2016年に入り、インスタグラムの国内企業アカウントが1万社を超えたというニュースも入ってきました!(参照:MarkeZine)多くの宣伝、広報、SNS担当者の皆様もインスタグラム活用の方法について模索しているのではないでしょうか?
ところで皆さんは、自社名やブランド名のハッシュタグがついた投稿がどのくらいあるかご存知ですか?実は今、インスタユーザーによる#ニトスキ、#ユニジョ、#botanistなど多くのブランドネーム入りハッシュタグの投稿が増えているんです!
今回は、今話題になっているブランド名入りのハッシュタグについてまとめてみました!
目次
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1.ニトリ
家具・インテリアで有名なニトリのスキレット鍋をご存知でしょうか?直径15センチほどの小さめなフライパンで、500円ほどで購入することができます。実は、このスキレット鍋がインスタグラム上で大人気なのです。スキレット鍋で作った料理を盛り付けてそのまま食卓に並べるとカフェご飯のようにとってもオシャレ!「#ニトスキ」というハッシュタグがつけられた写真がインスタグラムにたくさん投稿されています。
また、オシャレに盛り付けられた料理の写真がクチコミを呼び、真似をするユーザーが次々に現れています。カフェご飯が手軽にお家で作れるという、フォトジェニックな環境。更に手軽なお値段ですぐに挑戦できるという後押しも有り拡散したブランドハッシュタグではないでしょうか。
2.UNIQLO(ユニクロ)
インスタグラムのアカウント運用にも力を入れるユニクロ。様々なブランド関係のハッシュタグが生まれていますが、中でも多くのインスタグラムユーザーに使われている「#ユニジョ」。ユニジョとはユニクロアイテムをコーディネートに組み込んだ女性のこと。
ファストファッションの代名詞でもあるユニクロですが、オシャレ上級者の女性たちは上手にユニクロアイテムを組み込んだコーディネートを披露しています。ブランド側は、一般ユーザーがたくさんのコーディネートを上げてくれているので、マーケティングの参考にもなりますね!
3.BOTANIST(ボタニスト)
楽天シャンプーランキング1位を記録したボタニストのボタニカルシャンプーはご存知でしょうか?山田優さんや、紗栄子さんなど多くの女性芸能人が愛用する植物性のシャンプーですが、インスタグラムもそのブームに一役買っているのです。人気の女性芸能人やモデルが「#botanist」で投稿したシャンプー画像を見たユーザーが同様に「#botanist」と一緒にたくさんの商品写真を投稿したのです。
パッケージもオシャレで、ファッションリーダーたちが使っていたことをきっかけに、クチコミ的にバズが生まれたBOTANISTは大きな売上を上げていきました。
今までは、ブログで行われてきたこのような宣伝方法も、インスタグラムと相性の良い商品であれば、一気に拡散するかもしれません!新商品を企画されている担当者の皆さん、インスタグラムでの拡散戦略も検討してみてはいかはでしょうか。
4.オレオ
クリームを2枚のクッキーで挟んだ丸型のお菓子といえば、オレオですよね!そんな大人気のオレオですが、インスタグラム上で新しい楽しみ方が生まれているんです。それは、「#オレオアート」です。
オレオアートとは、オレオのクッキーを1枚剥がし、出てきたクリームに上手に絵をかくだけの簡単アートです。手軽に楽しいオレオアートは国内だけでなく海外のユーザーも楽しんでおり(#oreoart)、インスタグラム上にたくさんの投稿が集まっています。女子会を盛り上げたり、子供を喜ばせるオレオアート、イベントの際のアイデアとして候補に上げられれば、新しい購買層へのアプローチが出来るかもしれませんね!
5.ファッションセンターしまむら
ユニクロ同様ファストファッションで有名なファッションセンターしまむらにもブランドファッシュタグがあるのをご存知ですか?それは、しまむらで最強コスパの良い物探しをする行為、しまむらパトロールを略した「#しまパト」です。
良い物を安く買う、買い物好きな女性にとって最高の喜び!しまパトでこんな良い物見つけたよ!という報告会がインスタグラム上で盛んに行われており、多くのしまむらファンたちが互いの戦果を讃え合い、情報収集をしているのです。
新作商品の入荷案内や、告知も自社主体のPRではなく、ユーザーを巻き込みゲーム感覚で楽しませる、しまパトのような活動が促進できると面白いかもしれませんね。
6.CASIO(カシオ)
日本が世界に誇る電機メーカーCASIOにも、インスタグラムで流行っているハッシュタグはあります。それは、「#チープカシオ」です。チープカシオとは、1,000円前後で購入できるカシオの腕時計の事で、男女問わずオシャレ好きな若い世代に人気です。
最近は、プチプラ(プチプライス→安価なもの)という言葉も流行り、この記事でも紹介した「#ユニジョ」や、「#しまパト」でも安くて良い物を取り入れたファッションが多くのユーザーに人気ですが、カシオの時計も同様にチープカシオと呼ばれ多くの投稿が寄せられています。
この価格帯のカシオの時計は最近出てきたものではなく、昔からありましたがインスタグラム上でチープカシオとして安くて良いものでしょ!と紹介されたことで拡散したものです。既存商品も切り口を変えた打ち出しをすることでブームが再燃するかもしれません、見なおしてみてはいかがでしょうか?
7.まとめ
今回は、インスタグラム上で流行するブランドハッシュタグについて紹介してきましたが、いかかでしたでしょうか?良い物を見つけたり、作ったものの出来が良かったり、楽しいことを体験した時は、ちょっと自慢したい人は多いはず。インスタグラムは文化として、ちょっとした自慢をみんなが受け入れてくれます。
そんなインスタグラムだからこそ、このようなブランドハッシュタグが生まれ、たくさんの投稿があるのではないでしょうか?皆さんもインスタグラムで自社ブランドのハッシュタグが流行る施策を仕掛けてみてはいかがですか。