好きな芸能人、好きなブランドなど、好きなものはインスタグラムでチェックする時代です。話題性に優れた期間限定アカウントは口コミで広まりやすく、フォロワー数も短期間で伸びます。公式アカウントがハッシュタグの内容を指定することによってファンはそれに便乗して広まっていきます。
そんな期間限定公式アカウントの事例をみていきます。
目次
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1.有名人を起用した期間限定公式アカウント
有名人を起用することによって以下のような効果が得られます。
- インスタをしていない芸能人を起用するとファンが食いつく
- 期間限定ということで特別感が増される
1-1.高橋一生の「旅する氷結」公式インスタアカウント
2017年3月7日から5月10日までの期間限定で不定期更新されていました。最初は商品名を隠し、フォロワ―は20歳以上限定という言葉とともに様々な憶測が飛び交い話題を呼びました。
また、今人気のある高橋一生が初めてインスタに登場したということでファンはすかさず食いついたようです。また「＃旅する氷結」で検索すると4,400件もヒット（2017/6/29）するなどPRが上手くいった事例です。
1-2.カリスマドットコムアンバサダー矢作（おぎやはぎ矢作兼）カリスマドットコムの「not not me」発売記念アカウント
2017年3月16日から3月25日までという短期間で毎日更新していました。カリスマドットコムというアーティストのカリスマ・アンバサダーとしての矢作兼の活動報告としてインスタを使用していました。
アーティストと芸人というジャンルの違う人がPR活動をすることによって新しいファン開拓につながったのではないでしょうか。
1-3.Perfumeの『COSMIC EXPLORER』発売記念公式アカウント
Perfume初の公式アカウントということでファンはこぞって飛びつきました。大胆に何十枚も連続で投稿して一枚の大きな写真になるように工夫された投稿で話題を呼ぴました。その写真の中にいくつか動画をまぜることによっても遊び心満点のインスタが出来ています。最初は期間限定の予定であったが反響が大きかったため現在まで続いています。
一枚の写真やデザインを何枚も繋げて大きな画像として表示させることができるのはインスタでしか出来ない、新しい投稿の仕方ではないでしょうか。
2.有名人以外の期間限定アカウント
2-1.期間限定リラックマ公式インスタグラム
2016年7月25日から2017年5月31日まで不定期で更新されていました。 最初の投稿でハッシュタグの内容を定めておくことでファンは何のハッシュタグで投稿すればよいのか分かりやすいです。「#ゆるっと毎日リラックマ」で検索すると6,144件(2017/6/29)も投稿されています。
公式アカウントでハッシュタグを最初に指定しておくとファンは便乗してそのハッシュタグを使うので統一しやすくて話題にも上りやすいです。
2-2.期間限定ゼスプリキウイ公式アカウント
2016年9月20日から11月30日まで不定期で更新されていました。キウイの調理方法等を動画で紹介し、フォトジェニックなキウイの画像を投稿していました。 一貫してフォトジェニックなキウイの投稿をすることによって、フォロワ―にこういうインスタを投稿したいと思わせて購買意欲を促進させたのではないでしょうか。
コメント欄をみるといいねありがとうございますという内容が多いことから、いいねを企業側から積極的にしていくことによっても宣伝効果を上げていたのでないかと思います。
3.まとめ
その時人気のインスタグラムをまだ利用していない芸能人を起用することによって話題に上りやすいです。投稿する期間は様々であるが、期間限定にすることによって特別感が増します。期間が定まっていることによって、短期間で全体的にまとまった見やすいインスタアカウントになりやすいです。
また名残惜しさが、その後ハッシュタグでフォロワ―が続けて投稿することにつながるのではないかと思います。
ただアカウントを作って投稿するだけでなく企業側から積極的にいいねをするなどアプローチすることや、期間限定にすることで特別感を増してみるといいのではないでしょうか。
