【決定版】地方創生をインスタグラムで!6つの事例から導かれる成功の鍵

インスタビジネス活用

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これまで平塚市、和歌山県、銚子市、小笠原村観光局、田原市、葉山町の6つの地方自治体や観光局にインスタレポートをしてきました。今回はその特徴をまとめた地方創生や地方活性化に向けたインスタグラムの活用法の決定版をお送りします!

目次

1.地方自治体がインスタグラムを利用する意味

1-1.視覚的・直感的に魅力を発信する

まず、インスタグラムを地方自治体が利用していく目的は何でしょうか。

多くの自治体は、インスタグラムにおけるターゲット層として20代から30代の若い世代、女性、そしてインバウンドの増加に伴う外国人観光客を認識しています。

ですが、近年インスタグラムの利用者が女性だけでなく男性にも広く拡大し、現在はおよそ6:4(女性:男性)と言われていることや、20代30代だけでなく40代以降のアクティブユーザーが拡大していることもあり、写真好きな人やその街が好きな人を広くターゲット層として捉えている自治体も多いといいます。

(引用:https://blog.lamp.jp/2017-instagram-user/

インスタグラムは他のSNSと比較するとフォトジェニックと呼ばれるように写真を生かせるため、街の魅力を視覚的・直感的にアピールすることができます。地方創生、シティセールス、地方活性化の一環としてインスタグラムを利用しているようです。

1-2.独自のハッシュタグの有効活用が成功の鍵

6つの自治体を取材してきた中で全員に共通すること、かつ最大のインスタグラム運用のメリットとして、「ハッシュタグの利用」があります。

各自治体でプロモートしているオリジナルのハッシュタグを持っています。
平塚市では『#hiratsukagood』、和歌山県では『#insta_wakayama』、銚子市では『#あんだこれ銚子』と『#wowchoshi』、小笠原村観光局では『#ogasawalove』、田原市では『#たはら暮らし』、そして最後に葉山町では『#葉山歩き』とそれぞれ独自のハッシュタグを考案しています。

インスタグラムのプロフィール上やホームページなどを通し、オリジナルのハッシュタグをつけその地の投稿をしてくれるように促進しています。

平塚市では『#hiratsukagood』がつけられた投稿の中から優秀な写真を選びPR動画やガイドブックに利用し、またその写真を素材とした写真展を開催しています。葉山市でも『#葉山歩き』から収集できた写真を活用し写真展を開催しました。銚子市でもハッシュタグの写真投稿を促すためにフォトコンテスト「あんだこれくしょん」を3ヶ月間実施しました。

和歌山県では、『#insta_wakayama』のつけられた投稿から今日の1枚として和歌山県の公式インスタグラム上で紹介をしています。小笠原村観光局では、ハッシュタグから集められた写真についてホームページにおける二次利用をしています。このようにハッシュタグから素材集めをしているケースも多くあります。

上記のようにハッシュタグは、写真展の開催や二次利用などの素材集めができるという役割があるほか、それぞれが気軽におらが街の魅力を発信し、シティプロモーションを市民や観光客が自ら行えるということにポイントがあるでしょう。さらに、そういったユーザーの自発的な動きから、自治体も街のファンでいてくれるアクティブなユーザーを発見できます。

また、オリジナルのハッシュタグをつけ、様々な写真を募集することによって、街の新しい魅力、隠れた魅力を発掘できるとともに、どこに観光客が魅力を感じているのかという感動のポイントを可視化できます。行政が運営するインスタグラムでは、紹介している写真と、市民や観光客の方が素敵だと認識しているスポットにギャップが生じていないかを逐一、簡単にチェックすることができます。

そして、ハッシュタグがあることで街の写真撮影を目的とした観光客の増加を図ることもできます。近年の、絵になる場所、写真に収めたくなる場所を求めて旅行先を探すという傾向はまだまだ継続しそうです。その中でも、若い人を中心にハッシュタグで観光スポットを探しているインスタグラムユーザーは多数いることでしょう。そのようなユーザーに対し、大規模な範囲でアプローチできる可能性を持っています。

2.フォロワー増加の工夫

2-1.親近感をわかせるキャプションやハッシュタグ

多くの自治体の方が投稿の際に工夫している部分として、キャプションへのこだわりが見られました。

自治体は行政という意識を持たれるため、堅いイメージがつきやすいことから、インスタグラムを通し親しみを覚えてもらえるよう、言葉遣いも投稿に合わせて使い分けているようです。真面目な話では丁寧語を使うが、気軽な日常を発信する投稿では、冗談交じりのタメ口を使うようにしているようです。

友人でも他人でもない、適度な距離感を保つことで他のインスタグラムユーザーとの投稿とも馴染みやすいものになります。ここにアカウントが好かれる工夫が見られます。

さらに葉山町では、ハッシュタグも作文風にするなど、さらに身近に感じさせる工夫がされています。

2-2.質の高い投稿写真!

投稿する写真の質が非常にいいということも人気アカウントになるための秘訣でしょう。

インスタグラム用に撮影を行なっている自治体も多く、平塚市では、風景自体を撮るときはメインとなる風景の奥の方まではっきりと映るようにし、人や物を撮るときは対象が少し浮き上がる程度に背景をぼかすなどの工夫がされています。

また、葉山町ではドローンを使った撮影も行われており、いいね!の反応率がいいとともに海外ユーザーからの反応も上がるようです。

田原市では日常の街の人々の表情を撮影した写真が特徴です。街でお声がけをし、写真の撮影を行うこともあるといい、田原市での暮らしぶりを想像させる写真を届けています。

また、上述したように和歌山県ではハッシュタグを利用したUGCの使用がされていますが、その写真選びのポイントとして、写真自体にインパクトがあること、和歌山県の良さを伝えられていること、時節や季節の感じられる写真であることの3点があるそうです。

 

2-3.関連のハッシュタグやロケーションの投稿にいいね!

フォロワーを伸ばすための取り組みとして、地道に街に関わるハッシュタグがつけられた投稿やロケーションの投稿を毎日チェックし、いいね!をしていくということも大切な点です。

多くの人にアカウントの存在に気付いてもらうということも、フォロワーを伸ばしエンゲージメントを上げるためには必須でしょう。

3.リアルイベントの取り込み

インスタグラムから発展させたリアルイベントとして、田原市や葉山町ではオフ会を開催しています。

田原市では1月に「星空撮影会」、3月に「はるいろさんぽ」を行いました。リアルイベントを開催することで、たはら暮らしに愛着を持っていただき、投稿促進に繋がる他、参加者の方がオフ会を通し田原市のファンになってくれ、撮影をしに再び田原市に訪れてくれるなどリピーター化も促せるようです。

葉山町では、過去4回のオフ会を開催し、募集人数を超過するほどの応募人数となっているようです。
写真撮影会とともにトークセッションや交流会など情報交換の場となっています。オフ会後のアンケートでは、「葉山に住みたいと思ったか」という質問項目に関しても好反応がうかがえるようです。

4.まとめ

このようにインスタグラムを通じて魅力を発信するだけでなく、ハッシュタグの有効活用やオフ会の開催などを通じ、定住人口や移住人口を増やすことが可能になります。

具体的には、ハッシュタグを利用しUGCを収集する効果として、

      1. その素材から写真展を開催
      2. ホームページやガイドブックへの活用
      3. 市民自らのシティプロモーション
      4. 街の魅力の再発見
      5. 感動ポイントの可視化
      6. 街の写真撮影を目的とした観光客の増加

が挙げられます。

 

人気アカウントの成功例にならい、インスタグラムを利用した地方創生、地方活性化を考えて見てはいかがでしょうか。

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