企業がSNS導入を足踏みしてしまう大きな要因の1つ、炎上リスク。最近では、モデルの菜々緒さんの激しい叱責や、俳優の山田孝之さんがスパム投稿と戦ったことで、話題になりました。ですが、そのようなリスクを軽減するインスタグラムの新機能「コメントの除外機能」がリリースされました。今回は、コメント除外機能の使い方についてご紹介します。
目次
目次
1.コメントの除外機能とは?
コメントの除外機能とは、スパム行為を軽減させるためにインスタグラムが実装したコメント欄のフィルタリング機能です。フォロワーの多いユーザーのコメント欄に商品宣伝のコメントを残したり、投稿とは関係のないサービス紹介のコメントを残す迷惑行為を防ぐことができます。
この機能を「ON」にするだけで、不適切として報告のされることの多い言葉や、フレーズが入ったコメントを表示しない設定が可能です。また、カスタムキーワードに入力した指定キーワードを含むコメントを除外することも可能です。
原文:Instagram (http://blog.instagram.com/post/150312324357/160912-news)
2.コメント除外機能の設定方法
スパムコメントを除外する便利なコメント場外機能の設定方法は非常に簡単なのでご紹介します
2-1.基本設定方法
プロフィールページの右上部にある歯車のマークをタップし、オプションページヘ移動します。
オプションページの設定カテゴリにある「コメント」をタップし、デフォルトキーワードの下にある「不適切なコメントを非表示にする」をタップし、機能を「ON」にします。
以上で、不適切として報告のされることの多い言葉や、フレーズが入ったコメントを表示しない設定が完了です。
2-2.カスタムキーワードの除外方法
基本設定で、インスタグラムが不適切であると判断したキーワードやフレーズが入ったコメントはデフォルトで除外されますが、商品名や悪口などなどデフォルトに指定されていないキーワードに関しては、「カスタムキーワード」欄に入力することで除外が可能です。複数のキーワードを指定する場合は、「,(コンマ)」で切りましょう。
2-3.コメント除外機能の注意点
コメント除外機能を実施し、テストで投稿してみたら書き込めてしまった!と焦らないでください。コメントを書き込んだ側は書き込みができているように見えますが、書き込んだユーザー以外からはコメントは非表示になります。
これで、除外設定をしていることがバレることはありませんので、悪質なユーザーがキーワードを変えてくるイタチごっこになるリスクを軽減できます。
3.まとめ
- コメント除外機能でスパム行為を防げる
- 特定のキーワードだけを弾くことも出来る
- コメント除外機能を使えば炎上のリスクを軽減できる
今回は新機能「コメントの除外機能」についてご紹介しました。この機能を使えば、企業のアカウント運用でリスクになりがちなスパムコメントや炎上についても軽減することができます。企業の担当者さんは様々なタスクの中でインスタグラムも任せられている方も多いかと思いますので、便利な機能を活用し効率よくインスタグラムを活用してみてはいかがでしょうか?