【インスタレポート】投稿翌週売上200%!Can★Doの”購買に繫がる”運用方法とは

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インスタレポート第6弾!今回は100円ショップ『キャンドゥ』のインスタグラム公式アカウント運用担当者の方々に、アカウント開設の経緯から現在に至るまでの運用手法について詳しくお話を伺ってきました。

目次

1.ご紹介

1-1.企業紹介

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株式会社キャンドゥ
:創立20年超、店舗数970以上を誇る大手の100円ショップ。
「100円で人を幸福にする」を使命として、老若男女に愛されるブランドを目指し日々良質な商品を提供している。

公式サイト:http://www.cando-web.co.jp/

1-2.アカウント紹介

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インスタグラム公式アカウント @cando_official
:2015年7月30日より運用をスタート。
フォロワー数は約14万人。平均「いいね!」数は2000〜5000。

今回は「キャンドゥ」公式アカウントの運用をされている、バイヤーの園中さん、奥さん、広報担当の栗田さんの3名からお話を伺いました。

2.インスタグラム運用について

2-1.運用開始の経緯

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ばたしー:
キャンドゥさんでは、フェイスブックやツイッターなどの他のSNSは運用されていませんが、インスタグラムで公式アカウントの運用を開始された経緯についてお話を伺いたいです。何かきっかけなどはあったのでしょうか?

園中さん:
元々、ツイッターやフェイスブックと同じようにインスタグラムもプライベート利用していたんですが、最近のインスタグラムの人気もあって「今やるなら、ツイッターやフェイスブックよりもインスタグラムがいい」と感じていました。

それから、実際に企業でアカウントを運営してみてはどうか、と考えるようになりました。女性バイヤーで集まり、現在人気のSNSを、それぞれの特徴を考慮して検討した結果「やっぱりインスタグラムがいいね」という風に落ち着いて、運用を開始することになりました。

奥さん:
そうですね。園中がインスタグラムを個人的によく使っていたことがきっかけで、それに興味を持った女性バイヤー4名から話がスタートしました。

それまではSNSでの取り組みをしていなかったので、「インスタグラムというSNSがあって、その中でお客様がこんな投稿やコメントをしてくださっている」ということを社内にアピールし、運用相談をしていきました。

ばたしー:
インスタグラムとキャンドゥさんの相性が非常に良いので、スムーズに開始に至ったんですね。

園中さん:
そうですね。発案から1、2ヶ月程で運用を開始することが出来ました。

2-2.運用目的・ターゲット

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ばたしー:
インスタグラムでアカウントを運用する上での主な目的について教えていただきたいです。

園中さん:
商品部として実際に商品を選んでいる私達バイヤー目線での目的は、商品を見つけてもらうこと、知ってもらうことですね。新商品が非常に多くて、良い商品なのに見つけてもらえないアイテムも多いですから。

ばたしー:
どれくらいの数の新商品が追加されているんでしょうか?

栗田さん:
完全な新商品ではなく、既存商品のリニューアルも含めてのアイテム数ですと一月で700アイテム程になります。全体では雑貨が2万アイテム、食商品も1万アイテム程ありますので入れ替わりも非常に激しくなっています。

ばたしー:
それだけ商品数が多いと、確かに見落とされてしまうアイテムも多くなってしまいますね。

園中さん:
ですので、インスタグラム上でアイテムの情報を少しでも発信出来ることはバイヤーにとって嬉しいことです。

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ばたしー:

投稿を拝見していると、20代〜30代向けのテイストのものが多い気がするのですが、ターゲットなどは設定されているのでしょうか?

奥さん:
当社では10代〜20代のお客様の割合が少なかったということもあり、そういったお客様にも興味を持っていただけるテイストのものを発信しています。

ばたしー:
そうなんですね。インスタグラムでは若い女性向けの投稿を行なっているということですが、実際の店舗へのお客様の割合はどのような感じなのでしょうか?

園中さん:
全体では、30代から40代のお客様がメインです。インスタグラムを始めてからは、店舗からも10代〜20代のお客様が増えたと喜びの声が上がっております。

栗田さん:
主力商品は消耗品なのですが、そう言った今までの層からプラスアルファで伸ばしていきたい趣味関連のものや嗜好品など、これから取り込んでいきたい層にアプローチするためにインスタグラムを活用しています。

ばたしー:
しっかりと目的を定めて、それに適したSNSを選んで運用されていらっしゃるんですね。

2-3.インスタグラムの効果

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ばたしー:
運用を開始されてから、何か影響はありましたか?

園中さん:
最近はフォロワーが増えてきているので、少しずつですが反応が出てきています。
インスタグラムで投稿した商品の売り上げが、翌週には150〜200%になっている時もあります。

ばたしー:
インスタグラムでの投稿が、実際に購買につながっているんですね。
具体的に、反応の良かった商品を教えていただけませんか?

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:10月6日の投稿。いいね!数が5000件を超える人気投稿となっている。

園中さん:
最近いいね!数が多かった商品がこちらです。投稿前から売れていた商品ではありましたが、投稿後の週の売り上げが投稿前の週の200%近くになっていました。

ばたしー:
それは凄いですね!インスタグラムでの投稿がそれだけの効果を持っているというのは驚きです。
実際に店舗で何かアピールはされたりしてるんでしょうか?

栗田さん:
店頭で「インスタグラムで紹介した商品です」というコーナーやポップ、記載を行っている店舗もあります。

奥さん:
投稿すると、見てくださった方が店頭にそのアイテムを買いに行ってくださって、それを写真に撮ってあげてくださる方までいるんです。そういうユーザーさんの投稿を拝見すると非常に嬉しいですね。

ばたしー:
購買につながるだけでなく、ユーザーさん自らが商品の拡散もしてくださっているんですね。

栗田さん:
取り上げた商品が売れていたり、10代〜20代のお客様のご来店が増える傾向だけではなく、来店頻度まで上がっているのでインスタグラムの運用は効果がありました。

3.投稿手法など

3-1.運用形態

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ばたしー:
アカウントの運用形態どうなっていらっしゃるんでしょうか?

園中さん:
私達を含めて女性バイヤー5名で運用していて、分担して投稿を行なっています。

ばたしー:
複数人で投稿を行う上で、共有している情報や決めてらっしゃることはありますか?

園中さん:
基本的には自由に投稿を行なっていますが、ハッシュタグの付け方や投稿時間帯、コメントなどの情報は共有しています。

その1週間に投稿するコンテンツを5枚決めておいて、自分の担当になったらその中から気候などに合わせつつ自分たちの感覚で選んで投稿するようにしています。

3-2.コンテンツの作成

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ばたしー:
実際に投稿してらっしゃるコンテンツはどのように用意されているのでしょうか?

奥さん:
投稿している写真は自分達で撮影しています。バイヤーとして普段商品の開発をしているので、それぞれの商品の特徴や魅力を伝えられるよう撮影を行なっています。

インスタグラムは”オシャレ”で”ステキ”な写真を直感的に判断できるということが人気の理由、というのが念頭にあったので何度も撮り直して納得できる写真を投稿しています。

ばたしー:
ご自身でコンテンツの撮影を行なっていらっしゃるというのは驚きですね。レイアウトなども凝っていらっしゃって、どの写真もクオリティが非常に高いのですが、以前からこう言った業務を行っていらっしゃったんでしょうか?

園中さん:
ホームページ上に載せる新商品紹介のための撮影は以前から自分たちで行っていました。撮影は一眼レフなどではなく、全てスマホで行っています。

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:商品を引き立てるシンプルでオシャレなレイアウトの投稿。

ばたしー:
そうだったんですね。てっきりプロの方が撮ったコンテンツだと思っていました。
どうやって撮影されているのか、どれくらいの頻度で撮影されてらっしゃるのかが非常に気になります。

園中さん:
オフィス周辺でほとんどの撮影を行っています。アイテム単体では味気ないので、背景に気を配るなどして、色々と工夫しています。

頻度としては週に1度は撮影して鮮度を保つようにしています。

ばたしー:
インスタグラム用にコンテンツを一から用意されてらっしゃる企業さまはあまり聞かないので、非常にこだわりを感じますね。毎日投稿できるようにコンテンツを用意するのは大変だと思いますが、不足したりすることはないのでしょうか?

奥さん:
撮りたい商品自体はたくさんあるんですが、素人なので撮影するのに時間がかかってしまうこともありますね。

ばたしー:
撮影してらっしゃる商品は、どのようにセレクトしてらっしゃるんでしょうか?

園中さん:
新商品が中心なんですが、既存品でアピールしたいものだったり、「こんな使い方もできます」と紹介したい商品を選んで撮影しています。

3-3.キャンドゥさん独自の取り組み

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:「#キャンドゥネイル」での投稿/公式での投稿

ばたしー:
現在14万人近いフォロワーさんがいらっしゃいますが、フォロワー数の推移が気になります。フォロワー数が伸びたきっかけなどはあったのでしょうか?

園中さん:
基本的にフォロワー数はコンスタントに伸びているんですが、ネイル企画の反応は凄く良かったですね。

ばたしー:
もともとネイル関連の商品は人気が高かったんですか?

園中さん:
キャンドゥでは元々ネイル商品の数が多くて、インスタグラムで検索してみるとネイルの写真をアップしているお客様が凄く多かったんです。セルフネイルの人気も高まっていたので、フォロワーを増やすためにもネイルに力を入れました。

大人気ブロガーさんとのコラボ

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ばたしー:
セルフネイルで有名なブロガーさん(しずくさん)とのコラボ商品を出されていますよね。

園中さん:
そうですね。コラボ商品をご本人がアップして下さって、こちらも写真を上げたりしていたので良い効果が得られました。

ばたしー:
ユーザーさんの投稿をハッシュタグで確認しましたが、かなり伸びているようで人気の様子がインスタグラムからも伝わってきます。是非コラボ企画について詳しくお話しを聞きたいです。

栗田さん:
はい。しずくさんは「ほぼ100均ネイル」というテーマのブログで人気のある方で、100円ショップで手に入るアイテムを使った可愛いセルフネイルを紹介されていました。

しずくさんはご自身でも「100円で商品が出せたらいいな」という風に思ってらしたみたいで、私たちもネイルに力を入れているということもあって何か新しい試みができないかと考えておりました。

しずくさんの「こんなネイルシールがあったらいいな」という思いを、オリジナルのデザインや品質に込めてコラボしていただきました。現在第二弾も販売しています。

「ほぼ100均ネイル」しずくさん

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公式ブログ:http://ameblo.jp/s1zu9/
Instagram:@sizuku100
 しずくさんは殆ど100円均一で用意されたアイテム・道具を使ってサロンのようなネイルを生み出していらっしゃるセルフネイルブロガーさんです。ブログだけでなくInstagramでも10万人近いフォロワーが付いているくらい人気の方で、ブログの書籍版も出版され、テレビでも度々紹介されています。

3-4.キャプション・ハッシュタグ

ばたしー:
キャプションやハッシュタグの付け方を教えてください。

園中さん:
投稿には必ず一言はコメントをつけるようにしています。コンテンツを中心に見て頂きたいので、あまり長くならないように、宣伝しすぎないように注意しています。

ハッシュタグについては、投稿担当者が商品に関連するタグを各々が考えて付けています。また、お客様が店頭で商品を探す際に、投稿写真を提示してもすぐ見つけられるように正式な商品名などをハッシュタグとして付けています。

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:「#キャンドゥ」での投稿。1万件近い投稿が寄せられる人気ハッシュタグとなっている。

3-5.投稿頻度・時間帯

ばたしー:
投稿頻度などは決めてらっしゃるんでしょうか?

奥さん:
毎日投稿できるように心がけています。営業日は更新、土日祝日はお休みという感じですね。

ばたしー:
ターゲットのユーザーの好む時間帯などは意識してアップしてらっしゃるんでしょうか?

園中さん:
基本的には帰宅時間帯を狙って16時から18時くらいに投稿するようにしています。また、お子様向け、ママ向けの商品などはお昼に投稿したりしています。

3-6.コミュニケーション

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: ”フォロワー数10万人超え”の記念投稿。基本的にユーザーさんへのコメント返しは行っていないが、定期的に日頃のお礼を伝える投稿を行なっている。

ばたしー:
ユーザーさんとのコミュニケーションについてお伺いしたいです。

園中さん:
いいね数やコメント数などはすごく気にしています。コメントでたくさんご意見を頂けるので、小まめにチェックしています。

ばたしー:
ユーザーさんの投稿などはご覧になっていますか?

奥さん:
ユーザーさんの投稿も小まめにチェックしています。コメントの返信は行っていないのですが、ユーザーさんの投稿に「いいね!」をさせて頂いています。

4.まとめ

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公式アカウントを見ていただければ分かる通り、「100円ショップ」であるということを忘れてしまう程、キャンドゥさん投稿写真はどれもオシャレなものばかりです。これらのコンテンツをインスタグラム用に、しかもバイヤーの方自らで撮影されてらっしゃるというというのは大変驚きました。

また、明確に目的やターゲットを設定されているキャンドゥさんはインスタグラムの運用がしっかりと購買に繫がっており、その効果を実感されてらっしゃるということも大変興味深い点でした。

今後の目標について

今後の目標は「フォロワー数15万人」というお話しを伺うことができたので、今後のインスタグラムでの取り組みが非常に楽しみです。

 

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