#ハッシュタグから見る、インスタグラムのバレンタイン事情!

インスタのイマドキ

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2月14日は日本の一大イベント“バレンタインデー”
手作りお菓子やもらったものをインスタグラムにあげる人が増えてきています。ハッシュタグを検索してみると多くのバレンタイン投稿がされていました。2017年のバレンタインを参考にインスタグラムのバレンタイン事情とこれからの流行予想を徹底リサーチ!

目次

1.チョコレートもインスタ映えを気にする時代に?

チョコレートやもらったものをインスタに投稿する人が増えてきた中、インスタ映えにこだわったものを渡すorつくる人が増えたのではないか?と思います。
バレンタイン市場ではSNSの発展により何が変わってきたのかご紹介します。

1-1.友チョコ・義理チョコ

インスタグラムのハッシュタグ検索結果は・・・
#友チョコ 62987件 (2017年12月8日現在)

#義理チョコ 16569件(2017年12月8日現在)となっています。

バラマキ用という言葉を知っていますか?友達に配る用に(ばら撒くため)に大量に作られたお菓子のことです。多くの人はそのバラマキ用をインスタグラムにアップしているようです。確かに本命チョコとうたって投稿するよりハードルは低いですよね。

2017年インスタグラムで有名になった抱っこクマクッキーがあります。くまさん型のクッキーにキャンディやナッツを抱かせたものです。可愛い!と思わずもらった側の投稿意欲をくすぐりそうですよね。インスタグラムをはじめとするSNSの発展でバレンタインも大きく変わってきたと考えられます。

1-2.包装にもこだわりを

友チョコに多い傾向ですが

  • 身近なもの
  • コストパフォーマンスが良い
  • インスタ映えする

包装が増えてきています。例えばマスキングテープを利用したもの、デザイン性のある紙ナプキンを使用したもの、プラスチックスプーンを使用したものなど。様々なサイトで簡単お菓子ラッピングが紹介されています。

1-3.本命チョコ

日本社会にに定着したのは、1970年代後半であった。「女性が男性に対して、親愛の情を込めてチョコレートを贈与する」という「日本型バレンタインデー」の様式が成立したのもこのころであった。(wikipediaより)

かなり昔からバレンタインの歴史が作られてきたのですね。やはり #本命チョコ の投稿は #友チョコ#義理チョコ と比べて少ないといった結果になっています。少し恥ずかしさもあるでしょう。投稿されているものは皆、ハイクオリティ。何を作ろうか?と考えている人はインスタグラムで検索をして見つける人も多いと思います。人気のバレンタインチョコレートを見てみましょう。

まず人気なのがザッハトルテやタルト。やはり量産型ではない特別なものを用意することが多いようです。また、市販の物で人気なのはリキュールがはいっているチョコレート。包装も可愛く、オトナな感じがして男性ウケはとても良いでしょう。最近では、洋酒だけでなく日本酒がはいっているチョコレートをデパートで見かけます。

また、恋人に送るものはお菓子に加えたちょっとしたプレゼントを用意するのが主流になっています。百貨店では5000円以下のギフトを置く所が増えてきます。いかにバレンタインコーナーの近くにアドオン商品を魅せるかが重要となってきます。

2.アカウント運用例

2-1.阪急バレンタインチョコレート博覧会公式アカウント例

(参考  https://www.instagram.com/hankyuchoco/ )

百貨店の阪急うめだ本店では毎年バレンタインの特設会場を設けています。このような百貨店は数多くありますが、インスタグラムのアカウントを開設し、宣伝しているところは少ないのではないでしょうか?
こちらのアカウントは2015年度から運用されている投稿用アカウントです。ハッシュタグを平均15個程度使い検索されやすいよう工夫をされています。12月末からバレンタイン当日まで定期的に更新をし、実際どのような商品があるか知りたい人や、数多い出店メーカーの中で目星をつけたい人のニーズをくみ取っています。

投稿されているのは、新作チョコレートから“カカオティエ”(パティシエのカカオバージョンのような人を指す)の紹介まで行っています。
毎年決まったアカウントを参考にできればアカウントの信頼度も向上し、実際に店舗を訪れるきっかけ作りになりますね。

3.まとめ

2月14日バレンタイン。かつては好きな人にチョコレートを渡すイベントというだけのイベントでした。それがいつしかインスタ映えお菓子交換になりつつあります。バレンタイン市場の今後とは・・・?

3-1.インスタグラム×バレンタインの相性

期間限定・季節モノ・イベントを大切にする日本人。バレンタインにちなんだ投稿は今後も増えていくと考えられます。その根拠は個人が作ったお菓子の投稿の流行はSNSで話題になることから作られるからです。
【インスタ映えするお菓子を探す→実際に投稿する→それを見た人は投稿意欲を駆られる→さらなるインスタ映えお菓子を投稿する】という無限ループが生まれます。
SNSの発展によって変わりつつあるバレンタイン市場はインスタグラムととても相性が良いでしょう。

3-2.いいね!なバレンタインとは

実際の投稿する画像の背景を気にするのが良いでしょう。大量生産の場合は真上からとるなどの工夫を凝らすだけで簡単にインスタ映えをつくることができます。包装したものと中身を一緒に載せるのもオリジナル感が出ます。
バレンタインにむけて、様々なお菓子メーカーもインスタグラムのハッシュタグキャンペーンを行っていくと考えられますが、いかにも“キャンペーン感”があるものにはユーザーの警戒心駆ってしまいます。

  • 個人の世界観を大事にした施策を考える
  • 身の回りのアイテムを使って簡単に作れる

“インスタ映え”という言葉が横行する中、お菓子一つにしても個人の世界観を大事にした投稿が増えていきそうですね。

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