日本国内でもユーザー数の伸びが大きく、企業のマーケティング担当者がいま最も注目するSNSがインスタグラムです。広告の掲載も始まり、アカウントの運用を検討している企業も多いのではないでしょうか?今回は、ブランディングや顧客とのコミュニケーションに活用されるインスタグラムの、企業アカウントの開設手順を紹介いたします。
目次
目次
1.アカウントのつくり方
順を追ってアカウントのつくり方を解説します。
1-1.アプリのダウンロード
インスタグラムのアカウントを開設するには、初めにアプリをダウンロードする必要があります。スマートフォン専用アプリなので、各端末にダウンロードしましょう。
1-2.新規アカウントを登録する
個人アカウントを利用していない場合は登録の画面が表示されます。すでに個人で利用されている場合は一度ログアウトすることで、新規登録を行えます。
メールアドレス:通知を受け取るのに都合のいいメールアドレスを登録しましょう。
ユーザーネーム:どこの企業のアカウントか伝わりやすい名前にしましょう。社名やブランド名を含めるのがおすすめです。
例1:tokyodisneyresort_official(東京ディズニーリゾート)
例2:feel_kiyomizudera(清水寺)
次に氏名(任意)と電話番号(任意)の入力を求められます。こちらは後から編集することも可能なので、スキップして問題ありません。
その後フォローする友達を見つける画面になりますが、こちらもスキップして問題ありません。
これでアカウントの作成は完了となります。非常に分かりやすUIで簡単にアカウントを作ることができます。個人アカウントと同様の手順ですが、ユーザーネームは変えられないのでよく考えて設定しましょう。
1-3.プロフィールの編集
企業アカウントであることを示すためにもプロフィールの設定は重要です。Webサイトの登録もできますが、スマホで文章を打ったりURLをコピペするのは手間になります。次に紹介するPCでの利用時に変更すると手軽にできます。
2.PCでの利用方法
アカウントは専用アプリでしか作れませんが、PCからログインしてフィードを見たり、プロフィールの確認・編集は行えます。
※写真を投稿するには外部サービスを利用する必要があります。
「instagram」で検索してください。インスタグラムの公式ページからユーザーネームとパスワードでログインできます。
ログインするとフィードが表示されます。右上のボタンからプロフィールページを見ることができ、編集も行えます。
3.運用上の注意点とテクニック
個人アカウントと違い、企業アカウントを運用する際のポイントを5つご紹介します。
3-1.アカウントの世界観を崩さない
インスタグラムはこれまでのSNSの中で、画像で表現するという点で特徴的です。フォローする際にはその企業のこれまでに上げてきた写真をチェックし、その世界観に共感できるかどうかがポイントとなります。せっかくフォローしてしまっても、それまで異なる系統の投稿が増えるとファンは離れてしまいます。
3-2.写真に統一感を持たせる
ギャラリーを見た際に、様々な画像が散見するのと、統一感があるのとではどちらが好まれると思いますか?もちろん統一感のあるギャラリーが好まれます。ブランディングを意識して、写真の加工も含めて統一感のあるギャラリーを心がけましょう。これがアカウントの世界観にもつながります。
3-3.過度な宣伝は控える
SNSにおける過度な宣伝は嫌われます。例えば新商品を紹介する際も、値段の大きく出たバナー画像をそのまま利用するのではなく、インスタグラムに合わせた画像を作り、あくまでも新商品の紹介という点をプッシュするとよいでしょう。
3-4.コメントには対応すべし
企業のSNSアカウントの運用において、肝となるのがファンとのコミュニケーションです。コメントには丁寧に対応することで、ファンとの絆を強めることができます。また、それを見た他のユーザーも、良い対応であれば好感度が上がりますし、逆に悪い対応だとファンの心は離れてしまいます。
3-5.ハッシュタグをたくさんつける
知らない人の目に留まるテクニックとして「ハッシュタグの利用」があります。アパレルECサイトのアカウント運用を例にあげます。新商品の帽子をインスタグラム上で紹介する際、ただ投稿するのではなく、「#帽子」「#ハット」「#おしゃれ」「#かわいい」などのハッシュタグをたくさんつけて投稿しましょう。こうすることでまだそのアカウントを知らない人にも、ハッシュタグ検索をすることでアカウントを見つけてもらいやすくなります。
4.まとめ
一般ユーザーの増加とともに、企業の注目も増しているインスタグラム。企業アカウントを作るのは意外と簡単です。競合他社はインスタグラムを始めていますか?この記事をきっかけに企業アカウントの運用を始めてみてはいかがでしょうか。