰でも使えるようなシンプルなものをコンセプトとして考えています。キャンペーンサイトを簡単に作ることができますし、そのキャンペーンの応募者管理や効果測定なども容易に行えます。
(参考;https://camp-in.jp/)
現在、観光協会や自治体においても、多数導入いただいていますが、使いやすいという声を多くいただいています。そういった使用感には自信を持っています。
2-3.企業におけるサービス導入までの経緯
Haruka:
現在は多くの企業にサービスを導入いただいているということですが、その経緯はどのようなものでしたか。
松重さん:
まず、テテマーチはできて間もない会社なので、CAMPiNをクライアントにお考えいただくまでの導線として、テテマーチがインスタグラムのビジネス活用を支援する会社だという認知度を上げようと考えました。
その1つの方法として、このインスタアンテナをCAMPiNのリリース前から運用していました。そこから徐々にインスタアンテナの記事投稿の増加に伴ってPV数も増えていき、現在も多くの方から資料請求をいただいています。
そこからCAMPiNを知っていただいたり、また、私たちが開催するセミナーやイベントにご参加いただく中でサービス導入に至ったりしています。
Haruka:
企業にCAMPiNを導入していただく際に何か気を付けていることはありますか。
松重さん:
CAMPiNをご提供するだけではなく、キャンペーン自体の企画や構成などのお手伝いもしています。今やインスタグラムを運用する企業も多くなってきて、企業の担当者さんのリテラシーも向上していますので、私たちがサポートをすることでキャンペーン作りを一緒に行っていただければと考えています。
2-4.今後の展望
Haruka:
今後何か取り組みたいことや改善したいことはございますか。
松重さん:
デザインのテンプレートをもう少しバリエーションあるものにすること、分析できるポイントを幅広くしていくことが現在の課題だと認識しています。
テンプレートデザインは現在開発中です。
さらに新しい形でキャンペーンが行えるようにサービスを展開していきたいです。
3.エンジニアインタビュー
エンジニアの植田さんにもエンジニア目線からのCAMPiNの魅力について伺いました!
3-1.キャンペーン分析面におけるCAMPiNの魅力
Haruka:
まず、植田さんのCAMPiNに関する業務について教えてください。
植田さん:
私は主に、CAMPiNのLPの改善から顧客の不具合の対応、また、新しいデザイン開発や機能開発を行っています。
例えば機能開発の面でいえば、クライアントからの要望に合わせ、キャンペーンサイトページにおけるユーザー投稿が集められたウィジェットの一覧のところで、投票機能をつけられるように追加開発をしました。
Haruka:
CAMPiNの魅力はずばり何でしょうか。
植田さん:
松重さんのお話にもありましたが、SNSでは、ユーザーからの情報発信が重要ですので、ユーザー投稿を多く集めることのできるキャンペーンが作り放題であるという点にあると思います。
(参考;https://camp-in.jp/)
また、キャンペーンの生成ツールであるとともにキャンペーン分析ツールでもあるというところが特長です。分析面でも優れているのではないかと思います。平たく言えばハッシュタグの収集ツールでもあるので、エンゲージメントや、どれだけの人にキャンペーン参加者の投稿が見られたかというリーチ数も取得できるため、分析を簡単に行うことができます。
3-2.デザインのこだわり
Haruka:
デザインのこだわりはありますか。
植田さん:
シンプルを求めています。自動でキャンペーンページが作成できるというお手軽な側面を重視していますので、あまり凝りすぎたデザインですと、企業のカラーによっては馴染まないという結果を生じさせてしまう恐れがあります。ですから、ページにおけるテイストが様々な企業に合うようにどちらかといえばフラットなものを追求しています。
Haruka:
現在ページデザインのテンプレートをもう少し増やす予定ということですが…
植田さん:
そうなんです!シンプルなものを追い求めつつも、実際に導入いただいている企業からももう少しバリエーションがほしいというお声をいただいていますので、複数のデザインを考案しています。
ユーザーが投稿した画像がそのページの主役となるため、ユーザー投稿が映えるような形にしています。ウィジェットの形も増やし、多くのクライアントのキャンペーンに寄り添えればと考えています。
その中でも使用感は重視しているので、キャンペーンを作って閲覧するということを軸にして扱いやすいものを目指しています。
4.まとめ
インスタグラムにおけるキャンペーンの生成・管理・分析ツールCAMPiN。
その強みは、
- 安価で導入でき
- キャンペーンも作り放題
- 管理も非常に簡単
という3点であることが分かりました。
そしてCAMPiNはキャンペーン生成ツールであると同時に「キャンペーン分析ツール」であることも特徴とのこと。
キャンペーンは「やって終わり」ではなく、結果を振り返り次の施策に繋げるところまでがゴールです。
そのため、もしも今後インスタグラムでキャンペーンを展開したい方がいらっしゃれば、ぜひご検討をお願いいたします。