今回は写真にまつわる「?」を解決する“旅×写真”イベント『DeNAトラベルグラフィー』にプレスとして招待され、イベントの様子を拝見させていただきました!豪華登壇者によるトークや、ユーザーを楽しませる仕掛けが詰まったイベントをレポートします!
目次
目次
1.イベント概要
DeNAトラベルグラフィーとは?
イベント概要サイト:https://www.skygate.co.jp/pickup/event/travelgraphy/
公式インスタグラム:@dena.travel
旅行中はフォトジェニックな場所に身を置くため、写真を撮る機会がぐっと増えますよね。そんな中で「SNSでいいね!が付きやすい写真は?」「自分だけのオリジナル写真を撮るには?」「カメラ撮影を上達させるコツは?」など皆さんが気になる疑問について、豪華ゲストの皆さんがお答えしてくれるというのが今回のイベントの趣旨なんです。
写真にまつわる「?」を解決する“旅×写真”イベントの気になる登壇者の方々は…
ゲスト①:タレント・マルチクリエイターのGENKINGさん
サプライズゲスト:ものまねメイクが話題のざわちんさん
ゲスト②:ゲスト箒を用いた浮遊写真でお馴染みの人気インスタグラマーのhalnoさん
ゲスト③:プロカメラマンの菖蒲タケルさん
:菖蒲タケル(@takeru_s)さんのイベント後の投稿。『今日の出演者みんなでパチリ^_^』のコメントを添えて、イベント出演者全員とのショットがアップされていました。
”イベント中撮影OK!”とのことで、会場に集まった400名の参加者さん達は常にカメラやスマートフォンを構えた状態でした。今回はそんな熱気溢れるイベントの中身をご紹介します。
2.『GENKING流インスタジェニックのつくりかた』
最初のトークはインスタグラムで100万人のフォロワーを抱えてるGENKINGさん、そしてサプライズで登場したざわちんさんが旅行中インスタジェニックな撮影テクニックについて。
GENKINGさんのこだわりは「色合い」や「背景」とのこと。特に海外では、どこでもお洒落な写真を撮ることができるとして、旅行中での写真の撮り方にアドバイスをされていました。
よくありがちなカメラ目線でのピース写真などは旅行感が出すぎているとして、自然体で撮る「パパラッチ風」のテクニックを伝授。歩いてる最中やご飯を食べている時などに、カメラを意識してない状態で友人などに撮影してもらうと「パパラッチ風」に撮れるのだそうです。「目線外し」でいつもとは違うお洒落な旅写真が撮れるかもしれませんね。
また、ざわちんさん共に「いいね!」がつきやすい写真として挙げられていたのが、海、夕日など自然の力を借りた写真。景色が素晴らしい時は、あえて自分自身は入れずに撮影することもあるそうです。
初心者でも出来る小物テクニックとしては、ファーストフードのドリンク、ソフトクリームなどを持って”たべてる風”を無造作に演出すると動くがあって旅らしい写真が撮れるそうです。またハイビスカスなどの可愛い小物を使用することで写真を華やかにすることが出来る、というアドバイスもありました。
SNSに投稿しない方がいい写真としては、「キメ顏」や「グルメ」ばかりをアップし続けるのは避けた方がいいと指摘してらっしゃいました。いいね!をたくさんもらうためには、自分が可愛く見える光のポイントを探す、とにかく納得できる一枚が取れるまで枚数を撮り続ける、などの言葉もありました。
3.『浮遊写真の世界』
3-1.”浮遊写真”を撮るコツ
halnoさんのこだわりポイント
一度見たら忘れられない、唯一無二のアカウントを作り上げたhalnoさんですが、撮影スポットにはかなりこだわっているとのことでした。「ファンタジーが感じられる場所で撮る」「出来るだけカラフルにする」「わかりやすい写真にする」など投稿が直感的に判断されやすいインスタグラムにおいて注目されやすい写真のポイントなどのお話しがありました。
”浮遊写真”のテクニックを伝授
いつも撮影に使用している愛用の箒を使って実際に浮遊写真の撮り方を伝授するタイムもありました。ステージ上でジャンプするhalnoさんを上手く撮ろうと必死にシャッター切る会場の皆さんが印象的な場面でした。
halnoさんから浮遊写真を上手く撮るコツとしてあげられたポイントが、以下の五つです。
・なるべく下から撮影する。
・膝を意識してジャンプする。
・明るいところで撮る。(晴れた日、青空のときに撮るべし)
・背景は何も無いほうが「浮いてる感」が出る。
・表情作りも忘れずに。
特にジャンプする時のポーズが重要らしく、力を抜いて膝を上げるようにジャンプすると”浮いてる感”が上手く表れた写真になるそうです。また、背景は空のみ、など遠近感が感じられる物を背景にしない方が浮遊感が増すというアドバイスもありました。
自分の「世界観」を手に入れる方法
自分らしい写真を撮りたい人へのアドバイスとして「自分をブランドにすることが大切」と語るhalnoさん。ご自身のキーワードは「空を飛ぶ」ことであるとして、インスタグラムで世界観を持って投稿するために大切なポイントを教えてくださいました。
・統一感
・個性的
・ストーリー性
インスタグラムで大切とされている「統一感」を出すためには、同じテーマで投稿を続けていくことがポイント。「個性的」であるためには、今まで誰もやってないような投稿をして、「〇〇といえば、あの人!」と思ってもらえることが大切。また、「ストーリー性」のあるにすることでユーザーが投稿を待ち望むような飽きのこないアカウントにすることができる、ということでした。
ユーザーに抱いてもらいたいイメージを持ち、誰が見ても「自分らしさ」が出せるまで徹底的に試行錯誤することが重要であるそうで、そう言った世界観が演出出来ている注目アカウントも紹介してらっしゃいました。アカウントをチェックすることで「世界観」の出し方の参考にしてみてはいかがでしょうか?
世界観が観える!セルフブランディングの参考になるアカウント3選
@girleatworld
「女の子×グルメ×世界」がコンセプトのアカウント。その土地特有の食べ物と風景を一枚の写真に収めた写真は、旅行好きの女子必見!真似しやすさもユーザーからは嬉しいポイントですね。
@muradosmann
こちらは女性が男性の手を引いていくショットをとらえたシリーズ「Follow Me To」を投稿しているアカウントです。世界中の景色と女性の装いが非常に美しく、一枚で色々なストーリーが想像できるのが魅力です!
二人分の朝食の写真が投稿されているこちらのアカウント。誰一人写っていないにも関わらず幸せそうな匂いが漂ってくるこちらのアカウントも、コンセプト作りのヒントになるかもしれません。
4.『旅を10倍ステキに魅せるメソッド』
最後のゲストはプロカメラマンの菖蒲タケルさん。25年以上機内誌や旅雑誌など多くの旅行系メディアの撮影を手掛け、2012年からは写真の楽しさを伝えるための写真教室も開催しているプロ中のプロの撮影トークを聞くことができました。
すぐに実践できる撮影テクニックとしては「グリッドの交わるところに撮りたいものを置く」という構図テクニックを上げてらっしゃいました。また、自分が相手に抱いて欲しいイメージでも構図は変えるべきだとして、お洒落さを演出したいなら真上からの撮影、シズル感を出したいなら間近からの撮影を勧めてらっしゃいました。
おすすめの撮影グッズとしてはスマホ用の三脚とセルカレンズの二点を紹介し、実際にご自身のスマートフォンとセルカレンズで会場全体を撮影して効果をアピール!最近では自撮り棒の使用が安全性の問題で禁止されている観光地も多いので、旅行先での撮影のお供として是非ゲットしたい二点ですね。
:菖蒲タケル(@takeru_s)さんのイベント後の投稿。イベント中に私物のセルカレンズで会場全体を写した一枚。
5.まとめ
投稿が盛り上がる!フォトジェニックなイベント
:公式ハッシュタグである『#denaトラベルグラフィー』には300件を超える投稿が寄せられました。
イベント全体を通して非常に印象的だったのが、来場者の皆さんを楽しませる仕組みです。写真をメインにしたイベントですから、会場に足を運んでいる方は日常的にインスタグラムなどに写真を投稿しているユーザーさんが大半であると思いますが、そうしたユーザーの方にとってフォトジェニックな空間があるというのはかなり魅力的であるのではないでしょうか。
イベントのロビーに、halnoさんのような浮遊写真が撮れるスポットがあったり、イベント後にはDeNAトラベルのキャラクターが描かれた棒付きクッキーなども配布されており、帰宅後に記念として写真を投稿されている方が多く見受けられました。イベント中も撮影が可能であったこと、ゲストの方々が自身のアカウントでイベントの投稿を行っていたことも、投稿数が伸びた要因だと思われます。
旅行中などはフォトジェニックなスポットがたくさんありますから、投稿する写真に苦労することはありませんが、日常生活の中でそうした写真を撮ることは結構難しいものです。インスタグラムを利用しているユーザーは日々投稿する写真を撮るタイミングを求めている状態ですから、こうしたフォトジェニックイベントは今後さらに盛り上がっていくのではないでしょうか。
ユーザーをファンにするために
今回登壇されたゲストの方々に共通していることは、「一枚へのこだわり」でした。どのゲストの方も、「自分が好きな写真が撮れるまで、とにかく撮る」ということをアドバイスされており、自身の写真へのこだわりが感じられました。
企業としてアカウントを運用する上で意識しなければならないことは、一般ユーザーの方々の投稿への意識も非常に高いという点です。そのフィールドでファンをつける側に回るためには、世界観やコンセプトの作り込みから実際に投稿する一枚へのこだわりが重要なポイントであると言えます。
インスタグラマーだけでなく一般のユーザーの方でもコンセプトを持って日々投稿されている方々もいますし、そうした意識の高いユーザーの皆さんがコミュニティを形成して影響を及ぼしあっているのがインスタグラムです。
公式アカウントとしてユーザーの方々をファンにするためには、ゲストのhalnoさんがお話しされていた「セルフブランディング」を意識して世界観を作り出すことが必要不可欠だと言えます。企業は、そうした世界観やコンセプトが重なるジャンルやコミュニティのユーザーへのアプローチを積極的に行っていくことでユーザーからファンへの変換を行うことができるのではないでしょうか。