
2月8日(火)に「インスタゼミvol.5 大人気動画メディアの『C CHANNEL』から学ぶInstagram動画の可能性〜Instagramをもっと知りたい!企業と若者を繋げる参加型勉強会〜」が開催されました。
今回のインスタゼミは、C Channel様がバックアップする学生マーケティングプロジェクト「yellow project」とテテマーチの合同開催です。
当日の模様を一部紹介しますので、次回のインスタゼミに参加をご希望の方はぜひ参考になさってください。
目次
目次
1.インスタゼミ概要
インスタゼミとは、テテマーチが開催している企業向けの参加型勉強会です。現役の大学生が企業に向けて最新のトレンドを発信していることが、インスタゼミの大きな特徴となっています。つまり、「大学生による社会人のための勉強会」ということです。
2.インスタゼミ内容
今回のインスタゼミでは、テテマーチが事前に行なった100人アンケートの結果を参考にしながらトークセッションを行いました。登壇者は、C Channel様がバックアップする「yellow project」所属の学生2名と広報担当の浜内さん、テテマーチからインターン生2名とCOOの松重の計6名です。
まずは、ファシリテーターと登壇者をご紹介します。
登壇者プロフィール
ファシリテーター:C Channel株式会社 広報・宣伝チーム 浜内 久乃
大学卒業後、ユナイテッドに入社し広告代理事業の営業を担当。2012年にZOZOに入社しデジタルマーケティングや新サイトの立ち上げ業務に従事。その後、マイナビや大手IT企業にてデジタルマーケティングのみに留まらず、TVCMを担当するなどマスマーケティングまで幅広く経験。 現在はC Channelにて広報・宣伝業務を担当。広報・マーケター向けのコミュニティ「#戦略広報を目指す会」の発起人として運営も行っている。
ファシリテーター:テテマーチ株式会社 取締役COO 松重 秀平
テテマーチ設立と共に参画、ソーシャルメディア事業部を立ち上げる。Instagramマーケティングを中心に大手企業から自治体まで様々なソーシャルメディアの活用支援を行う。過去の実績として、MarkeZineでの執筆やSchooでのオンライン講座等。
パネラー:yellow project(C Channel株式会社) 土井山幸香(どいやま ゆきか)
フェリス女学院大学2年生。幼い頃からインターネットが大好きで、特にSNSを駆使して情報収集をしています。アイドルが大好き!美少女は明日の活力です。 以下、ゆっか。
Instagram:@cucum_ykkrr
Twitter:@cucum_ykkrr
パネラー:yellow project(C Channel株式会社) 本藤美波(ほんどう みなみ)
フェリス女学院大学2年生。 神奈川出身(湘南ガール) 。インスタでは、日常に少しツヤ感を出したような投稿をしています。旅行・ 食べることがスキ。行動力には自信あります! 以下、みなみ。
Instagram:@mnm_hm_29
Twitter:@minamino_ima
パネラー:テテマーチ株式会社 インターン 川又潤子(かわまた じゅんこ)
C CHANNEL大好き、慶應大学大学4年生。趣味は海外旅行とフェスと友達とのご飯!Instagramで情報収集してます〜。 以下、じゅんちゃん。
Instagram:@junjunjunko48
Twitter:@tetemarche48
パネラー:テテマーチ株式会社 インターン 髙橋彩良(たかはし さら)
慶應大学1年生。韓国が好きで、バイト代は8割TWICEに。海外生活10年で得た人一倍の度胸でインスタゼミとテテマーチを盛り上げます! 以下、さらちゃん。
Instagram:@sara_tkhsh
【第一部】学生に聞きたいInstagramのこと最新の大学生のInstagram活用事情を徹底紹介
第一部では、以下の3テーマを軸に大学生のInstagram最新活用事例を取り上げました。
- Instagram動画とTikTokの違いは?
- 動画広告について〜どんな広告が好印象?嫌いな広告の特徴は?〜
- Instagramの使い方〜教えて!イマドキのInstagram活用〜
Instagramは日常の一部。
——松重:
それでは早速始めていきたいと思います。
最近はTikTokがすごく流行ってるよね。Instagram動画とTikTokはどちらも動画という共通点があるけど、学生はどのように使い分けてるの?
——じゅんちゃん:
TikTokは見る専です。Instagramはリアルな友達と繋がるSNSであるのに対して、TikTokはテレビや雑誌を楽しむように自分が暇な時間に使っています。
——さらちゃん:
私も見る専です。中国人のメイク動画とかは衝撃的で思わず見てしまいます。
——ゆっか:
TikTokは基本的に見るだけです。TikTokをやっている友達は、TikTokで撮った動画をInstagramのストーリーズに投稿しています。
——みなみ:
私もTikTokは見るだけで投稿はしません。
——松重:
なるほどね。以前流行っていた写真アプリのSNOWみたいな感じ?
——じゅんちゃん:
そうです!
SNOWみたいに体験としてTikTokの動画撮影を楽しんで、投稿はInstagramにする感じです!
このグラフからも分かるように、流行しているTikTokをInstagramで共有することが多いようです。
TikTokで撮影する体験を楽しみ、友達とのコミュニケーションツールの1つであるInstagramに投稿する流れができています。
Instagramは流行を超えて日常的に楽しむSNSになっているのではないでしょうか。
学生の広告に対する本音
——松重:
正直、Instagramに流れてくる広告ってどう?
——じゅんちゃん:
広告の中でクイズ出されてサイトに飛ばないと答えがわからない時とかは、答えが気になってついサイトを見てしまいます。
——さらちゃん:
正直、あまり好きではありません。ただ、たまに素敵な広告が流れてくるのでその時はクリックします。キャンペーン告知の広告は見る頻度が多いです。
——ゆっか:
ファッションが好きなので、知らないアパレルブランドの広告が流れてきたらサイトに飛んで詳しく見ることもあります。
——みなみ:
私は女性向けアプリや旅行関連の広告は、つい見てしまいますね。
——松重:
なるほどね!自分の好きなことに関連する広告は気になるんだね。
逆に嫌な広告ってある?
——じゅんちゃん:
ダイエットの広告は嫌いです(笑)。
「余計なお世話じゃ!!」って感じですね。
——ゆっか:
マッチングアプリとかは好きじゃないです。
——松重:
なるほどね。
参加者にとって学生の本音を直接聞ける機会は少ないようで、みなさん興味深く聞いていました。
ユーザーのニーズに合ったクリエイティブな広告が興味を惹くようです。
Instagramで情報収集
——松重:
最近の学生はどんな風にInstagramを使っている?
——じゅんちゃん:
ストーリーズでいろいろ募集しています!
気になる場所に誰かと一緒に行きたい時は、ストーリーズで「一緒に行きませんか〜」って募集したり、テスト前には「過去問持ってませんか〜」って感じで。
Instagramならみんな見るし、LINEだと友達全員に聞くのは手間なんです。
あと、遊びに誘う場合はTwitterだとフォロワーがその投稿にコメントが来ているかどうか見られてしまうので恥ずかしくてできません(笑)。
「募集したのに誰からも反応来てない」って思われたくないので、ストーリーズなら反応は自分しか見られないから都合がいいんです。
——さらちゃん:
LINEのようにInstagramのDMで友達とやり取りをすることもよくありますよ!
みんなInstagramを見ているのでやり取りもスムーズです。
——ゆっか:
気になるカフェなどは保存機能を使ってストックしてます!
私は場所ごとに『行きたいとこリスト』を作っています。
——みなみ:
私も保存機能を使って後から見返します。
『ネイル』『旅行』『服』のようにリスト化して、髪型や髪色を決めるときの参考にしたり旅行先を見たりしてます!
学生にとってInstagramは欠かせないものになっているようです。
Instagramは情報収集の役割も担っているのですね。
【第二部】Instagramにおける動画の使い分け方
第二部では以下の3テーマを軸にお話しました。
- Instagram動画ではどんなジャンルを見る?
- 動画と静止画の使い分け~発信内容が違う動画と静止画~
- ぶっちゃけ見るの?ライブ動画
Instagramは静止画も動画も楽しめるSNS
——浜内さん:
Instagramではどんな動画を見ているの?
——じゅんちゃん:
C CHANNELです!!
——浜内さん:
ありがとう(笑)。
——じゅんちゃん:
C CHANNELでは、料理のHOW TO動画などを見ています。
定期購読しているマガジンみたいな感じで寝る前とかにひたすら見ることが多いですね。
見るだけで料理はしないのですが…。
——さらちゃん:
好きなアーティストの動画をよく見ます。あと、ハムスターの動画も好きです!
——ゆっか:
動物や食べ物の動画は見ます。あと、アイドルが好きなので、それもよく見ています!
——みなみ:
メイク動画やヘアアレンジ、料理動画とかですかね。動物とか赤ちゃんの写真は永遠に見てしまいます(笑)。
学生がInstagramで見る動画も全ジャンルと言っても過言ではなく、美容、料理、動物、旅行まで幅広く見られています。以前までは静止画を楽しむSNSという認識だったInstagramが、静止画も動画も楽しめるSNSに発展しているようです。
フィードは投稿するまで2ヶ月かける
——松重:
Instagramでは動画も静止画も投稿できるけど、どうやって使い分けてるの?
——じゅんちゃん:
動画はストーリーズに載せる人が多いですね。私も基本的に動画はフィードには投稿しないです。
フィードにはインスタ映えしたイケてる写真しか投稿しないですし、しちゃいけない空気感あります(笑)
インスタ映えした写真しか投稿してはいけないプレッシャーがあります。
——ゆっか:
フィード投稿は静止画中心です。フィードは、画像加工や投稿順番にこだわりすぎて、2ヶ月前の写真を投稿したりもします!(笑)
フィードに動画を載せたい場合は複数枚投稿の最後の方に載せてます。
Instagram内での動画と静止画の使い分けに関しては、動画(ストーリーズ)は強いこだわりを持たずに投稿したい時に投稿するという学生が多かったです。それに対して、静止画(フィード投稿)はインスタ映えや統一感を意識する人が多く、迂闊には投稿できないというような学生のリアルな事情が垣間見られました。
下のグラフでは、その事情がよく分かる結果が出ています。
ストーリーズの方が手軽に投稿できるため更新頻度が高いようです。
ストーリーズの投稿頻度が多いことに比例して、閲覧頻度もフィード投稿よりストーリーズ投稿の方が多いようです。
学生はストーリーズとフィード投稿を上手に使い分けています。
この結果も、広告作成などのヒントになりそうですね。
3.まとめ
登壇者のトークの後は「インスタトレンドクイズ」や懇親会を行いました。
懇親会ではテテマーチのインターン生も加わり、参加者からの質問に答えたり、参加者の方が運用されているアカウントにアドバイスしたりと大変盛り上がっていました。
イベント開催中はTwitterで「#インスタゼミ出席」で感想や質問を募りながら行われ、皆様のおかげで今回もおすすめトレンドに入ることができました。ありがとうございました。
また、当日使用したスライドをベースにダイジェスト資料を作成いたしましたので、気になる方は以下からダウンロードをお願いします。
インスタゼミは今後も定期的に開催予定です。みなさんの参加をお待ちしています。