インスタグラム×ウォールアートで自然と情報拡散効果が得れることをご存知ですか?このような流行を最大限に生かし、宣伝や幸せを広めるプロジェクトが日本に浸透してきています。
ウォールアートスポットを探せるアプリも登場しました。2017年10月16日にリリースされたアプリ[GENIC WALL(ウォールジェニック)」も紹介します。
目次
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1.ウォールアートの様々
まずウォールアートとは、言葉のまま壁を使って絵を描いたものです。フォトスポットという言葉をよく聞きますが、ウォールアートはまさにそのスポット。写真を撮るために列に並ぶなんてことも・・・?
ウォールアートは現在、様々な目的で使われてきています。背景が綺麗だとやはり、被写体も映えますよね。様々な事例があるので紹介していきたいと思います。
1-1.幸せを広める活動×ウォールアート
天使の羽のウォールアート、どこかで見かけたことはありませんか?この写真は世界をハッピーにするアートプロジェクト「Global Anjel Wings Project」を世界に広めている、コレット・ミラー氏です。私の地元の横浜にあるMARINE & WALK YOKOHANAに日本初の正式な登録スポットがあります。このプロジェクトは2012年にロサンゼルスで始まりました。「エンジェルウイングスの前で撮影した方たちに幸せになっていただきたい。」という願いが込めれれています。また、制作時のイベントでは「観光地になってくれたら嬉しい。」とコメントしています。このように宣伝ではなくプロジェクトの一環として壁を使うといういこともあるのですね。
私も愛犬と一緒に行って来ました。休日だったため、この写真を撮るために列に並んでいました。この写真をインスタグラムに投稿したところ、Colette Miller Wings Japanのアカウントから「いいね」が来ましたよ。そのアカウントはみんなの投稿をリポスト(リツイートのように他人が投稿したものをそのまま再投稿する)機能を使って投稿し、共有していました。幸せを広める運動をアカウント側からもしているようです。
1-2.飲食店×ウォールアート
またまた行ってきました。これは新宿にある生クリーム専門店です。水色の背景がこのソフトクリームを映えさせていますよね。#生クリーム専門店 でぜひ調べてみてください。皆さん背景を気にして写真撮影をしているようです。他のインスタグラムユーザーに「なにこれ!!」「かわいい!!」と思わせ、思わず投稿させたくなるような背景作りが今後重要になってくると思います。このように飲食店ごとにテーマカラーやトレードマークを作り、定着させることによって、自然とブランディングされています。
1-3.世界のウォールアート
これはロサンゼルスにあるPaul Smithのショップの壁です。車社会のロサンゼルスでは建物が目立つデザインであることがとても重要だそうです。これはウォールアートというより建物自体が撮影スポットとなっていますが、撮影に十分なスペースがとれるため、集団で撮影したりジャンプしたりと、思い思いのポーズをとっています。ブランド創設者の好きな色、ピンクでまとわれた建物はフォトジェニックスポットとして世界から訪れる人が増加しています。撮影スペースをわざわざ大きく設けるのも一つの壁を活用するヒントかもしれませんね。
そしてついにフォトジェニックなウォールアートを探せるアプリが新登場!
インスタグラム×地図×みんなの投稿 でフォトスポットが簡単に検索できるようになりました。
2.新感覚アプリ!「GENIC WALL」
「インスタ映え」スポットをすぐに探せるアプリが登場。
2017年10月16日リリース!新アプリ[GENIC WALL(ウォールジェニック)」をご紹介します。
2-1.ウォールアート専用アプリがついに登場
インスタライフをワンランク上へ。という「インスタ映え」を気にする人が多い中、そんなスポットを簡単に検索できるアプリが登場しました。このアプリはInstagram公式APIを取得し、簡単に自身のインスタグラムと連携することができます。「インスタでよく見かけるがどこにあるかわからない。」「近くのウォールアートを探したい。」など様々な要望に応じて開発されました。まだウォールアートの歴史は浅く、ガイドブックなどは出ていないため、このアプリがそのガイドブックの役割を果たし、現地案内までしてくれる新感覚なアプリとなっています。
【公式ホームページ】
https://genic-wall.com/
2-2.「インスタ映え」をシェア
このアプリは実際に撮った写真をスポット申請することができます。そうすると、誰かがそのスポットを検索した時にマップに表示されます。「インスタ映え」を簡単にシェアすることができます。申請方法もメールで写真を添付し、フォトスポット住所を送るだけです。
このようにキーワードやカテゴリー別で検索できるため、目的に応じて検索することができます。
また「GENIC WALL」では公式アンバサダーも募集中!インスタグラムが大好きで、みんなに投稿を見てもらいたい人はぜひ申請してみてはいかがでしょうか。
3.まとめ
様々なウォールアートを調べ、各国の傾向やウォールアートについてお伝えしたいことが3点あります。
3-1.ウォールアートの今後
ここまでお話してきた中で壁がどれだけの影響力を持っているか、知っていただけたと思います。今後も日本の飲食店をはじめ、観光スポットでもウォールアートをつかったフォトスポットがさらに増えていくことが考えられます。
3-2.インスタ映え写真を撮るために
実はこんなことを耳にしたことはありませんか・・・?それは「インスタ映え」のために食べ物を買って、一口食べてごみ箱に捨ててしまう人がたくさんいるという事実です。それは本当のフォトジェニックスポットなのでしょうか?他のSNS(TwitterやFacebook)でそのごみ箱の写真をアップされていることもあります。写真のために食べ物を粗末にするなどは本来あるべき姿ではありません。このような裏が見えてしまえばお店の評価も「おいしいお店」ではなく、「かわいそうなお店」となってしまいます。流行りの裏には何かしら問題が出てきてしまいますが、このようなことは好ましくありません。フォトジェニックに隠された闇もあるということを知っていただきたいと思います。
3-3.世界に発信できるチャンスがつかめるかも
インスタグラムは今、世界に広まるSNSです。ハッシュタグや流行のものに目をつけることで情報を日本だけでなく、世界に発信できるチャンスがあります。ウォールアートを使ったフォトスポットはこれからも増えて行くと考えられます。写真をその場所で撮り、投稿してもらうためには以下の3つのポイントがあります。
- フォトスポットを作る
- ウォールアートを使って被写体の映える工夫をする
- 検索されやすいワードをハッシュタグで使う
ウォールアート×インスタグラムで流行の宣伝ができるのではないでしょうか。ウォールアートには様々な目的がありますが、その特性に着目すれば新たな宣伝方法が生まれるかもしれません。紙媒体の広告が消費者の手に渡りにくくなってきた今日では、このようなSNSを使った宣伝がとても重要になってきています。時代の流れとともに宣伝方法も変わっていかなくてはなりません。