クリスマスやハロウィンに比べるとあまりインスタグラムとつながりが薄いように見える年末年始。
ですが、年末年始は、大晦日にお正月、初詣に成人式と、短期間にイベントが凝縮されています。
今回はこの時期に注目し、インスタグラムのキャンペーンをやるメリットを事例とともに解説していきます!
目次
1.年末年始にインスタキャンペーンをやるメリット
まずはじめに、年末年始にキャンペーンをやるメリットについて考えてみましょう。
1-1.イベントがたくさんあるから
まず初めにあげられるのは、年末年始にはイベントがたくさんあるからです。
確かにクリスマスに比べると、”インスタ映え”には欠けるかもしれませんが、投稿するコンテンツであふれています。
- 大晦日
- お正月
- 初詣
- 初日の出
- 帰省
- 成人式
このように、季節のイベントが短期間に凝縮されているため、いろいろなテーマでキャンペーンを開催することができます。
1-2.ユーザーの利用が増えるから
次にあげられるのは、なんといってもユーザーの利用が激増するからです。
インスタグラムだけでなく年末はSNSユーザーの利用が激増します。
以上のように年末年始の投稿はかなり多いようです。
1-3.投稿のハードルが下がるから
最後にあげられるのは、ユーザーの投稿のハードルが下がるからです。
年明けを迎えるにあたって、そのお祝いの方法が時代とともに変わってきています。
- 年賀状
- あけおめメール一斉送信
- SNSであいさつ
スマートフォンが普及する前までは、年賀状もしくは”あけおめメール”が利用されていました。
しかし、現在はラインのグループで「あけましておめでとう」というメッセージを投下するだけ、あるいはSNSに「今年もよろしくお願いします」と一言掲載するだけといった
ようにどんどんシンプルになってきています。
また、SNSを昨年の思い出の写真のハイライトを載せて、1年間を振り返る場として活用している人も多いようです。
そのように、年末年始は年代や属性問わずみんながSNSを利用します。
この状況に絡めてインスタグラムのキャンペーンに取り組んでみてはいかがでしょうか?
2.年末年始のインスタキャンペーン事例
過去に年末年始で行われたキャンペーンについて事例を見ていきましょう。
2-1.シルバニアファミリーお年玉キャンペーン
まずご紹介するのは、みなさんご存知のシルバニアファミリーのキャンペーンです。
参考:http://sylvanian-families.jp/special/cpn/newyear2017/
2016年の年末~2017年の年始にかけて行われたキャンペーンで、
シルバニアの公式アカウントをフォローしているだけでキャンペーンに応募したことになるのが特徴です。
さらにハッシュタグ「#おうちのシルバニア」とともに家に飾っている様子を投稿すると、当選確率が2倍になるのです。
当選者は5名で、1万円相当のシルバニアの家具が手に入ります。
みんな思い思いのシルバニアを投稿していて、見るだけでほっこりしてしまいます。
2-2.京都着物友禅キャンペーン
次に紹介するのは、京都着物友禅のキャンペーンです。
参考:http://www.kyotokimonoyuzen.co.jp/info/info20170106.html
ハッシュタグ「#ハタチは一生もの」と自らの振袖の写真を載せるキャンペーン。
最優秀賞には、有名テーマパーク(舞浜)のペアチケット。
優秀賞にはAMAZONギフトカード、入賞にはQUOカードが贈られます。
2-3.いくぜ東北キャンペーン
最後に紹介するのは、JRが取材する「いくせ東北キャンペーン」です。
参考:http://ikuze-tohoku.jp/ikuze2017-gohoubi/instagram-campaign.php
ハッシュタグ「#行くぜ東北」及び「#冬のごほうびインスタキャンペーン」をつけて、冬の東北で撮影した素敵な写真を投稿するというもの。
投稿頂いた方の中から抽選で100名に、商品券5,000円分をプレゼントされます。
また、投稿された写真の一部は、「行くぜ、東北。」公式アカウントにて紹介されるようになっています。
このキャンペーンは、2017年11月16日から始まり、現在も実施中です。
3.年末年始におけるキャンペーンのコンテンツ設計とは
ここまで、年末年始のキャンペーン事例を見てきました。
最後に、年末年始のキャンペーンを実施するうえでのコンテンツ設計について考えてみましょう。
3-1.“お年玉で何か購入したい”ユーザーをターゲットに
みなさん、お年玉をもらいますよね。
そのお年玉を使って何か買おうとするユーザーをターゲットにしたコンテンツ設計がおすすめです。
その筆頭としてあげられるのが、おもちゃ関連の商品です。
先程事例をあげたシルバニアファミリーのほかにも、例をあげてみましょう。
参考:http://epoch.jp/cpn/2017/whip_newyear/
このキャンペーンは、クリスマスが終わった12月26日~1月15日の期間にキャンペーンを実施しています。
エポッ社が取り扱っている、「ホイップる」という本物の生クリームそっくりのクリームで、小さいお子さんがスイーツ作りが楽しめる製品です。
おうちでゆっくり親子で過ごせる年末年始に、このようなキャンペーンを実施するのは効果的だと思います。
3-2.“成人式で振袖を着る”ユーザーをターゲットに
成人式のときは、キャンペーンの有無に関係なく、SNSに振袖の写真が投稿されがちです。
ネットでパッと調べただけでもたくさんの検索結果がヒットします。
成人式は誰もが経験するイベントですし、インスタ映えすることは間違いないので、成人式に絡めたキャンペーンもおすすめです。
3-3.“帰省や旅行で行楽地に来ている”ユーザーをターゲットに
お正月は行楽地で過ごす、もしくは帰省するという方も少なくありませんよね。
そんな方たちに向けたキャンペーンもおすすめです。
旅行がインスタグラムと相性がいいのは当然のことですが、冬ならではの景色でインスタ映えするコンテンツもたくさんあります。
1つあげられるのはゲレンデです。
2016年の1月に白馬八方尾根スキー場でインスタグラムキャンペーンが実施されていました。
参考:http://www.happo-one.jp/news/2847.html
スキー場で撮影した写真に、ハッシュタグ「#happo」をつけて投稿すると、その場でノベルティグッツがもらえるというキャンペーンでした。
このようなスキー場にまつわるキャンペーンを実践してみてはいかがでしょうか。
4.まとめ
年末年始にぴったりのコンテンツを紹介してきました。
この時期にはインスタグラムの投稿を目にすることも投稿することも多くなります。
こチャンスをうまく生かし、ターゲットを絞ったキャンペーンを実施することが、コンテンツ設計の大きなポイントになりそうです。