段々と肌寒くなってきて、風邪を引きやすい時期ですが、みなさん元気にお過ごしでしょうか。さて、毎年盛り上がるクリスマスのinstagramキャンペーンですが、今年もinstagramの人気は衰えを知らず、例年に負けず盛り上がることが予想されます。そこで今回は、2017年のクリスマスに向けて実施されたinstagramキャンペーンの特徴を、事例と合わせてご紹介します。
目次
目次
1.恵比寿ガーデンプレイス
https://gardenplace.jp/special/2017christmas/events/
※サイトの公開は終了しております。
キャンペーン概要
まず、アカウント(@ygp_illumi_campaign)をフォロー。※現在アカウントは停止しています
恵比寿ガーデンプレイスの広場内で、お気に入りのイルミネーションの写真にハッシュタグ「#ガーデンプレイスイルミ」をつけてInstagramに投稿。
インセンティブ
- バカラグラス 5名
- コロブラくまぬいぐるみ(大) 3名
- コロブラくまぬいぐるみ(小) 30名
- YEBISU GARDEN CINEMAペアチケット 10名
投稿数
約1,304枚
特徴
- キャンペーン用のInstagramのアカウントを、公式のアカウントとは別に作っています。そうすることで、多数の応募が予想される企画の運営を円滑に進めていることが予想されます。
- 恵比寿ガーデンプレイスは、去年のクリスマスにもinstagramキャンペーンを行っています。しかし、去年のハッシュタグとは違うものを使う事で、各年のイルミネーションの様子を記録に残す事ができます。
効果
このように、instagramキャンペーンを利用して投稿数を増やす事で、多くのユーザーにイベントを認知してもらい、集客数を増やすことができます。また、写真という形でイベントを思い出にも残す事ができて、一石二鳥の効果が期待できます。
2.横浜ベイシェラトン
http://www.yokohamabay-sheraton.co.jp/event/christmas_cp2017.php
※サイトの公開は終了しております。
キャンペーン概要
シェラトン公式Instagramアカウント(@sheratonyokohama)をフォロー。
五感で感じたクリスマスの写真を撮り、ハッシュタグ「#Sheraton5senses」をつけて投稿。
インセンティブ
- 宿泊券 1組2名
- ロビーラウンジ「シーウインド」アフタヌーンティー 1組2名
- シェラトンオリジナルアメニティセット 1名
- スカイラウンジ「ベイ・ビュー」1ドリンク+ミュージックチャージ 1組2名
- ロビーラウンジ「シーウインド」スイーツパレード 1組2名
投稿数
約933枚
特徴
- 「五感で感じたクリスマス」というテーマが設定してあり、イルミネーションだけでなくクリスマスケーキなど投稿できる範囲が幅広いので、参加ハードルが低く気軽に投稿できるでしょう。
- シェラトン公式instagramアカウントのクリスマス間近の投稿で、定期的にクリスマスキャンペーンを呼びかけていて、多くのユーザーに認知してもらえるようにしています。
効果
キャンペーンの応募には、シェラトン公式instagramアカウントをフォローする必要があるため、フォロワーを増やす効果が期待できます。
3.Park place
http://shop.parkplace-oita.com/event/index/1145
※サイトの公開は終了しております。
キャンペーン概要
館内のイルミネーションを撮影し、ハッシュタグ「#ppクリスマス2017」をつけてInstagramに投稿。
インセンティブ
- ダイソンV6コードレスクリーナー 1名
- パークプレイス商品券3万円分 1名
- パークプレイス商品券1000円分 20名
投稿数
約427枚
特徴
- 2017年にパークプレイスは15週年を記念してイルミネーションを一新し、様々なイベントの他に、インスタ映えするフォトジェニックスポットも作りました。その為、写真を撮りやすく、どんな世代のユーザーでも気軽に投稿ができたのではないでしょうか。
- ハッシュタグを昨年の”ppクリスマス2016″に引き続き、”ppクリスマス2017”と、年だけ変えることで、毎年のイルミネーションをアルバムのように見る事ができます。
効果
実際に投稿を見てみると、フォトジェニックスポットを使ったり、instagramのフレームのパネルを使った写真が多く見られ、投稿数を増やすのに大きな効果があったと思います。また、その一つ一つの投稿が一新したイルミネーションの宣伝になり、集客数を増やすのにも大きく貢献しています。
4.丸の内
http://www.marunouchibrightchristmas2017.com
キャンペーン概要
ニコライ・バーグマン氏が手がけた丸の内・有楽町エリアのクリスマス装飾を撮影し、ハッシュタグ「#丸の内クリスマス」をつけてInstagramに投稿。投稿したインスタグラムの画面をクーポン引換カウンターのスタッフに提示。
インセンティブ
- 丸の内・有楽町エリアの対象店舗で使える500円クーポン 各日先着200名 計1800名
投稿数
約3,707枚
特徴
- ニコライ・バーグマン氏が手がけた花と、クリスマスのコラボというインスタ映え抜群のフォトキャンペーンとなっています。
- 投稿したら、その場でクーポンが貰えるという特典獲得の流れの速さがあります。また、フォトコンテストなどではなく、先着順で、投稿したら必ず賞品がもらえるため、誰でも参加しやすいでしょう。その為、まずは投稿数を増やしたいという意図がある法人に向いているキャンペーン方法だと思われます。
効果
キャンペーン特典を、各日先着200名 計1800名と決める事で、その人数分の投稿数は確約できますし、集客効果にも繋がります。
5.PLAZA
https://www.plazastyle.com/xm2017/something_red/
キャンペーン概要
PLAZA公式Instagramアカウント(@plazastyle)をフォロー。
身近にある赤いもの(アイテム、コーディネート、メイク、ネイル、風景など)を集めて撮影し、Instagramに投稿。ハッシュタグ「#サムシングレッド」「#PLAZA」の両方をつけること。
インセンティブ
- パーティープラッター(レッド)とお菓子のセット 10名
投稿数
約2,445枚
特徴
- クリスマスカラーのに「赤」に着目した、誰でも参加しやすいキャンペーンとなっていて、投稿画像で画面を赤に染めて、Instagramの画面を華やかに飾るムーブメントを起こそう、という目的があります。
- イルミネーションキャンペーンとは異なり、現地まで足を運ぶ必要がない為、家からでも投稿できて誰でも気軽に投稿できます。
効果
投稿が直接、PLAZAの売り上げに繋がることはありませんが、PLAZA公式Instagramアカウントのフォロワーを増やすのにはとても効果的です。また、PLAZAの認知度の貢献にも繋がり、多くのユーザーを巻き込みつつ、企業の名前を周知していく効果的なプロモーションです。
6.デックス
https://camp-in.jp/decks_lovers_christmas
キャンペーン概要
公式アカウント(@decks_tokyo_beach)をフォロー。
デックス東京ビーチで撮影した写真にハッシュタグ「#ピングーラバーズクリスマス」「#デックス東京ビーチ」をつけてInstagramに投稿。
インセンティブ
- 凍ったアイスクリームもとろける!アイスクリームスプーン2本・アイスクリームギフト券500円分 100名
投稿数
約78枚
特徴
様々なフォトスポットがあるので場所を悩む必要はないでしょう。投稿される写真も統一感があり、まとまっています。
効果
実際にキャンペーンに当選したユーザーが上げた投稿なども見られ、キャンペーンの盛り上がりが分かります。公式Instagramアカウントのフォロワー獲得や集客にも繋がったのではないでしょうか。
7.玉川高島屋S・C
https://camp-in.jp/tamatakasc-christmas2017
※サイトの公開は終了しております。
キャンペーン概要
公式アカウント(@tamagawa_sc_official)をフォロー。
玉川高島屋S・C館内のフォトスポットで撮影した写真にハッシュタグ「#玉川高島屋sc」「#クリスマス」をつけて投稿。
インセンティブ
- 高島屋商品券1000円分 20名
投稿数
*凡用性のあるハッシュタグの為、判別不可能
特徴
- インセンティブの関係で、年齢層は若干高くなりそうです。イルミネーションを背景に子どもを写している投稿が見られました。
- ハッシュタグ「#玉川高島屋sc」「#クリスマス」など、汎用性のあるハッシュタグを使うことで、キャンペーンに興味のないユーザーにも投稿を届け、少しでも多くの人にキャンペーン投稿を伝えるという方法を取っています。
効果
上記でも述べたように、凡用性のあるハッシュタグを使うことで、より多くの人をキャンペーンに巻き込むことができていて、真似したい事例の一つです。公式Instagramアカウントのフォロワー数の増加、集客効果に繋がったでしょう。
8.横浜赤レンガ倉庫
https://camp-in.jp/redbrickwarehouse_christmas2017-campin
キャンペーン概要
公式アカウント(@yokohamaredbrick)をフォロー。
クリスマスマーケット会場で撮影した写真にハッシュタグ「#赤レンガクリスマス」をつけて投稿。
インセンティブ
- 横浜赤レンガ倉庫で利用できる商品券50,000円分 3名
- 「サンジョルディフラワーズ ザ・デコレーター」のポーターボックスL 3名
投稿数
約3,061枚
特徴
賞が、ベストカップル賞、ベストファミリー賞、ベストフォトジェニック賞、ベストツリー賞の4つに分かれている為、どんなメンバーと訪れていても参加できて、思わず投稿したくなるでしょう。
効果
賞を分類することで、家族、友達同士、綺麗なイルミネーションの写真など色々な種類の投稿がされ、赤レンガのイルミネーションの様々な楽しみ方がユーザに伝わる宣伝になります。また、公式Instagramアカウントのフォロワー数の増加、集客効果にも繋がったでしょう。
9.まとめ
今回ご紹介したもの以外にも、たくさんの企業がクリスマスキャンペーンを行っています。
6~8はテテマーチ株式会社のインスタグラムキャンペーンの作成、管理、アカウント運用の支援ツールであるCAMPiNを使ったクリスマス事例となっています。
(詳しくはコチラ:https://camp-in.jp/)
クリスマスなので、やはりイルミネーション関連のキャンペーンが多かったです。イルミネーションは誰もがインスタ映えを求めて訪れたくなるスポットです!
また、インセンティブを先着にしたりクリスマスカラーに着目したりすることで、投稿意欲をより促進できているのではないかと思います。
昨年同様、今年もかなりクリスマスキャンペーンは盛り上がるはずです。2017年の事例を参考に、今年も思い出に残るキャンペーンを考えてみましょう。