インスタグラムの運用担当者やインスタグラム利用者は炎上したくないと誰もが思うでしょう。
今回はインスタグラムの炎上対策や炎上した場合の対処法をご紹介いたします。
インスタグラム以外のSNSにも同じ事が言えるので是非参考にして下さい。
目次
目次
1.インスタグラムにおける炎上とは?
そもそも炎上とは、企業や特定の人物に対して否定的な評判が瞬間的に広まる事を指します。
ただし、インスタグラムはTwitterのリツイート機能やFacebookのシェア機能のようなものが現在のところ無く、インスタグラム単体で考えた場合はあまり拡散されにくいSNSと言うことができるでしょう。
とはいえ、インスタグラムは他のSNSとの親和性が高いため、たとえばインスタグラムの投稿がキャプチャされたり、その投稿のリンクを取得されて他の拡散力が強いSNS(Twitterなど)に投稿される事によって炎上してしまう事があります。
インスタグラムの運用担当者は、この「悪い評判は他のSNSによって拡散される」という意識を持って運用しましょう。
2.インスタグラムの炎上対策4選
インスタグラムにおける炎上対策は主に4つあります。
一つ一つ具体的にご紹介いたします。
2-1.不確かな情報は発信しない
確認が取れていない情報を発信する事は炎上に繋がります。
特に医療・法律関係はしっかり専門家を交えて確かな情報を発信するように気をつけましょう。
また、自分は事実だと思っていても他者の見方によっては事実とは言い切れない事もあります。
SNSに投稿する際は、第三者に見てもらう事が炎上を防ぐ1つの手段となります。
2-2.個人情報を発信しない
次の対策は「個人情報を発信しない」事です。
他人はもちろん自分自信の個人情報も投稿しないように気をつけましょう。
個人情報には、免許証や社員証、メールアドレスや電話番号など個人が特定できる情報を含みます。
2-3.否定的な投稿をしない
アカウント運用担当者は、自社・自分のインスタグラムアカウントを盛り上げたいと思っている事でしょう。
しかし、盛り上がるコンテンツを発信する際に否定的な内容ではないか確認しましょう。
否定してしまうと、否定された側からの訴訟や第三者からの指摘などで炎上が起こる危険があるので気をつけましょう。
2-4.自分中心的に考えた投稿はしない
一番炎上に繋がる原因がこの「自分中心でしか考えられない」事だと思われます。
「みんなと違う投稿をしたい」、「投稿が拡散されたい」などと考えて、他人の迷惑を顧みずインスタグラムに画像投稿をしないようにしましょう。
自分・自社の投稿は他の大多数の人に見られているという意識をしっかり持つ事が重要となります。
3.インスタグラム(SNS)が炎上する理由
そもそも、なぜインスタグラムを含むSNSは炎上するのでしょうか?
ここでは、インスタグラムが炎上する理由を考察します。
3-1.画像が主な投稿方法のため
インスタグラムは他のSNS(Twitter,Facebookなど)と違い画像が主な投稿方法です。
文章はあまり考える必要が無いため、誰でも気軽に投稿出来るという利点はあります。
しかし、あまりにも簡単に投稿出来るので炎上しない内容かどうか深く考えずに投稿する危険性もあります。
例えば、先ほども紹介したように本当はSNS上に公開してはいけない個人情報の載った画像を公開してしまう事などが挙げられます。また、第三者が写り込んでいる写真についても、肖像権の関係でトラブルが発生してしまうことも考えられます。
投稿する内容を吟味する事が重要となります。
3-2.他のSNSとの親和性が高い
自分の投稿は他の人に見られ、拡散される事を意識しましょう。
インスタグラム自体はあまり拡散されにくい投稿ツールです。
しかし、投稿した写真や動画がキャプチャされTwitterなどの拡散されやすいSNSに投稿される事に気をつけましょう。
また、インスタグラムのみに焦点を当てると、ハッシュタグ機能に注意が必要です。
インスタグラムのハッシュタグ機能のおかげで、たくさんの投稿を見ることが出来ますが、逆に他人も自分の投稿を見ることができる点に注意して下さい。
4.もし炎上した場合の対処法
インスタグラムなどのSNS運用において、どんなに気をつけても炎上する可能性はあります。
ここでは、炎上した際の対処法について具体的にご紹介致します。
4-1.インスタグラムアカウントの活動を控える
個人・法人の両方のインスタグラムアカウント運用者に当てはまる対処法が「炎上したインスタグラムアカウントの活動を控える」事です。
ただ、あくまで「むやみな投稿を控える」だけで、アカウントやコンテンツの削除をするわけでは無い事に注意しましょう。
アカウントやコンテンツを削除してしまうと、第三者から隠蔽だと思われ更に炎上する可能性があるので気をつけましょう。
4-2.広報や法務などに直ぐに相談する
これは、法人・企業のインスタグラムアカウント運用者に当てはまる対処法です。
SNSにおいて、炎上は直ぐに広まってしまうものです。
自分一人で対応せずに、上司や広報担当の責任者に直ぐ相談する事が重要となります。
一例として具体的な対応フローを挙げますと以下のようになります。
- 広報担当者・SNS担当者に連絡
- 経営陣に通達
- 炎上対応を決定
- 公式コメント(お詫び)の投稿
このように、炎上した場合の対応フローを社内で決めておきましょう。
5.炎上対策をして快適なインスタグラム運用を!
いかがでしたか?
インスタグラムの炎上対策・炎上する理由・対処法を具体的に述べてきました。
インスタグラムは正しく使えば、手軽に自分や自社のサービスを発信できるSNSです。
ここで述べた、炎上対策を怠らずにやり、インスタグラムを使い熟しましょう。