最近よく目にするおしゃれな“壁”の投稿。それはインスタ映えするだけでなく、企業にとっても大きな宣伝効果につながりそうです。
今回はウォールアートの実態に迫り、いかに効果的な宣伝や情報発信ができるのか探ってみました。
目次
1.話題のウォールアート
1-1.MARINE&WALK YOKOHAMA
横浜にあるMARINE&WALK YOKOHAMA
いくつか並ぶ建物のウォールアートには羽根が生えたように見える写真が撮れるフォトスポットがありました!
MARINE&WALK YOKOHAMAにある建物の壁はどこもインスタ映えするものになっていました。HKT48の宮脇咲良さんも自身のインスタグラムでの投稿で、その魅力を伝えていました。
1-2.WILD MAGIC-The Rainbow Farm-
豊洲にある都市型アウトドアパーク、 WILD MAGIC
バイト仲間とBBQに行った時に、おしゃれなウォールアートの前で写真を撮りました。
インスタグラムのスポット検索でヒットする投稿を見ても壁の前で写真を撮っている人が多いように見えます。
公式アカウント:https://www.instagram.com/wildmagic_therainbowfarm/
2.ウォールアートの魅力は多くの人を惹きつける
2-1.#ザ壁部 #カベジョからつながるコミュニティ
みなさん、#ザ壁部 #カベジョ という言葉を聞いたことはありますか?
ひたすら「壁」の写真を投稿し、壁の魅力を伝えている”#ザ壁部“というコミュニティがあります。
投稿件数は検索結果から分かるように、現在77,000件近くに上っています。#ザ壁部は巨大グループになっているのです。
“#カベジョ“も同様におしゃれな壁の前での写真を撮る女子たちであり、その投稿数は徐々に増えています。“カベジョ”は新しく注目できる存在かもしれません!!
2-2.“ユーザーに向けた”ウォールアート
最近では、イベントブースやカフェで、その場所へ来た人のフォトジェニックスポットとしてウォールアートを設置している事例があります。
東京ガールズコレクションではイベントブースにウォールアートを設置し、多くの人が写真を撮りインスタグラムに投稿することで、イベント情報が広がっているようです。
2-3.“ユーザーが生み出す” ウォールアート
東京ディズニーランドでは思わぬところがカベジョに人気のスポットになっています。
このパステルカラーが印象的なこちらの壁。
この壁はアトラクションの改装工事の簡易壁です。ユーザーの間で話題になり、ユーザーによって思いがけないところでフォトジェニックスポットに生まれ変わることもあるようです!
3.ザ壁部・カベジョ注目のコンテンツは?
3-1.羽根・翼
やはりよく見るのがこちらのウォールアート。羽根が生えたように見えるもので、男女問わず人気です!
3-2.足し算ウォールアート
カップルや仲良し女子たちに人気なこちらのウォールアート。可愛い写真が撮れるようです。
3-3.大きな文字
壁一面に描かれた文字もインスタ映えすると話題になっています。こちらは原宿のキャットストリート裏にあるアメリカ出身のスティーブン・パワーズ氏によって描かれたウォールアートです。
4.ウォールアートを用いたキャンペーン事例
ウォールアートはフォトジェニックであるからこそ多くの人が集まります。先ほど「#ザ壁部」を例にあげた通り、ウォールアートへ行った人の投稿を見た人が「面白い!」「行ってみたい!」「写真を撮ってみたい!」と関心を持つことで、ますます多くの人の注目を集めることが期待できます。
4-1.#思いやりを言葉に キャンペーン
東京・青山に「#思いやりを言葉に」というテーマである巨大なウォールアートが期間限定で公開されました。このキャンペーンの目的は、「SNS疲れ」「ネットいじめ」といったネガティブなイメージも多くなっている今日、インスタグラム上でポジティブなメッセージを広めていこうというものでした。
このようにメッセージを多くの人へ発信することもできるようです。伝えたいメッセージをウォールアートに込めることで、気軽にたくさんの人が見れます。さらにインスタ上で広がることによってより広げることができます。
4-2.#GUプレゼントキャンペーン
以前GUビックロ新宿東口店において、フォトブースで写真を撮り、ジーユービックロ新宿東口店をタグ付けして投稿するとプレゼントをもらえるというキャンペーンがやっていました。
GUのようにフォトブースやウォールアートの前での写真の投稿を載せた人へ向けたプレゼントキャンペーンはインスタ上で様々な人へ繋がり、大きな宣伝効果が期待できます。
5.まとめ
- #ザ壁部・#カベジョが集まるところ
このようにウォールアートによって多くの人が惹きつけられています。それはインスタ映えするだけでなく、投稿によって特典がもらえたり、様々な人に情報発信ができたりします - 写真目的でも集客は狙える
私はMARINE&WALK YOKOHAMAへウォールアート目当てに行きました。このように「壁の前で写真を撮りたい」という目的だけでもその場所へ足を運ぶ人もいるようです。集客を狙うためにもウォールアートは重要なものかもしれません。 - ウォールアートは作りやすい
上でもご紹介したように、MARINE&WALK YOKOHAMAやWILD MAGIC-The Rainbow Farm-は建物の壁にウォールアートが描かれています。わざわざスペースを取らなくても簡単にフォトジェニックスポットは作れるのです。また、東京ディズニーランドのように思いがけないところでフォトジェニックスポットに生まれ変わる場合もあります。
ウォールアートの魅力は多くの人を惹きつけています。
その魅力をうまく活用し、ビジネスにつなげることができそうです!!