みなさん、2018 FIFAワールドカップの日本代表の雄姿はご覧になりましたでしょうか。
日本代表を応援する多くのサポーターが全力で応援をし、中には寝不足が続いた方も居たのではないでしょうか。
その中でも、今回のワールドカップで最も印象に残っていると言っても過言ではないのは、おそらく初戦のコロンビア戦でゴールを決めた大迫選手に対する
「大迫、半端ないって」
というキャッチーなフレーズかと思います。
なぜ冒頭でこのようなことをお伝えしたかというと、Instagramのビジネス活用もまだまだ”半端ない可能性”を秘めているためです。今回はその理由について、テテマーチ株式会社SNSマーケティング部部長の三島が体系的にご説明します。
目次
目次
1.口コミ力が半端ないって
Instagramは、既にユーザーのライフスタイルの一部となり、自分の趣味嗜好や体験したことを日常的にシェアする場となりました。
だからこそInstagramの口コミ力が非常に高くなってきているのですが、その理由はどこにあるのでしょうか。
1-1. 口コミ体験の自然ストック
Instagramでは、企業側がユーザーに依頼をすることなく、ユーザーが自発的に商品やサービスのポジティブな情報を投稿しています。
例えばスターバックスさんが新商品を出せば、それをユーザーがInstagramに投稿をし、その情報が拡散される文化が出来上がっています。
1-2.口コミを調べる情報収集メディアへ
Instagramで情報を発信するユーザーが居る一方、Instagramでその情報を収集するユーザーも居ます。実のところ、今ではGoogleに次ぐ検索媒体になりつつあるのがInstagramです。
ユーザーが日常的に行うなにげない投稿の中で、商品やサービスの魅力だけではなく、どこでそれを手に入れることができるのか、体験できるのかなどの情報も知ることができます。
ーー参考:「Instagram利用に関する意識調査(アライドアーキテクツ株式会社)」
1-3.Instagramの情報が信用できる理由
インフルエンサーを起用することで意図的に情報拡散を行う”インフルエンサーマーケティング”について、良い意味でも悪い意味でも話題になっていますが、実際にInstagram内で検索した際に出てくる投稿のほとんどは等身大のユーザーの生の声であることがほとんどです。
Instagramは、商品やサービスが良ければ投稿しますし、悪ければ投稿をしないというユーザー自身の素直さも特徴的です。
2.Instagramで話題になったら半端ないって
Instagramはそもそも拡散機能(Facebookでいう「シェア」、Twitterでいう「リツイート」)がなく、要するに”拡散されにくい”メディアです。
しかし、だからこそInstagram内で多くのユーザーに投稿され話題が広がるとマスメディアに取り上げられ、それによってさらにその商品を求めるユーザーが増え、そこからさらにその商品やサービスのInstagram投稿が増加するという循環が生まれます。
たとえばこちらの「カフェ中野屋」さん。
「カフェ中野屋」は、町田駅から徒歩10分圏内にあるおしゃれなカフェです。
表参道や原宿、渋谷など若者に人気のエリアにあるカフェが注目を浴びる中、町田にある「カフェ中野屋」はインスタ映えするカフェとしてInstagram上で話題になり、メディアにも取り上げられました。
その結果、今では平日にも関わらず開店1分で満席になるほどの人気を獲得しました。
3. Instagramはファンとの密度半端ないって
Instagramは他のソーシャルメディアと比べてフォロワーユーザー(=ファン)との密度が高いといわれています。
Instagramは”好き”でユーザー同士が繋がる特徴が強く、そのためInstagram上でのユーザー同士のアクションもはっきり見えることが多いです。
3-1. コアファンの存在
最近は当たり前にように聞く事例ですが、HISさんの「#タビジョ」や、ユニクロ銀座店さんの「#ユニジョ」などはInstagramでファンとの関係性を築き上げることができた成功事例ではないでしょうか。
ーー参考:オリジナルハッシュタグでブランディング!インスタグラムから流行を生み出すハッシュタグの作り方とは?
3-2.エンゲージメントが高いメディア
海外のある調査によると、InstagramはFacebookの58倍、Twitterの120倍も高いエンゲージメント率(投稿や広告に対するユーザーの反応率)が見られるそうです。この数字だけで、Instagramはどれだけユーザー同士の密度が高いのかが分かるのではないでしょうか。
また、Instagramにおいては一度そのアカウントのファンになってしまえば中長期的にファンで居続けてくれるユーザーが多い傾向があります。
逆にいうと、ファンを獲得した後に”どれだけコアファンになるように育成することができるか”が求められています。
ーー参考:Instagram Advertising in 2018: What You Need to Know
4.購買までの導線半端ないって
2018年6月に、Instagram社よりショップ機能実装のリリースがありました。要するに、ついにInstagram上でも決済ができるようになり、Instagram内での商品購入が可能になったわけです。
ーー参考:インスタグラムでショッピング機能がリリース!商品の販売と購入が直接可能に
5.まとめ
Instagramが“半端ない”理由はお分かりいただけたでしょうか。
2017年は「インスタ映え」という言葉が流行語にも選ばれたように、Instagramがとても盛り上がった1年でした。
しかし、2018年は新たな機能が続々と追加され、それに比例するようにInstagramのビジネス活用に取り組む企業も増加し、まだまだInstagramの成長の勢いは衰えません。
Instagramマーケティング支援を行うテテマーチでは、引き続きInstagram活用を中心としたプロモーション施策を通じて多くのお客様のご支援をさせていただければと考えています。
では最後に一言。
「Instagram半端ないって」