インスタグラムで地域の魅力を世界に発信していきたいけど、よくわからない…という方に!実際の行政や地方自治体が運営するアカウントからそのノウハウを学びます。
目次
目次
- 1.どうしてインスタグラムが地域活性化に有効なの?
- 2.「公式」アカウントの作成の際のポイント
- 3.地域を見直して印象的な写真を撮ろう!
- 4.インスタグラムでちいきの人と繋がろう!
- 5.日々の投稿を工夫しよう!
- 6.まとめ
1.どうしてインスタグラムが地域活性化に有効なの?
どうしてインスタグラムが地域の活性化に役立つのか、分析していきます!
1-1.ユーザー数が多いから
インスタグラムは今や6億人(2017年2月現在)のユーザーを持つ、世界有数のSNSツールです。ですので、ホームページなどよりも多くの人の目に止まります。
1-2.画像が重要だから
インスタグラムはイメージ(画像)がきれいかどうかが重要なのです。そのため言語や国を越えて地域の情報を伝えられます!これは、観光客の呼び込みに役立ちます。
1-3.若い世代の地域の人との交流の場になるから
<インスタグラムユーザー 性別・年代別の割合>
https://lab.appa.pe/2017-06/instagram-2017.html
表からわかる通り、インスタグラムは若い女性を中心に人気のSNSツールです。忙しくてなかなか地域のイベントに参加できない若い世代に地域の活動内容を知らせられたり、コメントをもらえたりします!
2.「公式」アカウント作成の際のポイント
地方自治体のアカウントを作るときには公式であるということがすぐにわからなくてはなりません。そこで、まず「ユーザーネーム」は正式名称で設定しましょう。さらに、ホームページのURLなどを記載するとさらに信頼度が上がります!
「名前」に関しては都道府県と市町村名、両方を載せるようにしましょう!より検索で引っかかりやすくなります。そして、さらに重要なことは、「名前」に英語表記で都道府県名、市町村名を入力することです。
https://www.instagram.com/choshi_city/
千葉県銚子市のインスタグラムは英語表記の名前になっていて、外国人のからのコメントも多く見られます!
いまどきの若者は旅先を決めるときにインスタグラムの検索を使うことが多いのです。
海外の人にも地域のインスタグラムを見てもらい、観光に来てもらいましょう!
以下の記事でも旅行先をインスタグラムで決める現状を紹介しています。
旅行の行き先はインスタで選定!インスタグラム活用事例【旅行業界編】
3.地域を見直して印象的な写真を撮ろう!
インスタグラムを運用する上で重要なのはやはり、「画像の美しさ」です。しかし、一般の旅行者が撮れるようなメインの観光スポットの写真を地方自治体のアカウントが載せていたのでは面白くありません。旅行に来たくなるような、隠れた名称や新たな視点から印象に残る写真を撮る必要があります。
ロサンゼルスのアカウントには38万人のフォロワーがいます。
多くの投稿が写真家が撮影したものですが、普段の視点ではない、斬新な画像が多く見られます。
https://www.instagram.com/discoverla/
インスタグラムで新たな魅力を発見された地域も多く見受けられます。
Instagramで集客!観光地・市町村のキャンペーン事例まとめ
4.インスタグラムで地域の人と繋がろう!
インスタグラムを使えば、旅行者への宣伝だけでなく、地域の人とも交流することができます。ここでは3つの方法を紹介します。
4-1.リポストをする
リポストとは、誰かの投稿を自分のアカウントで表示することを言います。
4-1-1.リポストの方法とは?
リポストをする手順を紹介します。
アプリをインストール
Repost for Instagram というアプリでリポストをする方法を紹介します。
まずは、アプリをインストールしましょう。
Android用 Repost for Instagramはこちらから
IOS用 Repost for Instagramはこちらから
インスタグラムを起動
インスタグラムを開きます。
右上のマークを押す
https://itunes.apple.com/jp/app/repost-for-instagram/id570315854?mt=8
「URLをコピー」を押す
右上のマークを押すとこのような欄が表示されます。
Repostアプリを起動
インスタグラムからRpost for instagramに移動します。
画像を選ぶ
https://itunes.apple.com/jp/app/repost-for-instagram/id570315854?mt=8
今までURLをコピーした画像の一覧が表示されるので自分のリポストしたい画像をクリックしましょう。
Repostのマークの位置を選ぶ
これは、自分の好みです。色や位置が選べます。
Repostというロゴを押す
コメントを書く
Captionという欄にコメントを記入しましょう。
Open Instagram をクリック
あとはインスタグラムの投稿と一緒です。とても簡単なので、活用してみましょう。
https://www.instagram.com
リポストする写真を見つけるには #タグで検索する場合と、スポットで検索する方法があります。どちらも、地域を限定して画像を探せるので効率的です。リポストをすることによって、ちいきの人に地方自治体アカウントの存在を知らせることもできます。
4-2.独自のハッシュタグを作る
これは、多くのアカウントが行っている方法です。インスタグラムではハッシュタグを押すだけで検索できる機能があります。
https://www.instagram.com/choshi_city/
銚子市のアカウントでも、「#あんだこれ銚子#wowchoshiを付けてアップロード」とあります。
ハッシュタグは投稿数も観れるので、アカウントの認知度がわかるツールとしても使えます。さらに、その地域限定のハッシュタグなのでリポストしたい画像を簡単に見つけることもできます。
4-3.コメントをこまめに返す
これは、地域の人との交流に欠かせません!
旅行者もアクセスの方法について尋ねることがあります。コメントをこまめに返してくれるアカウントのほうがより、親密さを感じられるものです。観光客にもちいきの人にも認められるアカウントにしましょう。
5.日々の投稿を工夫しよう!
インスタグラムの良さは、世界中の人に情報を知らせることができる点です。その良さを十分に発揮しましょう。
5-1.地域の活動を知らせよう!
https://www.instagram.com/iwatacity_official/
磐田市の公式アカウントです。美しい写真をインスタグラムに載せて活動報告をしています。
5-2.地域のお店を宣伝しよう!
https://www.instagram.com/gerostagram/
下呂市の公式アカウントです。素敵な写真とともにお店の紹介をしていることがわかります。
5-3.外国語のハッジュタグを使おう!
https://www.instagram.com/gerostagram/
外国語のハッシュタグを使うことで、外国人からのアクセスも期待できます。
下呂市のアカウントでは、英語以外の言語を使い、さらに広い世界へ情報を届けています。
6.まとめ
これまで、地方自治体のインスタグラム運用に欠かせないノウハウをまとめてきました。美しい画像は多くの人の心を惹きつけます。また、地方自治体のアカウントが有名になればなるほど地域の人も自分の住んでいる地域に自信を持ってくれるでしょう。インスタグラムのアカウント運営が地域活性化に役立つ時代はもう来ているのです。